18卒 インターンES
総合職
18卒 | 慶應義塾大学 | 男性
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Q.
人生で成し遂げた一番大きなものはなんですか?
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A.
私は契約社員として勤務していたApple Storeで、免税手続の改善を実現した。当時入社2ヶ月目だった私は、他の既存社員達の間では「当たり前」になっていた当時の免税システムに疑問を感じ、”それまでスタッフがストア中で道具を広げ行っていた免税作業を一箇所にまとめ、煩雑な見た目を改善すると共に免税手続を効率化する”といった変化を起こした。手始めに、免税作業に追われて手を焼いていた中国人スタッフ達に私の構想を伝えると、全員がアイデアに賛同してくれた。当時、売上げの約60%が中国人観光客によるものであった為、接客に追われ負担がかかっていた彼らはとても協力的であった。その後、ベテランの先輩方にコンタクトを取りアドバイスをいただき、マネージャー陣とストアリーダーに直接掛けあった。入社したての頃でまだ名前も覚えていただいてない状態での行動だったが、如何に当時の免税制度が店側と客側双方にデメリットのあるものであるか、また改革によってどのようなメリットが生まれるのかを伝えた。そうするとその場で承認を頂くことができ、さらに改善活動のリーダーを任された。すぐに、核となって共に企画を進めるメンバーの募集を始め、社内用オンライン掲示板での呼びかけ、意見の収集をした。店舗のビジュアル担当のスタッフとの衝突もあったが折れずに食らいつき、何とか納得してもらう事ができた。その結果、最初の中国人スタッフに声がけしてから1ヶ月で改革案を実現する事ができ、それまで免税作業によって煩雑だった店内の印象が改善された。また成果は数値にも現れ、購入客向けにメールで送られるアンケートで、接客対応までの時間、混雑度に関する項目でのポイントが、試用期間2ヶ月平均で10ポイント中1.8ポイント上昇したのである。この経験を通じて私は、権力や肩書きが無くても根気強く足を動かし続けることで、変化を起こすことができると学んだ。 続きを読む