20卒 本選考ES
開発職
20卒 | 金沢大学 | 男性
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Q.
薬学部で励んだ勉学や研究について下記の点から記載ください。 ①勉学や研究を進める上で最大の障壁であったことは何ですか? ②それに対しどのように取り組みましたか? *薬局病院実務実習の経験についてでも結構です *記入時には改行はしないでください(1000)
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A.
私の研究における目標は「1年に1回学会発表を行うこと」です。この目標を達成する上で最大の障壁は①今までの先輩が誰も着手していない研究内容であり、何もないところから実験系を立ち上げたこと②国家試験に関連した授業とそれに伴うテストや、約22週間に及ぶ薬剤師実習により修士課程の人より研究時間が少ないことの2つです。①の障壁について、ある方法の技術の体得が必要であったため、私はその技術を用いている論文を何報も読み込みました。その時意識したことは各論文のMethod欄に記載されている共通点と相違点を明確にして情報を収集したことです。各Methodにおける共通点は必須な要素であると考え、論文の条件をできるだけ使用し、相違点については研究室で継続的に行えるコストレベルまでスケールダウンしました。その中で多くの失敗を経験しました。しかし、その度に問題点をできる限り洗い出し、その中で重要だと考えられる原因について解決策や次の条件を自ら先生に提案し研究を進めていきました。結果、予定期間より1か月早く技術を体得し、実験系を確立させることができました。次に②の障壁について、実験系の確立に成功した私は、ある薬物の皮膚における薬物動態を明らかにするために研究を進めました。ここからは薬物動態を明らかにするために様々な条件の検討が必要であったため、膨大な実験量が必要になりました。薬剤師実習により研究時間が短くなる中で実験量を補うために「視野を広く保つ」ことを意識して取り組みました。実験過程全体を見つめ、問題が生じた時に闇雲に解決策を考えるのではなく、その問題が自分の研究の中でどのような位置づけにあるのかを常に考えました。そこから、解決すべきと判断した点は原因を考察し、解決が重要でない点は別の評価方法を用いる等、柔軟に研究を進めました。また、視野を広く保つことで実験過程の中で時間がかかっている部分を見つけ、改善方法を考えることができ、複数の実験を効率的に進めることができました。実習中も毎日夜から研究に励み、努力できる点は全て尽力しました。これらのことを意識して研究に取り組んだ結果、2年間で学会発表を2回することができ、目標を達成できています。また、現在も3回目の発表に向けて努力を継続しています。 続きを読む
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Q.
・今までの自分を振り返って、自分らしさが発揮できたエピソードについて記載ください。 ※記入時に改行はしないでください(400)
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A.
私はチームの力を引き出す、つまり仲間の個性を把握し、適材適所に人材を配置することが得意です。この能力を最も発揮したのは、私が部長を務めた軟式テニスサークルで「現役生の将来を考えるためのOB交流会」を企画した時です。初の試みであったため、同期に趣旨を説明し、皆で協力して取り組みました。その時に最も意識したことは、プレゼン力のある方に宣伝、人脈のある方にOBとの打ち合わせ等、個人の長所を考えて仕事をお願いしたことです。そのため、個性に応じたアイデアが次々と生まれ、運営効率が飛躍的に向上しました。結果、目標より1ヶ月も早く企画は実現し、100名を越える出席を達成しました。この会はとても好評で、翌年以降もOB会として行事の一つとなっています。この経験から、チームのマネジメントには、個人の適材適所を見極め、活発に取り組める環境を整えることが重要であることを再認識しました。 続きを読む
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Q.
臨床開発職としてどのような役割を担いたいですか?また、その理由も記載ください。 ※記入時に改行はしないでください(400)
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A.
私は臨床開発職として、新薬のポテンシャルが最大限発揮できるような治験の構築に努めます。新薬は創薬研究職の方々が苦労して見つけた「希望」です。私の夢は、その希望を最も効果的に一刻も早く世界中の患者様のもとへ同時に届けることです。そのために御社に入社し5年後までに治験のイロハを覚えます。失敗を恐れず挑戦します。その後10目年までに国際共同治験の担当と、国内の治験のプロジェクトリーダーを務めたいです。ここで国際共同治験の難しさや自分がリーダーとなって治験を進める能力を養います。そしてその後20年目までに国際共同治験のプロジェクトリーダーを担当し、世界中の患者様を笑顔にする夢を叶えたいです。「ヒトの育成」に重点を置いている御社であるからこそ、このような具体的でスピーディなキャリアが描けると思います。以上のように、「自身の成長・世界中の患者様への貢献」を目指して御社の臨床開発職を志望します。 続きを読む