
23卒 本選考ES
総合職 技術系
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Q.
研究内容(250字以内)
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A.
私はモデル細胞を用い,細胞の信号伝達の原理解明に取り組んでいます.モデル細胞とは電気化学的観点から細胞機能を模擬したもので,生命現象の解析に定量性を与えます.この性質から,当研究は生命維持機構の探求のみならず,神経細胞が高次の相互伝達を行う脳の構造理解を通じ,人間の心理というブラックボックスに科学的に迫る可能性をも秘めています.私は従来の電気化学的手法によるモデル細胞に加え,計算科学的手法を用いてモデル細胞の構築に挑み,より複雑で生体に近く,かつ実験効率の高い新規手法の確立に成功しました. 続きを読む
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Q.
自己PR(400字以内)
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A.
私の強みは,仲間と強い絆を形成する「関係構築力」です.私は学部時代,ボート部で選手をしていました.しかし,集大成となる大会を目前にヘルニアになり,引退を余儀なくされました.4年の努力が水の泡になった絶望が,私を大いに苦しめました.しかしそんな時,仲間達が私を支え,様々な道を示してくれました.この時,普段から主体性を持って周囲を巻き込むことを意識してきた自身の姿勢により,仲間と強い絆が形成されていたことに気付きました.このことから,自身が部活を通してやりたかったことは,一選手として活躍することではなく,「仲間とともに物事を成す」ことだという原点を思い出せました.そして,チームに貢献するためにコーチに転向することで,深い絶望から抜け出すことが出来ました.この経験から,自身の強みである「関係構築力」で仲間と強い絆を形成することで,どんな逆境でも乗り越えることが出来ると考えるに至りました. 続きを読む
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Q.
学生時代力を入れて取り組んだこと(400字以内)
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A.
主体性を持って仲間を巻き込むことを核として,様々な課題に挑戦しました.将来,周囲と協力することで革新を生み出せる研究者になりたいと考える私は,「仲間とともに物事を成す」ことに価値を感じていたからです.この信念を持ち,新人チーフコーチとして新人勧誘と新人育成を主導しました.新人勧誘では,コロナによる対面イベント規制に対し,多様な立場の部員から意見を引き出し,解決法を模索しました.また,論理だけでなく熱意やビジョンを示して多くの部員を巻き込み,オンラインで新人と綿密な連絡を継続することで,入部率8倍を達成しました.新人育成では,コロナによる練習制限に対し,練習効果の最大化が必要であると考え,現役やOBを巻き込んで人員を確保し,フィードバックを徹底した結果,優勝クルー輩出,退部者0を達成しました.以上の経験から,困難に思える課題も仲間とともにぶつかることで突破できることを実感しました. 続きを読む
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Q.
ムラタで成し遂げたいことを希望職種の選択理由も踏まえてお答えください(600字以内)
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A.
私は,主体性を持って仲間を巻き込むことで新しいものを生み出す原動力となり,エンジニアとして製品の新規創出に携わりたいと考えます.これまで部活動や研究活動において,主体性を礎として周囲と深い関係性を構築することで,一人では超えられない壁を乗り越えてきた経験から,「仲間とともに物事を成す」ことに価値を見出しているからです.その中でもエンジニアとして新規創出に携わりたいと考えるのは,浪人期の経験が大きく関わっています.私は高校時代まで,理系科目での優越感から漠然とエンジニアを志していました.しかし浪人期に,科学の進歩に寄与したエンジニア達が,仲間と協力し自身の世界を広げることで,社会全体に新たな価値を提供してきた姿に憧れを抱くようになりました.このことから,自分も偉大なエンジニア達のように,仲間とともにイノベーションの創出に貢献したいと思っています.また,その中でさらに貴社を志望するのは,貴社で製品の新規創出を通じ,世界を変えられると考えるからです.科学の発展に貢献したエンジニアに憧れを持つ私は,人類全体に新たな価値を提供できる人材になりたいという夢を持っています.電子部品は,通信の高速・大容量化,電気モビリティの核となる存在であり,文明の発展に密接な関係を持つと考えます.電子部品の世界的なリーディングカンパニーであり,グローバルな影響力を持つ貴社で,世界を変える仕事に携わりたいです. 続きを読む
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Q.
あなたの人柄をひと言で記載し,その人柄が形成された背景を教えてください(600字以内)
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A.
私は,「仲間とともに物事を成す」人間です.私は高校時代までは,理系科目に魅力を感じていたことから,漠然と「優れた理系人材になりたい」という思いのもと,ストイックに勉強に励んでいました.浪人が決定した私は,一人で勉強に打ち込み偏差値を挙げることが,自分がなりたい理系人材の姿とつながっているのか思い悩みました.やがて,科学に多大な功績を残した研究者に関する文献や,アカデミア出身の予備校講師の話を通じ,優れた研究者に共通するのは「仲間とともに物事を成す」ことだと考えるようになりました.優秀な研究者ほど周囲と協力し,自身にはない知識・アイデアを取り入れることで,新たな世界を拓いているように感じたからです.この考えがあり,私は大学で「究極のチームスポーツ」と呼ばれるボート競技に魅力を感じ,挑戦を決意しました.ヘルニアを乗り越えコーチに転向した経験や,コロナ禍での新人勧誘・育成を主導した経験から,主体性や熱意を礎として仲間を巻き込み,深い関係性を築くことで,一人では超えられない逆境も乗り越えられることを学びました.研究活動でも,部活動から得た学びを実践し,周囲を巻き込むことで世界が広がり,研究が前進することを実感しました.これらの経験から,科学に限らず,あらゆる課題の解決には「仲間とともに物事を成す」ことが重要であるという確信を持つに至り,この考えは現在の私の核となっています. 続きを読む