【根拠を問われる、挑戦の日々】【22卒】富士フイルムの夏インターン体験記（文系/ONEMONTHINTERNSHIP）No.15906（明治大学/男性）（2021/6/24公開）

実は、参加前は富士フイルムが何をしている会社なのか、デジカメや写ルンですで社名は知っていたぐらいで、よく知らなかった。ただ、親や先輩からとても良い会社だという定評があったし、人気企業だったので、インターンでそれを確かめようとした。

インターンの内容が、一か月間で自分が想いをもって取り組みたいことについて全力で取り組むという内容だったため、本当に自分がやりたいことをアピールするように心がけた。2020年は、コロナで活動が制限されてしまったが、それでもやりたいことがあった。あとは会社のHPを事前に確認しておいた。

ES・ウェブテスト・個人面接があるが、重要なのは個人面接だと感じた。面接では、ガクチカを徹底して聞かれたため対策が必要。

自身の取り組みたい内容についての課題をあげ、現状分析を行う。
LINEworksを使って、毎日日常の中で感じたこと・気づいたことについて自分の仮設をたてて共有し、それについてメンバーからコメントをもらう。

Googleスプレッドシートを使い、グループごとにそれぞれの課題を共有する。

なぜ？を大事にすることの習慣化。

自分が想いをもって取り組みたいことについて、PDCA分析をして回していく。

1週目にやったこと

1日目は富士フイルムの会社説明や学生同士の自己紹介を行った。また、インターンで使用するアプリの説明などもここでされた。1週目からデイリーレポートの記録が始まった。

2週目にやったこと

2週目も、引き続き自身が取り組んでいることに対してGoogleスプレッドシートに随時記入していった。STPD（See、Think、Plan、Do）を大事にした。

3週目にやったこと

3週目のタイミングで、グループごとに中間報告会が行われた。Googleスプレッドシートの進み具合を報告し、お互いにアドバイスをしあった。また、社員の方も一緒に解決策を考えてくれた。

4週目にやったこと

4週目も、引き続きGoogleスプレッドシートの記入とデイリーレポートの記録を行った。最終日には、グループで自身が取り組んだことについて発表した。またデイリーレポートでは、今までの振り返りをし、各グループごとに優秀賞を決め、発表した。

それ以降の週にやったこと

一か月間のインターンシップだったので、それ以降は特になかった。ただ、インターン参加者限定で同窓会が用意された。本来なら対面形式で地方の学生も交通費が出る予定だったが、コロナの関係で結局はオンラインでの開催になってしまった。

人事部採用担当

なし

社員の方からは、自身の取り組むべきことに対して、解決策を考えるときに、「どうしてその施策なのか？」を常に問われた。根拠をもって物事を考えることの大切さを教わった。

一番大変だったのは、やはりデイリーレポートだった。毎日、日常生活の中で疑問に思ったことについて自分なりに仮説を立てて、メンバーに共有するのは、大変だった。また他メンバーのデイリーレポートにもコメントしなければいけなかったので、考える時間が増えた。

各グループ3人～4人でインターンを行った。デイリーレポートが毎日あったので、連絡は頻繁にとっていた。みんな積極的に取り組んでおり、それに影響されて自分のモチベーションも上昇した。

日常生活の中で、疑問に思うことが増えた。今までだったら素通りしてしまうようなことも、「これってなんでこうなっているんだろう？」と思うようになった。社会人になるにあたって、こういうアンテナを広く張るということは非常に大切だと気付かされた。

もう少し、一か月間自分が取り組みたいことの流れを考えておくべきだった。ただ、特に参加前に準備しておくことは必要ないと感じ、周りのメンバーも同じような感じだった。

人の観点でいうと、どの企業よりも魅力的に感じ、社員だけでなく参加している学生も一緒に働きたい！と思えるようなメンバーだった。しかし、自分のレベルとはかなり差があり、優秀な人が多いと感じた。また、OB訪問で社員の方から言われた、富士フイルムで働いている人の特徴に当てはまらないと感じたため。特徴１東大京大クラスの人、特徴２語学力や海外経験が豊富な人、特徴３体育会などスポーツに全力で取り組んでいるひと。

内定が出るか出ないかの観点でいうと、しっかり対策すれば出ると思う。実際にインターンに参加していると採用担当の人と仲良くすることができ、本選考でも面接の担当になることがあるため。インターンに参加していない学生と比べると、出やすいと思った。ただ、採用人数が少なくSPIの足切りも高いため、インターンに参加しているからといって、全く油断はできない。

まず社員の方が、学生の視点で考えてくれたり、インターン全体における対応が親切だったことが非常に好印象だった。人として魅力的な方が集まっている企業だと感じた。また事業も、イメージングやヘルスケアなど多角的で、仕事に飽きることがない会社だなと思った。

インターン参加者は、GDが免除されるという噂を聞いた。あくまで噂なので、実際のところどうなのか、自分は本選考を受けていないのでわからない。また、採用担当とLINEworksでつながれるので、面接に有利になると思う。

インターン参加前は、メーカー（食品・精密機器・総合電機・素材）、銀行、損害保険、物流、鉄道、IT、コンサルなど、比較的広く多様な業界を見ていた。富士フイルムのインターンシップに参加したあとも、特にメーカーに絞るようなことはなかった。インターンでは、あまり事業のことについては触れず、キャリア理解ができなかったため。

超優秀な人たちが集まっているという印象を受けた。担当社員のみならず、参加している学生もとても優秀で、感銘を受けた。富士フイルムの「人」を大事にする社風はとても理解することができた一方で、仕事内容やキャリアに関しての理解があまり深まらなかった。しかし、インターンの他にもWeb説明会やキャリアセミナー、OBOG訪問などのイベントがインターン参加者限定で開かれるため、特に問題はない。