18卒 本選考ES
MSL職
18卒 | 東京理科大学大学院 | 男性
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Q.
◆高い目標の実現に向け、主体的に設定した具体的な行動を紹介して下さい。どのような強みの形成につながりましたか。(全角1000文字)
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A.
「科学技術を活用し、豊かな社会を創造する」という大きな目標に向けて、学業に5年間励んできた。この経験を通じ、多角的な視点から物事を深く考える力を培った。上記の目標に向け、学部時代、研究室配属後、院進学後と3つの期間それぞれで目標を設定し、主体的に努力してきた。 【学部時代】 私は「革新的な科学研究が豊かな社会を創造する」との想いで理系の大学に進学。「特化した専門性の習得」を目標に設定した。それにもかかわらず、学部2年次、他学部の友人の勉強量と比較し、自分の勉強量の少なさに危機感を抱いた私は、最低でも他学部の課題量は勉強しようと尽力。その過程で分子生物学の面白さに興味を抱いた。興味を抱いた私は、半期で1000ページある専門書を4冊読み、疑問やアイディアが思い浮かぶ度に先生や先輩と活発に議論を行うなど、当初思っていた以上に学業に尽力。その姿勢が認められ、通常学部4年次に配属される研究室に学部2年の11月に配属を許可された。 【研究室配属後】 配属後は「授業やアカペラ活動、アルバイトとの両立」を目標に設定。先輩方と密に連絡を取り合い、実験をシェアしたり1ヶ月前から実験計画を立てたりするなど工夫し、両立を達成。4年進級後は、研究が行き詰まれば徹夜で論文を10報読み突破口を見つけたり、興味深い研究内容を見つければ、直接その先生のもとに足を運び、研究談義を交わしたりするなどして研究に尽力。その結果、先輩との共同研究ではあるが、国際学会で学部生唯一の優秀賞受賞という成果もあげた。 【院進学後】 さらに院進学後は、「5年後の実用化を目指す」とプレスリリースされた科学技術の多くが実用化に至っていない現状に疑問を感じ、専門分野に偏っていた思考方法から脱却する必要性を痛感。「幅広い知識を持つこと」を目標に設定し、経済学や哲学にも興味を抱いた。そこで、薬学や理学から社会学まで10を超える学会に参加。また、大学教授から国家公務員まで約40名の方のもとへ足を運び、「君の仮説は何十年も前の学説」「君の考えは青い」と言われながらも、「科学技術が社会に還元される際の障壁」や「科学技術と社会の関係性」に関する自分の考えをぶつけ、多くの議論を交わした。その議論を通じ、豊かな社会を創造するには「革新的な研究だけでなく、市民を含めたステークホルダー同士の相互会話も必要」だと考えを深めた。 続きを読む
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Q.
◆製薬企業を選んだ理由およびエーザイを志望する動機について。(全角500文字)
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A.
まず、製薬企業を選択した理由、次に貴社を志望した理由を記述する。 私は幼少期に祖父を亡くし、高校生の時に尊敬していた恩師を亡くした。また、社会がいかに便利で豊かになろうとも、人々の生活が健康的で豊かでなければ意味が無いとも考えている。上記の2点から、人生上の様々な分岐点では「人々の健康的な生活に貢献できる」ことを潜在的に重要視してきた。就職活動でも、自分のバックグラウンドを活かし、「人々の健康的な生活に貢献できる」のは製薬企業だと考え、選択した。 その製薬企業の中でも貴社を志望する理由は、以下の2点があげられる。「患者様に寄り添い、患者様の声に出来ない想いを汲み取る」という説明会で貴社の社員様が仰っていた言葉に感銘を受けたこと。また、医薬品の販売による社会貢献だけではなく「がん患者様に対する料理レシピの作成」「てんかん患者様に対するスポーツ教室」「DEC錠の無償提供」「認知症患者様が暮らしやすい街作り」など様々な形での社会貢献を行っていることである。 hhcを企業理念に掲げ、患者様に寄り添う時間と社会貢献を大切にされている貴社で自己成長し、貴社が2025年に辿り着くべき目標に貢献したい。 続きを読む
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Q.
◆エーザイで「業務を通じて実現したい夢」について。(全角500文字)
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A.
「科学技術を活用し、世界の人々の健康で豊かな生活に貢献する」ことが夢である。そのためにMSL職として、学会や論文で最新の医学知識を収集し、医師との議論や患者様との時間を通じて、科学的な視点から真の医療ニーズを発掘。貴社の掲げる「フロントランナーとしてのイノベーションの創出」に挑戦したい。 私は、プレシジョンメディシンの広がりや情報社会の発達によってMSL職の重要性が高まると考えている。プレシジョンメディシンの広がりは、「one-size-fits-all型薬物治療」の時代から「個別の方に適した薬物治療」の時代への移行を促進する。この移行により、医師1人では把握できないほど多数の薬剤が治療の候補になると考えられ、医師に学術情報を提供するMSL職の重要性が高まると考えた。また、情報社会の発達によって、単なる製品情報提供の価値が低くなる時代において、付加価値として高度な医学情報を提供できるという面でも、MSL職の重要性は高まると考えた。 「認知症患者様が暮らしやすい街作り」や「DEC錠の無償提供」など、様々な社会貢献活動を行っている貴社のMSL職だからこそ出来る社会貢献に挑戦する。 続きを読む