22卒 本選考ES
開発職
22卒 | 京都大学 | 男性
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Q.
研究の概要について記入した上で、下記の点について簡潔に記載ください。 ①研究を進める上で最大の障壁であったことは何ですか? ②それに対しどのように取り組みましたか? ※6年制薬系の方は薬局病院実習の経験についてでも結構です。 ※記入時に改行はしないでください。(1000字以内)
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A.
〇〇病は、世界的に多くの患者が存在する一方、現在まで有効な診断・治療法が確立されていない疾患です。〇〇患者の脳内には、〇〇というタンパク質の凝集体が蓄積する事が知られています。したがって、脳内の〇〇を非侵襲的に検出できる分子イメージングプローブの開発は、疾患の診断法確立に寄与すると考えられます。特に、〇〇と呼ばれるイメージング法に用いられるプローブの開発については、世界的に研究が進んでいません。私はその事実に着目し、過去の報告を基に、〇〇用イメージングプローブとして〇種類の候補化合物を設計・合成し、これらの評価を行う事を研究テーマとしました。具体的な内容として、〇〇を用いた実験によって「〇〇への結合性」を、また〇〇マウスを用いた実験によって「〇〇能力」を評価しました。結果、1種類の化合物について、イメージングプローブとして有用な性質を持つ可能性が示唆されました。今後は、さらに〇〇への選択性が高い化合物の探索や、疾患モデルマウスを用いた研究を進める事で、当該分野の研究をさらに発展させる事が期待できます。また、上記の研究を進める上で最大の障壁は「時間的制約」でした。というのも、研究と同時期に行われた薬局・病院実習の関係で、研究に十分な時間を割けない状況であったからです。しかし私は、時間的制約を理由に中途半端な研究で終わらせたくないという思いが強く、「効率的かつ実現可能な実験計画の策定・実行」によって現状打破を試みました。具体的には、まず実験全体の流れから想定されるリスクを考慮し3種類の長期計画を用意。その後、実験の進捗状況や実際のトラブルを考慮し、週毎に短期計画を練るという「長期・短期の2層構成」で実現性を確保しました。計画策定の際は、高コストな実験優先で組立てる事・余白時間を作る事の2点を徹底しました。さらに、計画策定による実験効率化の効果を最大限活かすべく、有機化学分野の教授に助力を仰ぎ、実験内で最も時間を要する有機合成において、より効率的な実験手技を確立しました。結果、これらの取組みが功を奏し、半年で論文投稿を達成する事ができました。このように、限られた時間で結果を出す計画力・行動力は、貴社の臨床開発業務においても存分に活かす事ができると考えています。 続きを読む
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Q.
今までの自分を振り返って、自分らしさが発揮できたエピソードについて記載ください。 ※記入時に改行はしないでください(400字以内)
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A.
「常に客観的である事」が私らしさです。チームプレーにおいて課題が生じた際も、冷静に分析し、適切なアプローチによって周囲と協働可能な基盤を構築できます。大学で所属していた〇〇サークルにおいて、大会戦績が低迷していた近況を打開すべく、私は伝統を覆す「洋風」な踊りの導入を提案しました。しかし、メンバーからの反発は強く、導入は難航を極めました。反発の要因を探るべく、ヒアリングを重ねた所、「伝統が途絶える事」ではなく「施策が未知である」点に抵抗を感じるメンバーが多い事を見出しました。そこでまず、施策の具体的なイメージを持ってもらう為に、草案段階から積極的に皆と共有する機会を作りました。すると、反対の声は激減。さらに最後の一押しとして、皆の心を掴むべく、伝統を打ち破る事の意義や自身の想いを伝えました。結果として、メンバー全員の協力を得られ、一丸となって歩みを進める事ができました。 続きを読む
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Q.
臨床開発職としてどのような役割を担いたいですか?また、その理由も記載ください。 ※記入時に改行はしないでください(400字以内)
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A.
薬そのものに対しては勿論のこと、新薬開発に関わる全ての「人」に対しても、価値を最大限引き出せるような役割を担いたいと考えています。新薬の価値は、各関係者がそれぞれの役割の中で生み出した価値の「掛け算」だと認識しています。その為、新薬開発業務の中核として各方面の連携を担う臨床開発職は、薬のポテンシャルを引き出せる臨床試験計画立案のみならず、患者の声を研究職の方に届けたり、医療現場の声を計画に反映して医師やCRCがより動きやすい試験を実現したりと、やりとりを通して「人の価値」を高める営みもまた重要な役割ではないか、と考えています。結果として高められた薬の価値は、薬を待つ世界中の患者に還元され、「世界の人々の健康に貢献する」という貴社の使命の具現化にも貢献し得ると確信しています。この実現に向けて、開発の全てのプロセスに携われる貴社において幅広く経験を積み、広い視野を持つリーダーを目指します。 続きを読む