【業界理解深める5日間】【23卒】野村不動産の冬インターン体験記（文系/現場配属型インターンシップ）No.22376（非公開/男性）（2022/4/15公開）

インターンに興味を持ったのは、デベロッパーの業務になんとなく興味があったため。他社に比べて明らかに長期間である５日間の短期インターンシップであるため、かなり業界理解が深まるのではないかと率直に感じたことから参加を決意した。

特段準備をしたことはないが、過去のインターン選考に関する口コミで学チカの深掘りという情報があったため、学チカのうち話せるエピソードを検討して臨んだ。

明らかに人柄を重視していると思う。私自身はデベロッパーを見ている理由などを聞かれることはなかった。ESに基づく学チカの深掘りが中心。

現場配置型インターン

初日に案内等があり、それ以降は各自が派遣された現場（建築系はそれに準じた部署、その他学生は営業など）につく。

各々の学生で、派遣された現場によりまちまちだと思う。派遣された部署で行っているデベロッパー業務を主に学習。自身以外の学生の経験を共有する場も与えられる。

各自によって様々。派遣部署で与えられた課題を最終日に発表。

前半にやったこと

各部署によりまちまちだと思うが、初日はグループワークが中心。野村不動産の業務の講義なども行われる。２日目以降は、自身が派遣された部署による現場研修が中心となる。派遣された部署で、各自に1人チューターが着くので、そのチューターと共に行動する。

後半にやったこと

こちらも派遣される各部署によって全く異なる。最終日に、派遣部署で与えられた課題（お題）を解決するアイデアを発表する場が与えられる。そのため全部署を通じて、現場を体験しながら現場の課題点などを検討し、発表の準備を少しずつ行っていく。

審査などは無し。発表のみ

なし

インターンシップ中は、自身が配属された部署のメンターの方と大半の時間を共にする。昼食の時間なども一緒に取ることが多く、ざっくばらんに業務のことからプライベートのことまで聞くことができた。

特に苦労をしたことはない。最終日の、与えられた課題（お題）に対する発表の準備は少し気合が必要であり、人によっては時間が足りないという人もいたが、18時にインターン生は完全撤収することが定められており、時間外でやることは求められなかった。現場社員と過ごす時間が大半を占めるが、社員の方もかなり気を遣いつつ対等に接してくださるので、苦労などは全くなかった。

他の学生との関わりは、５日間のインターンシップでは少ない方かとは思う。その分現場社員の方と一緒にいる時間が長いため。

現場では実際にこういった業務が行われているのかと知ることができた。ひとえにデベロッパーとは言っても、都市開発だけではなく実際の業務は様々。野村不動産であれば商業施設や物流、ホテルの運営、PROUDなど住宅事業の営業や用地取得など多岐にわたる。それらの業務を肌で体感することができた。

現場を体感するのが学生の仕事であり、事前準備は求められていないが、野村不動産がどんな事業を行っているのかは、事前に知っておくに越したことはない。

実際の社員の方がどの様に働いているのか、実際に自分の目で見て知ることができたため。基本的なインターンシップは、人事が主導して学生の間でグループワークなどに取り組むことがほとんど。こうしたインターンシップでも業務を垣間見ることはできるが、実際に行われているものとは程遠い。実際に行われている現場を知ることができたからこそ、自分の将来の姿も想起することができた。

自分自身はデベロッパーを絶対の第一志望としているわけではなく、まさに業界研究といった思いで参加した。しかし、周囲に参加する学生にはデベロッパーを第一志望とする学生も多く、話を聞けば確固たる志望動機や過去の体験談などを持ち合わせていた。自分自身も確固たる志望動機を見出さない限り内定は出ない、彼らには勝てないと感じた。

企業に対する志望度はもちろんのこと、企業に対する高感度が何よりも上がった。人事の社員だけでなく、現場の社員もしっかりと学生をサポートしてくださり、会社内の雰囲気も相当にいいことを感じる５日間だった。どなたも相応の努力や苦労をなさっていることも知ったが、それを踏まえても社員の方々とみっちり共に過ごして、志望度が大きく上がった。

５日間のインターンシップに参加しているからこそ、会社の事業や業務に対する理解がかなり深まっており、ESや面接でもより熱意を持って伝えることができると感じる。現場を見たからこその体験談や、現場を見たからこその思いを得ることができることから、本選考においても有利だと思う。

漠然と都市開発って面白そう、という思いからデベロッパーや電鉄系を中心に見ていたが、商社やコンサル、メーカーやマスコミに至るまで、志望業界を絞らずにインターンシップに応募・参加していた。デベロッパーを志望した理由に明確なものはないが、夏季に同業他社のワンデーインターンシップに参加し、デベロッパーの業務ややりがいなどを知った中で、この先数十年この事業に携わるのは面白そうだと感じた。

元来、都市開発って面白そう、という漠然とした思いでデベロッパーを見ていた。このインターンシップを通して、デベロッパーの業務は都市開発だけではないと改めて思わせられた。野村不動産は都市開発に加えて住宅事業やオフィスビル、物流にホテルなど様々な業務を展開しており、他のデベロッパーでもそれは同じ。絶対に都市開発に携わることができるわけではない。その中で何にやりがいを見出していくのかを検討できる機会となった。