【セラミック営業の挑戦】【20卒】村田製作所の冬インターン体験記（文系/事務系総合職）No.5485（同志社大学/男性）（2019/4/17公開）

京都の大学に通っているため、同じ京都に本社を置く村田製作所に興味を持ったから。本当は複数日にわたる日程の方に参加したかったが、興味を持ったタイミングが遅かったので１Dayの方にしか申し込めなかった。企業研究のためという軽い目的で参加した。

特にこれといった対策はしなかったが、OpenESの提出とwebテストが求められるので、ガクチカや自己PRの作成を行った。ガクチカや自己PRは作るコツをネットで学び、自己の体験に基づいて作成した。webテストは一般的なSPIの参考書を用いて少し勉強した。

自社のセラミックコンデンサの営業体験

1日目にやったこと

まず座学で村田製作所の事業内容や強みについて学んだ。次に営業体験として、自社のセラミックコンデンサの新規開拓体験を行った。最後に事務系、技術系両社員が参加して座談会を行った。

なし

営業を実際に社員にかけるのだが、その後その社員からグループ全体へのフィードバックを頂いた。グループとしては自分たちなりに考えはまとめられていたが、その考えは村田製作所の事業理念とはそれたものということだった。ちなみに、私が参加した会では村田の理念に沿った答えを出せた班はなかった。

営業体験ではそれぞれの意見をすり合わせてまとめる力が強く求められ、難しかった。また、参加している学生は大半が事務系総合職を志望しているにも関わらす、座談会では技術系社員も参加していた。そのため、技術系社員への質問を用意している学生は少なくて、会話が止まり微妙な雰囲気になった。

座談会でのお話しから、業界でNo.1の技術を持つ企業としてその地位を守るために社員がとても努力していると感じた。技術系の社員の開発努力はもちろん、シェアNO.1企業として営業の社員もよりたくさんお客様からの情報を集めようという姿勢が強く伝わってきた。また、どの社員も真面目な人柄であるという印象は強かった。

特に事前の勉強は必要ないと思った。強いて言うならば営業という仕事に対する理解は持っておくべきだと思う。また、村田製作所の経営理念など、基本的なことは知っておくのもいいと思う。

1Dayインターンシップということもあり、あまり深い内容までは知ることは出来なかった。営業職としての経験はあったので、営業に対しては多少なりとも理解が出来たと思っている。しかし、財務・経理にも興味があった自分には営業だけの理解では物足りなかった。企業の風土などについては知ることができた。

このインターンシップから得たものが選考において決定打となるとは思わなかったから。また、村田製作所では複数日程のインターンシップも開催されているため、1Dayインターンシップが内定に役立つとは思わなかった。このインターンシップに限っては内定とは関係がないと思う。

直販体制を敷いていることから事務系社員（特に営業職）にもお客様と直に接しニーズを聞き出し、開発につなげるという意義の大きい仕事に取り組めると感じたから。また、人事の方や座談会に来てくださった社員の方などから社風を感じることが出来た。真面目で誠実でありつつ面白い方が多いという印象を受けたので、自分に合うと思った。

1Dayインターンでは企業への理解が多少深まっただけに終始するので、人事の方がこちらへの理解が深まったということはないから。実際に社員の方と触れ合うことで、社風への理解に対する説得力は高まったと思うが、特別有利に働いたという印象はないので、インターンシップと本選考の関係性は強く感じなかった。

インターンシップ参加前は電子部品メーカーや化学メーカー、ハウスメーカーなど、様々な業種のメーカーを志望していた。中でも電子部品メーカーと化学メーカーは強い将来性と海外で働くことの出来る点に魅力を感じ、第一志望としていた。秋に金融業界のインターンシップに参加した経験から自分は目に見える価値に携わりたいという思いを抱きメーカーを志望するようになった。

参加後は電子部品業界への志望度が上がり、興味関心が強くなった。村田製作所については、海外売上比率９０％越えというところから海外展開が活発ということが分かるが、座談会で社員の方からのお話しを聞いて海外で仕事をする機会が想像以上に多いということを知った。そのため、海外で仕事をする機会の多い電子部品業界に対する志望度が上がり、業界研究を積極的に行うようになった。