【命を救うMRの挑戦】【20卒】塩野義製薬の夏インターン体験記（文系/MRコース）No.6658（慶應義塾大学/男性）（2019/7/24公開）

大学で文系を専攻してきた人間でも、医療業界の中で人の命を救うことができる意義深い仕事として製薬会社のMR職を知り、具体的な業務内容や働き方、会社の雰囲気などをインターンシップを通じて学びたいと考えたからです。

事前にインターンシップで何を学びたいのか明確にしておくことはもちろんですが、なぜ製薬会社のMR職に興味があるのか、なぜ製薬会社の中で塩野義製薬に関心を持ったのかも自身のエピソードベースで話せるよう準備しておくことが大事だと思います。

シオノギMRについて知ろう

1日目にやったこと

製薬業界について/塩野義製薬について/シオノギが取り組んでいる社会課題について/シオノギMR（Dm ディーマン）について/MRのロールプレイング/緩和ケアについて

2日目にやったこと

緩和ケアチームについて　塩野義製薬ではがん治療に注力しており、がん性疼痛のトータルペインを医療従事者でチームによるケアをしていこうという取り組みがある。
/シオノギのDmについて考える/一人ひとりに人事社員からフィードバック

人事

特にありません

常に先にあるゴールを見通し、視野を広く持つことが大事であるとのフィードバックを受けました。ゴールにたどり着くには、今医者から何をヒアリングするべきなのか、自分がやりたい事ばかり見すぎてしまわないようにするということです。

MRのロールプレイングやMR不要論についてのディベート形式での討論、緩和ケアチームのMRのロールプレイングなど、とにかくアウトプットをし続けるインターンシップでした。1日目の終わりには、緩和ケアについて調べてくるよう課題も出されるなど、MRの仕事について考え続ける2日間となります。

塩野義製薬のMRが大切にしている徹底した患者軸「患者心配の精神」の営業手法や、MRのロールプレイングで伝えるではなくヒアリングする事がなぜ大事なのか、など多く学ぶことができました。また、純粋な対人のコミュニケーション能力も磨くことができ、参加できてよかったと感じました。

人事の多くはMR経験者なので、実際のMR経験者に聞いてみたいことをリストアップして、インタンシップ中にぶつけてみると貴重な話が聞けると思います。

2日間のインターンシップは、渋谷営業所でのワークショップです。シオノギのインターンシップでは、シオノギMRの働き方を知ってもらうというよりかは、シオノギMRが何を大切にして働いているかというマインド寄りの話に偏っていると思います。そのため、自身が塩野義製薬で働いているところを想像することはできませんでした。

塩野義製薬のMRが大切にしている「患者心配の精神」に共感し、必要な最も良い薬を提供するMRとして活躍する姿をイメージすることができたためです。また、MRとして必要な素養であるヒアリング力は自身の強みであり、実際に働いた時に生かすことができると考えたからです。

徹底した患者軸の考え方に魅力を感じたからです。例えば、塩野義製薬ではジェネラリスト制をとっており、患者の複合疾病に対応することができるようさまざまな領域の薬について勉強し、情報提供ができるようにしています。また、がん性疼痛のトータルケアの取り組みは、がん治療に徹底的に寄り添っていく塩野義製薬の強い思いを感じました。

夏インターンシップから複数人に内々定者が出ている実情から、正月以降に呼ばれるインターンシップ以降も評価され続ければ、本選考においてなかり有利に働くと思いました。

武田薬品工業、第一三共、エーザイ、塩野義製薬などの医療用医薬品に注力する製薬企業を中心に見ていました。また、医薬品の原料を作っている化学メーカーなどにも関心を持っていました。他にも、医療機器メーカーのジョンソンエンドジョンソンやオリンパスなどを見ており、文系でも医療に関わることのできる仕事を探していました。

特に変化はありませんでした。とりわけ、一般用医薬品やジェネリック医薬品よりかは、アンメットメディカルニーズの高い領域に注力している医療用医薬品の会社を志望するようになりました。また、私は文系なので働くのであれば、研究開発費に多く投資できていてパイプラインが豊富な製薬会社というのも一つ企業を選ぶ上で大切にするようになりました。