【営業のエッセンス】【23卒】島津製作所の夏インターン体験記（文系/Regista）No.22086（慶應義塾大学/女性）（2022/4/11公開）

医療機器メーカーで海外シェアも高い島津の営業のワークを体感できると知ったため、どんなものか体験したかったから。他の医療機器メーカー、分析機器メーカーとの差異や、会社の雰囲気などをインターンへ参加することで知りたかったから。

ESとwebテストのみで参加できたので、そんなに対策はしていなかったが、論理性のある文章を常に書くように意識していた。

ESは他社ではない特徴的な設問だったので、オリジナリティを求めていると思う。

営業の体感ワーク

社員がそれぞれ役になりきり、その社員に向かって営業していくというもの。

島津の営業のエッセンス

営業の体感ワーク

1日目にやったこと

まずは島津製作所の事業や会社情報など簡単な会社説明があり、営業として働くことを体感するためのロールプレイングのワークを行った。すでにある程度の大枠は決められていたので、2日目よりも楽だった。

2日目にやったこと

1日目よりもさらに負荷の大きいロールプレイングのワークを行った。ワークの終了後は、社員にブレイクアウトルームで質問できる座談会が用意されており、学生もかなり少人数だったため、多くを聞くことができた。

なし

ワークをしてくれた社員の人が、チーム全体に対してフィードバックがあった。自分のチームは最終的に受注まで行けなかったので、どうしたら受注できたのかについてのフィードバックがメインだった。

1日目と2日目でチームが違ったが、2日目のチームは積極的な人がいなかったため、自分が引っ張らなければならず、大変だった。また、オンラインなので、反応などもいつもより大きくリアクションするように気をつけないと、コミュニケーションが上手くいかなかった。

チームは4人で一つのチームだったので、与えられた短い時間の中で進めて行くには、かなり相談はしなくてはいけない状況だった。

かなり練られたハードなインターンだったが、その分、「島津の営業とは未来を見据えた提案をするものだ」ということがよく理解できた。また、社員の方とゆっくりお話できる時間もあったため、会社の雰囲気など、オンラインでありながらも少し感じることができた。

特にないが強いて言うなら、オンラインでも初対面の人とすぐに打ち解けることができるように日頃からオンラインでのコミュニケーションになれておいたほうがよいと思った。

インターンがかなりハイレベルだったことに加え、参加していた一部の学生はかなり積極的にガツガツしている印象もあり、自分には合わない雰囲気かなと感じた。また、社員の方も人によるが少し厳しそうな印象を受けた人もいたため、営業としても厳しい仕事が待っているのかなと感じた。

医療機器メーカー、分析機器メーカーがどのような製品を扱い、他にどのような事業を行っているのかについてより理解が深まった反面、その事業自体が自分の性格ややりたいことに合っていないのではないかと思ったため。事業および職種の理解は大変深まったインターンだったように思う。

複雑なワークにもかかわらず、進行もスムーズで、社員の方も仕事ができそうな印象だった。雰囲気も良かったが、事業内容や営業という仕事に対して魅力があまり感じられなかったことや、自分には合っていないのではないかと感じることが多かったため、参加によって志望度が上がることは無かった。

インターンシップと追加のイベントに参加した人が恐らく早期選考に呼ばれた。文系の採用人数はかなり少ないため、インターンからの採用が半分くらいはあるのではないかと考えられる。

志望企業は医薬品、医療機器メーカーだったため、分析機器についてはよく知らなかった。医療という人々の命を支えるなくてはならない事業だと考え、魅力を感じた。他にはオリンパス、FUJIFILM、第一三共、中外製薬、アステラス製薬、武田薬品工業など、業界の主な企業のインターンシップにはほとんど応募していた。

関西の企業であることと、海外の売り上げ比率が高いことは知っていたが、それ以外はあまり知らなかった。島津の製品の品質について会社としてとても誇りを持っていることが伝わってきた。業界内でも今後の成長が見込まれる企業だということが分かった。同時に自分にはそこまで合っていないのかもしれないと感じたため、その後医療機器メーカーから志望を変えた。