- Q. 志望動機
- A.
持田製薬株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2021卒持田製薬株式会社のレポート
公開日:2020年7月13日
選考概要
- 年度
-
- 2021年度
- 結果
-
- 内定辞退
- 職種
-
- MR
投稿者
- 大学
-
- 東京薬科大学
- インターン
-
- 阪神調剤ホールディング
- 日本新薬
- リニカル
- 住友ファーマ
- アインホールディングス
- 大塚製薬
- 資生堂
- エムスリー
- アイセイ薬局
- 旭化成ファーマ
- 日本メディカルシステム
- 中外製薬
- 富士フイルム和光純薬
- シーユーシー
- 入社予定
選考フロー
企業研究
持田製薬は、コプロにたけている企業です。そして、あまり知られていない企業ではありますが、潰瘍性大腸炎治療薬(リアルダ)、慢性便秘症治療薬(グーフィス)など第一選択になるような医薬品があります。また、無借金経営や、M&Aを行わないなど、時代に逆行しているような感じを受けますが、今ままで生き残っています。そのように内情を企業サイトのIRや、就活四季報を調べて学んでいました。また、今後働くにあたってパイプラインや今までの有名な医薬品は知っておいたほうが話のネタになるかもしれません。製薬会社たくさんありますがなぜ持田製薬なのかをはっきりさせておくことが合格に一番大切なことだと思います。なんで持田製薬なのかしつこく聞かれます。
志望動機
私は貴社で自分の薬学知識を活かした医薬品の情報提供方法を行い、「1日でも早く1人でも多くの患者に薬を届けたい」という思いがある。貴社の医薬品はアンメットメディカルニーズの領域が多く、患者への貢献度が非常に高いと考える。実際に私は実務実習中に貴社の薬であるリアルダで病態が改善する経験をした。私は、MRから使用方法の情報提供を受け、服薬指導に活かすことができ、医療従事者の生涯学習の面でもMRによる情報提供が大きいことを知った。様々な薬剤の勉強会に参加しMRが製薬会社と医療機関の架け橋となっていることにも気づいた。製薬会社が新薬を作っても、医療従事者に薬を知ってもらわない限り患者には届かない。私はアンメットメディカルニーズが多い貴社で、自分の薬学的知識を活かし患者に薬を届ける手助けをしたい。
説明会・セミナー
- 時間
- - -
- 実施時期
- 2020年04月
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2020年04月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
WEBテスト対策で行ったこと
SPIの参考書をもっていたので、それを用いて対策を行っていた。
WEBテストの内容・科目
玉手箱
1次面接 通過
- 実施時期
- 2020年06月
- 形式
- 学生1 面接官3
- 面接時間
- 40分
- 面接官の肩書
- 人事、営業所長2名
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
雑談のような形だが、深い部分まで突っ込まれるため、浅い企業研究では落ちてしまうと思う。企業研究や業界研究をしておくことが大切。
面接の雰囲気
人事とアイスブレイクをしてから、面接に入る。雑談のようなかたちで緊張はほぐれた。話を聞いてくれる姿勢が好感をもてた。
1次面接で聞かれた質問と回答
海外に留学してるけど何学んだ?/日本との大きな違いはなんだった?
米国薬学部で学んだことは「挑戦力」です。研修前は、「語学力への不安」や「米国の薬物治療の知識不足」という問題点がありました。その問題点を解決するために研修前にTOEICの勉強や英語で授業を行う特別講義の受講をして語学力の向上に努めました。さらに米国の薬物治療については、論文などを読み理解を深めました。その結果、海外研修中には講義の深い理解や現地学生との積極的な意見交換を行うことができ、病棟実習中には他の医療職種に日本との薬物治療の違いを尋ねられることがあり、それに対しても説明することができました。最初の一歩を踏み出すことは非常に勇気のいることでしが、挑戦することの大切さとその挑戦から得られるものの大きさに気付かされました。/また、アメリカの場合、日本に比べ後発品が非常に進んでいる印象を受けました。貴社の場合、オーソライズドジェネリックなど、後発品にも力を入れているため貴社は一歩進んでいると感じ貴社を志望いたしました。
研究はどんなことをしていた?/漢方研究会とか研究も漢方でやってるけど漢方メーカーは考えなかった?
漢方研究会に所属していて、以前から漢方に興味があった影響で、私は○○の副作用による痺れに対して、経験上使用されている薬の効果について研究を行っていました。○○などが、長年臨床の現場で用いられ、安全性については確認されています。特に抗がん剤による治療を受けている患者は、体力が低下していることが多く副作用がでやすい環境にあります。そのため、まだ臨床データが少ない新薬よりも、これらの薬が臨床の場で痺れ対策に多く使われています。その○○の有効性を検討する研究を行っていました。/しかし、研究を行っても実際に漢方がどう効くのか、本当に効いているのかわかりませんでした。そのような経験から、効果が不明確な漢方に興味がなくなり、御社のような新薬のメーカーにしぼり就活しています。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2020年06月
- 形式
- 学生1 面接官3
- 面接時間
- 40分
- 面接官の肩書
- 人事、部長クラス2名
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
MRとして適性があるかを見られていた気がする。賞与のことやMRのマイナス面を聞いてくるなど職種理解度を図られていたと思う。
面接の雰囲気
最終面接もコロナウイルスの関係でウェブ面談だった。最初に人事とのアイスブレイクがあり、緊張をほぐすことができた。
最終面接で聞かれた質問と回答
MRのやりがいって何だと思う?/MRの賞与って何で決まると思う?
MR職のやりがいは、臨床に近い場所で多くの患者に医薬品を届ける手助けができることだと考えます。また、患者貢献と並行して、会社のために医薬品の納入額などの成果が求められることがMR職の厳しい点だと思います。私は医療機関への訪問などによって医師との面会や通院患者の様子から、処方のニーズを把握し、そのニーズに合わせた営業を行うことが医薬品の新規納入など結果につなげ、そのさきにいる患者のことを考え、この厳しい点を克服したいと考えます。/私はMRの賞与の構成は、営業成績だと思います。さきほどもお話させていただきましたが、患者貢献というきれいごとだけでは会社は成り立ちません。成績を賞与などに反映させることでMR業務のモチベーションにつながると考えています。
MRって今後どうなると思う?/なぜそう思うの?それを改善するためにはどうすればいい?
各社採用人数がへっているように、今後MRは淘汰されていくと思います。新型コロナウイルスの影響でMRの訪問規制がかかっている病も多く、この状況はしばらく続くと思います。そのため薬品の営業と情報の提供を行うMRは、AI技術の発展で必要がなくなり、これからは、デジタル化のみでは集めきれない情報を集め、より医療機関のニーズにそった営業や情報提供を行うMRが必要とされると感じました。そのため、今後必要とされるMRとなるために、医療機関を訪問した際には薬の使用感や気になる点など、人間だからこそできる深い聞きとりを行いたいと考えます。その聞き取りから、医療機関のニーズなど新しい営業にも活かして、デジタル技術に負けるのではなく、デジタル技術と共存し、うまく使ってMR業務を行う必要があると考えます。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
面接終了後10分ほどで人事から連絡がかかってきて、内定です。といわれ対応力が素晴らしかった。内定後にフィードバッグ面談があった。
内定に必要なことは何だと思うか
本質を見られていた気がします。私の場合今まで最終面談で落ちてしまっていた企業の志望動機などがすべて受け身でした。「御社の薬はすごい」「この研修制度でMRになりたい」など受け身の志望動機ばかりを言ってしまいました。そのため、持田製薬の面接では、挑戦力や自分の強みをどう生かすか、それを活かす場所が持田製薬でなければならない理由などを説明しました。何事にもこれからどう生かしていくのかを考える、未来を考えることが重要だと思います。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
パイプラインや今までの有名な医薬品は知っておいたほうが話のネタになるし、面接官に聞かれてしまうので、薬学部出身以外は不利かもしれないが企業研究の深さとそれを自分の力とどう合わせられるのかを伝えることが内定の秘訣だと思います。
内定したからこそ分かる選考の注意点
最終面接は意思確認のようなもので、あまり落とされていない気がした。そのため、最終面接前の面接や適性検査が非常に大切なのだと思う。たかが適性検査と思わずに、初期の面談や、説明会などを本気やれば受かる可能性は高いのかもしれません。
内定後、社員や人事からのフォロー
面接後にフィードバッグ面談の開催を提案してくれたり、学生の不安を取り除いてくれていた。会社の雰囲気がでていると思う。
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持田製薬の 会社情報
会社名 | 持田製薬株式会社 |
---|---|
フリガナ | モチダセイヤク |
設立日 | 1945年4月 |
資本金 | 72億2900万円 |
従業員数 | 1,522人 |
売上高 | 1028億8500万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 持田直幸 |
本社所在地 | 〒160-0004 東京都新宿区四谷1丁目7番地 |
平均年齢 | 42.8歳 |
平均給与 | 822万円 |
電話番号 | 03-3358-7211 |
URL | https://www.mochida.co.jp/ |
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