【革新的な技術で未来を創る】【17卒】ルネサスエレクトロニクスの本選考体験記 No.1838（兵庫県立大学/）（2017/6/13公開）

分かりにくい業界・職種であるため詳しく説明されたあと分かっているのかを深く掘られる。インターネットやパンフレットに書かれている内容はある程度理解しておき、それでも本当に分からない場合は正直に申し出て質問はしっかりとしておいた方が良いと思います。全く分からないのは論外だが、知った上での質問は意欲と見られて評価があがるかもしれない。しかし、質問攻めは良くないので注意して下さい。

面接は非常に穏やかでした。穏やかさが裏目に出て気持ちの切り替えがうまく出来ずに初めはあたふたするかもしれません。

この職種について理解していますか？

まず初めに注意点として、私は希望職種が定員に達したため別の職種に変更になり「後工程」で希望を出しています。そのためこの質問が追加された可能性があります。後工程の職種は、配線の回路設計、パッケージなどを製作する職種だと思っています。この職種を選んだ理由としては、生産技術の職種に興味がありこの職種にしました。というのも私は多くのことに疑問を持ち様々なモノの改善に貢献してきました。例えば、アルバイトのスプーン汚れのクレームに対して洗っている本人に注意を促すだけでなくお店全体で洗い方の方法自体を変えることでクレーム件数の激減に成功しました。この性格を最も活かせる場所が生産技術だと感じたためです。

他社はどういったところを受けていますか

私は材料で世の中を変えれるという魅力がある半導体に興味があります。そのため研究室も半導体関連に配属し、就職先も半導体メーカーを中心で受けております。※ここで順調に進んでいる会社を3社ほど例に挙げ細かく説明した。その中でもうちの会社は何番目？と聞かれた。第一志望軍に入りますが、正直なところまだ決めかねております。御社も半導体メーカーであり、非常に興味があるため実際に働いている雰囲気を面接や見学を通して最終的には決めていこうと思っています。

1次面接でほとんど決まっているのかと思うくらい、気になる部分を突っ込まれた後に雑談が始まり質問タイムになりました。1次面接の結果が良ければここでは確認で終わりといったイメージです。評価がいい人は、しっかりとした受け答えや前の面接と食い違いがなければ落ちることは無いと思います。評価がそこまで良くない人は、しっかり面接される可能性もあります。

自己紹介と気になるESの箇所を突っ込まれた後は、質問タイムだった。私は他の内定先と悩んでいることもあって、その場で内定決まった雰囲気が出ていたため質問タイムになったのだと思う。

研究について教えて下さい

私は御社も開発に力を入れておりますIoT機器への搭載が期待される【振動型発電素子】について研究しています。現状、発電量が乏しいという課題があります。そこで、半導体産業で用いられるHfO2に着目し、本来マイナス要因とされる欠陥を利用することで発電量を増大させる可能性を見出しました。本研究を発展させれば、微弱振動での発電や多くの電力を必要とするIoT機器への応用が可能となり、将来的に電池や配線を不要にすることが期待されます。

他社のインターンシップでどのようなことをしたのかを教えて下さい。

自動車部品メーカーのインターンシップで【回路設計】に2週間携わりました。実習内容は、DA表を用いて原価低減案を作成し、実機への改造を行いました。また、どの案が最も顧客の要求を満たせるかを判断しました。次に、トラブル予測のためのFMEAを実施し、机上で不具合が起こり得る可能性を抽出し、安全性への理解を深めました。最終日に今まで学んだことを発表する機会があり、参加したインターンシップの会社が高い評価もいただきました。