21卒 本選考ES
PV
21卒 | 星薬科大学 | 女性
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Q.
協和キリンへの志望動機を教えてください。(全角600字以内)
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A.
人生の長い時間を仕事で費やすことから、仕事を生きがいにできるかどうかを就活の軸としています。貴社であれば、人の命を救う情熱を持ちながら、主体性を求められる環境で、やりがいを持って働くことができると考えました。 「私たちの志」のビデオを見て、「人の命を救いたい」という熱い想いと、他社の説明会では感じたことのない「切実さ」を感じました。 私の祖母は健康診断に通っていたにも関わらず、末期がんであることが唐突に判明してから1週間で苦しみ亡くなる姿を見て、医療の限界を感じました。一方、胃がんと心筋梗塞で2度の手術をしたにも関わらず、69歳になった今も現役で働く恩師を見て、医療の可能性も感じました。このような経験を糧とし、私も貴社の一員になり、「人の命を救いたい」という熱い情熱をもって働きたいと考えました。 また、貴社は日本本社の中堅会社であり、社員一人ひとりの裁量が大きい点から、主体性を求められる環境にやりがいを感じました。私は合唱部部長、バレーボール部等に本気で取り組み、主体性を持って周囲を巻き込む力を鍛えたと共に、主体的に行動して結果を出す楽しさに気づきました。さらに、共同研究先の熟練の研究員と、新規抗うつ薬研究の立ち上げに挑戦し、基礎研究への理解力を養いました。 主体性がより求められる貴社でPVとして、グローバル規模で社内連携を深め、臨床研究と基礎研究を考慮し、薬の可能性を最大限に高めたいです。 続きを読む
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Q.
大学入学以降に個人の力で成し遂げたことについて、その内容とあなたが工夫したことを教えて下さい。(400字以内)
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A.
私は父に憧れ、医療業界でグローバルに働ける人材を目指して不断の努力をし、医療について英語で討議ができるまでに英会話力を鍛えることができました。 高校生1年次に初めての留学したのですが、英語が話せず、友達を1人も作れずに終了した悔しさがきっかけとなり、大学入学と共に英会話学校に通いはじめました。その甲斐あってか、大学2年次のアイルランドでの留学では多くの友達を作ることができ、グローバルで戦う自信をつけることができました。 大学三年次からは薬理学研究室に所属し、医療業界で使える英会話力を鍛えました。医療論文を年間100報以上読み、学会では海外の研究者に積極的に質問をしました。その結果ドイツ人薬剤師と医療の今後を討議しながら1日観光をする程、医療業界で使える英語力を鍛えることができました。 貴社では、鍛えた英会話力を生かして若いうちからグローバルに挑戦し、将来的には貴社のグローバル展開に貢献したいです。 続きを読む
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Q.
大学入学以降に複数人で成し遂げたことについて、その内容とあなたが果たした役割を教えて下さい。(400字以内)
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A.
私は大学で、平均身長160cmの弱小バレーボール部に所属していました。周囲が勝つことに諦めている中で、勝つことにこだわり、チームを改革しました。 まず私がチームの潤滑剤となり、やる気が出にくい後輩や控えの選手を戦力にすることを考えました。高校生活における部長経験から、部員全員が主体性をもつ重要性を理解していたからです。今までレギュラーだけでやっていた作戦会議に全員参加させ、勝つための意見を後輩や控え選手にも積極的に求めるようにしました。 部内の風通しをよくできた結果、後輩や控え選手に主体性が生まれ、試合の時は相手の弱点を見つけてくれる大事な戦力へと変わりました。チーム全員が勝つために主体的に行動した結果、歴代最低平均身長で全国医歯薬大会3位という歴代最高成績を残せました。 私は多部署との関わりが多いPVで社内の潤滑剤となり、部署間連携をより強めることで、貴社に貢献したいと考えています。 続きを読む
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Q.
これまでの人生で(大学以前でも可)心からうれしいと思ったこと、楽しいと思ったことを 教えて下さい。(400字以内)
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A.
小学校の時に所属していた合唱団のコンサートに、大人になってから卒業生として再び、当時の仲間や先生と出演できたことです。自身の成長した姿を見せられたことは、当時お世話になった方々に恩返しができたようで非常に嬉しく感じました。 しかしその中で最も嬉しかったことは、合唱団卒業から15年ほど経ったにも関わらず、小学校の時にお世話になった年配の合唱団員が、元気で変わらず合唱を続けてくれていたことです。合唱団を卒業してから、先生は胃がんになり、胃の3分の2を切除したと聞きました。当時と比べ、胃の切除による体力の著しい低下を覚悟していましたが、実際は日本の医療技術により回復しており、現役時代を超えているのではないかと疑うパワフルさで指導してくれました。その時は小学生であった当時の記憶が蘇り、幸せな気持ちで満たされました。この経験を通して、私の医療に携わりたいという漠然とした想いが確信に変わりました。 続きを読む
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Q.
あなたが現在取り組んでいる研究の概要と研究の意義を教えて下さい。(400字以内)
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A.
近年、気分障害による社会経済的損失は約3兆円に至り、より良い抗うつ薬開発が急務となっています。ケタミンは、従来の抗うつ薬が効果発現に2週間要するのに対して、2時間という即効性効果、また持続性効果も認められ、非常に期待されています。共同研究先の東京都医学総合研究所でも、行動実験によりケタミンの急性・持続性抗うつ効果が認められましたが、NMDA受容体サブユニットの1つであるGluN2D欠損マウスにおいては、ケタミンの持続性効果は認められませんでした。そこで私はGluN2D欠損マウスを用いて、近年ケタミンの抗うつ効果発現に重要であると報告された、ケタミン代謝物による急性・持続性抗うつ効果を行動実験により調べました。また現在、行動実験後のマウス脳を摘出し、うつ病に関与する生体内分子の発現量変化を解析しています。ケタミンのより詳細な作用機序を解明し、抗うつ薬開発に役立てたいです。 続きを読む