【アイデア融合、未来への一歩】【23卒】野村不動産の冬インターン体験記（理系/現場配属型インターンシップ）No.24385（非公開/男性）（2022/4/22公開）

理系ではありますが文系職での就職も考えていたため、規模感の大きな開発に携わることができるデベロッパーの仕事に興味がありました。その中でも、このインターンシップは開催日時の選択肢が多く参加しやすかったため応募しました。

選考過程ではエントリーシートや二種類の適性検査、デザイン思考テストなど多くのステップがあったため、他社のインターンシップに多く応募することで対策しました。

グループディスカッションや面接は選考ステップに含まれていなかっため、エントリーシートやWEBテスト等である一定の基準を満たしていれば通過すると感じました。

地域プロジェクトの開発コンセプト・プランに関するデベロッパー体感グループワーク/業界・企業説明

1日目は最初に簡単な説明があった後、グループに分かれてワークを行いました。2日目は1日目に引き続きグループワークを行った後にグループごとに発表し、最後には希望生の座談会がありました。

まちづくりにおけるコンセプト・テーマ策定や収支計算の方法、多種多様な意見・アイデアを調和し一つの形に落とし込むノウハウ

ある地域プロジェクトの開発コンセプト・プランを提案せよ

1日目にやったこと

最初にデベロッパーに関する基本的な講義が行われた後、グループワークのテーマや進め方の具体的な説明がありました。その後、グループに分かれて、社員さんからのフィードバックも3回挟みながらグループワークを行ないました。

2日目にやったこと

午前中は1日目に引き続きグループワークを進め、社員さんからのフィードバックも2回いただきました。午後にはグループごとにプレゼンを行い、その後野村不動産が過去に手掛けた再開発事業のモデルについての説明が行われました。

人事部の社員さん

なし

グループワークを進める中で社員さんから計5回フィードバックをいただく時間が設定されていたため、比較的社員さんと接する機会は多かったと思います。フィードバック中の社員さんの雰囲気は結構サバサバしていましたが、細かいところまで懇切丁寧に指導してくれました。

グループワークのテーマに対して、取り組む時間が数時間と比較的短めだったため、グループで皆が納得できるようなコンセプトをまとめるのに苦戦しました。2日目の発表に向けて資料も作成しなければいけなかったにも関わらず議論に多くの時間を割いてしまったため、資料のクオリティはあまり高いものではありませんでした。

グループワークを進める中でも、穏やかながら核心のついた発言をする学生の多さを実感し、デベロッパーを志す学生の雰囲気を学ぶことができました。

コンセプトの設計から収支設計まで幅広く業務を体感することで、デベロッパーとして働く際のイメージ像がかなり明確になったと感じました。また、グループ活動を通じて、多種多様な意見・アイデアを調和し一つの形に落とし込むノウハウも鍛えることができたと感じました。

まちづくりの過程で発生する業務の大まかな流れは理解しておくと、ワークの理解度もより上がると感じました。また、企業のまちづくりにおいて大切にすることは自分なりに研究しておくと良いと思いました。

デベロッパーはまちをつくるだけではなく、利用者や未来でのあり方を徹底的に考え、空間・経験を包括した場所を生み出す仕事だということを理解し、とても熱意とやりがいを持って働くことができると感じました。また、ワークを通して、多種多様な意見を聞き取り調和するのが得意な自分にあってるのではないかと感じました。

グループワークには積極的に参加することができましたし、ワークの結果も準優勝と良い結果は残すことができました。一方で、まちづくりと縁がないようなテーマを専門とする自分のようなバックグラウンドを持つ参加学生はとても少なく、なぜわざわざデベロッパーを志すのか、といった志望理由をしっかり固めないといけないと実感しました。

グループ一つ一つの発表に対して懇切丁寧にフィードバックしてくださったことから、業務でも同じように、利用される人の思いを大切にするために徹底的に人に向き合っているのだと感じました。また、最後に紹介していただいた物件についても、時間が経っても人が住みたい・使いたいと思うような仕掛けがたくさん用意されており、まちづくりをより良い形で実現するための惜しみない努力と情熱を感じ取ることができました。

インターンシップ参加後に、本選考が特段有利になるような連絡はありませんでした。ただ、グループワーク中に一言も発さない運営メンバーの社員さんがいたので、ワークへの取り組み方が評価されると優遇されるのかもしれないです。

自身の大学院での研究が食品と関連していること、ものづくりを通じて社会貢献がしたいなどの理由から、食品企業の研究職を主に志望していましたが、就活の前半は業界を広く見ておきたいと考え、理系職文系職問わずインターンシップにはできるだけ多く応募していました。総合職では、もともと興味のあった商社や不動産業界をメインにインターンシップに応募していました。

インターンを通して業界・業務内容の理解は深まり、デベロッパーという仕事や会社の雰囲気にに対して魅力を感じました。一方で、自身の専門性が有利に働くことはなさそうだと実感し、他のデベロッパー志望の学生に多く見られるような応募の絞り方は危険だと考えたため、本選考では第一志望群では無く第二志望群として応募しました。