【アイデアを具現化、挑戦と成長】【21卒】ライオンの冬インターン体験記（理系/研究職）No.9221（東京農工大学大学院/男性）（2020/7/10公開）

研究の雰囲気はネットや説明会だけでは分からなかったので参加を決めました。自分の研究分野と関りがあり、雰囲気がよさそうなところを選びました。また志望度も高かったので本選考に向けて、話に厚みが持たせられると考えていたのも一つの理由。

学内での説明会に参加した際に説明に来ていた社員さんの雰囲気を感じ取り、この会社ではこういう雰囲気の人が働いているというイメージをつかんだ。ESもそのイメージに合うように書いた。

新規ボディーソープの製品開発

1日目にやったこと

会社説明。インターンのコンセプトの説明。3，4人のグループごとに既存製品の評価を行い、その内容に基づき新規製品の立案を行った。その案を実際に成分を配合し作成。新規製品の評価し、グループごとに発表した。

人事社員／研究職の社員

なし

実現したいアイデアと実際にできた製品とのギャップについて、配合段階で予測しうるものについては突っ込まれていた。また配合は計二回できたが二回目で完成させる意識をもって一回目の配合を特徴的なものにしたところ評価された。

立案した製品を実際に配合することから、より実現性の高い案を考える必要があった。ただ、製品を評価する際にあまりにも平凡な製品だと細かな採点がつけづらいので、良い塩梅をとることが必要であった。意図を持った配合でないと後々突っ込まれるので配合を考えるところに一番重きを置いた。

時間やモノなどの資源が限られているなかで、どのように製品開発を行っていくかという企業の研究職ならではの体験を得ることができた。説明会での説明では感じ取れなかった生の経験は言葉に表せない。本選考においてもこの経験から志望動機をかけたので貴重な体験だった。

基本的な化学の知識があれば特に何か準備すべきことはないように感じた。強いて言えば、製品に含まれる成分を軽く押さえること。

製品の立案から実際の配合まで通してインターンで体験できたので、たとえ商材が違えど根幹は同じであるから研究職として働くイメージがつきやすかった。また配合や結果のまとめ中に社員の方と雑談したときの雰囲気も良かったので現場での雰囲気がイメージできた。

三日間ある１Dayのインターンシップの一日の参加者に過ぎないので、選考初期は突破できてもその後は分からないなという印象だった。ESや一次選考の段階ではこのインターンシップで感じたことを話せば他の就活生と差別化ができ、通過するだろうと感じた。

私個人としては、研究職で実際に研究を行う雰囲気を知れることは志望度に大きくかかわるので今回のインターンシップで社員の方も含めて雰囲気を感じ取れたことは志望度が上がる大きな要因のひとつであった。内容も身近な製品であったことから、会社に入り自分が製品開発を行う意欲が湧いた。

早期選考や選考免除は受けれなかったが、インターンシップに参加したことでESや動画で話す内容に説得力が増しているのを自分でも感じ取れた。このことは選考に有利に働くと考える。

日用品を取り扱っている企業の研究職の選考を受けようと考えていた。またその中でも自分の専攻と関りがある企業の研究職を優先的に受けようと考えていた。というのも、今まで自分が勉強してきた知識や経験を生かせる企業で働きたいと考えていたので、事業内容が専攻とあまりにもかけ離れているところは志望度は高くなかった。

規模が大きい会社に入社すると、直面した課題に対しての解放が多く選択肢としてとれるだろうと想像ついた。また研究機器なども安くないので自前の設備の良さも大事だろうと考えた。研究職として働いたときにどこで喜びを感じるだろうかと考えたときに、やはり自分の研究が世の役に立つときだろうと思ったので、研究の社会に反映しやすさも大事だと思った。