22卒 本選考ES
技術職
22卒 | 大阪大学大学院 | 女性
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Q.
あなたが大学を通じて得たものを記入してください。(150字以内)
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A.
私が得たことは、他者の意見を取り入れることの重要性です。私は、大学からテニスを始めました。初心者でしたが、自分で始めたからには、勝ちたいと思い、ダブルスのペアと個人練習に励みました。自分では気が付くことのできなかった、自分達の強みと弱みを経験者から素直に教えてもらうことで、試合での勝利に繋げました。 続きを読む
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Q.
自己PRを記入してください。(250字以内)
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A.
私の強みは、やり遂げる力です。これを発揮した経験は、友人達とのフルマラソンの挑戦です。私にとって、フルマラソンの壁は高く、中々決断できませんでした。しかし、やらずに諦めたくない性格である私は、挑戦を決め、全員で完走を目指しました。しかし、練習は想像以上にきつく、何度もくじけそうになりました。そこで、練習を誘い合い、経験者のアドバイスを取り入れ、ステップアップを実感することで、お互いのモチベーションをあげ、半年間、週3回の10kmの練習を欠かさず行うことができました。結果、全員で完走できました。 続きを読む
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Q.
研究内容の趣旨をわかりやすく記入し、ねらいについては研究の目的、関連研究における位置づけなどを記入してください。(800字以内)
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A.
私は、キラル物質の新たな分離手法の原理について研究しています。キラルと呼ばれる物質は、沸点、融点などの物理的な性質がほとんど同じであるにもかかわらず、右手系(R体)と左手系(S体)で、生物に対する相互作用の仕方が大きく異なるものです。食品・農業・医薬品など生体に関係する分野において、キラルのいずれか一方が望まない効果や副作用を生じる場合もあり、キラル分離の重要性は極めて高いと考えられています。このようなキラル物質が人間の体に対して異なる相互作用をした例としては、「サリドマイドの悲劇」がよく知られています。サリドマイドは、(R)-体は催眠作用、鎮静作用があるために、睡眠薬などに広く用いられていましたが、(S)-体には催奇作用(奇形誘発作用)がありました。以上のことから、キラルの分離は重要な課題となっています。現在、知られている方法もありますが、様々なデメリットがあります。例えば、目的物質までのプロセスが長いこと、コストの高さや汎用性が課題です。そのため、私は、このデメリットの解消もしくは、既存の方法と組み合わせることで、分離手法の精度を高めていくことを目指しています。そこで、私は、キラルな界面活性剤を用いることで、界面通過の速度を下げて、抽出速度の違いによるキラル分離の実現を目的としています。界面に吸着したキラルな界面活性剤を用いて物質移動の制御が可能になれば、分子選択制やキラル選択制を向上させた溶媒抽出系の構築が期待でき、新規分割法の開発に繋がると考えています。 続きを読む
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Q.
研究の進捗状況を記入してください。(700字以内)
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A.
現在の研究の進捗状況は、50%であると考えます。この理由は、私の研究の最終目標までにおいて一段階あると考えており、その一段階が完了した状況であるからです。一段階目は、分離を実現するための方法の検討をすることです。二段階目は、実際に分離することができるかの検討です。一段階目に関して、私は、液液界面を用いた分離の検討を行いました。液液界面とは、二つの溶媒の物質とは異なる性質を示す反応場のことです。液液界面に対しての研究はその測定対象が反応場として観測し難いため、あまり進められていませんでした。しかし、液液界面では、それぞれの相には見られない、分子の新しい物性が発現する可能性が大いにあると考えられ、キラルな界面活性剤を用いることで、界面通過の速度を下げて、抽出速度の違いによるキラル分離の実現を目指しました。界面における物質通過において、拡散過程と界面通過過程が考えられます。この物質通過において、拡散が律速段階であることがわかっています。律速段階というのは、一連の反応がいくつかの段階に分かれている場合、その一連の反応の中で、最も反応速度が小さく、その反応が全体の速さを決めている段階の反応のことです。つまり、この物質通過において、界面通過で起こる反応は速すぎて、界面の寄与がみられないという問題点があります。そこで、私は、この拡散を排除して、界面通過に着目することを目指しました。現段階で、界面通過に着目する方法についての検討することができました。今後は、実際にキラル物質を使用して、分離していくことができるのかを進めていく予定です。 続きを読む