16卒 本選考ES
営業・SE
16卒 | 聖心女子大学 | 女性
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Q.
解決したい課題とITを使った解決策の提示
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A.
私はITを駆使して社会が抱える課題を解決し、スマート&セーフティな社会の実現に貢献したいと考えSIerを志望しています。今回は「安心安全」について、下記の課題とITを使った解決策を提示します。課題災害時の避難誘導、帰宅困難者対策4年前に起こった東日本大震災。多くの交通機関がストップし、首都圏を中心に発生した帰宅困難者は約10万人に上りました。文部科学省が2012年に発表したハザードマップによると、今後30年以内に震度6弱以上の地震が首都圏で起こる確率は非常に高いとされ、災害時の誘導、および帰宅困難者対策は行政としても大きな課題といえます。解決策として上げるのは、行政向けサービス「ICT&マンホール」です。利用者である市民ユーザーには、事前に住所や氏名といった個人情報を登録した「ICチップ」のようなものを携帯してもらいます。さらにユーザーはFACEBOOKやLINE等のSNSと連動させることにより、個人とその家族や友人関係を紐づけることができます。解決策はこの個人情報と「マンホール」の通信連携です。マンホールは下水道や埋設された電気・通信ケーブルの管理を目的とされた穴で、その蓋は道路上の曲がり角など、一定間隔で設置されていることから道案内のデジタル表示に最適ではないかと考えました。このサービスは自治体と提供企業が共同管理、災害時に機能をONすることでマンホールに「避難先までの方向と距離」等を表示します。この情報は、現在位置から1.家族や友人の避難先、2.収容可能人数、3.食糧や毛布などの備蓄量、など集積されたビックデータから解析、「ユーザーにとって最適な避難経路および避難先」を総合的に判断算出したものです。さらに、自治体は住民がどのような経路で、どこに避難したのかという情報やマンホールの状況を把握することができ、住民の安否確認や地域の被害状況にも役立てることができます。その他のアイディアとしては、「マンホール&スマートフォンデバイス」があります。今回は災害時に焦点を当てたため、高齢者や子どもも利用できるものを想定しました。しかし、スマホデバイスやマップアプリと連動させれば日本語が分からず気軽に道が聞けない外国人観光客の道案内に活用したり、マンホール上を通過すると貯まるポイントなどのサービスと関連させれば地域活性化にも活用可能だと考えます。 続きを読む