【リスクを超えろ！】【20卒】レゾナック・ホールディングスの冬インターン体験記（文系/営業／SCM）No.5767（同志社大学/男性）（2019/4/17公開）

化学メーカーを中心に見ていたので、大手総合化学メーカーとして魅力的だったから。この時期に文系で参加できる化学メーカーのインターンシップは数が少なかった。また、大阪開催で交通費支給だったのも理由としては大きい。

選考などは行われなかったので、前もって準備したことは特にありません。化学メーカーのインターンシップは数社参加していたので、業界全体に対するある程度の知識はありました。

SCM体験ボードゲーム

1日目にやったこと

最初にグループでアイスブレイクを行った後、化学メーカーおよび昭和電工に関する座学を受けた。その後、メインの課題であるSCM体験のボードゲームを行った。最後には、懇親会としてその会場でお酒を交えた社員との食事会が行われた。

なし

SCMの仕事は常に想定外の自体が起こる前提で動かないといけないと言われたのが印象的だった。業務上、天候や工場のライン停止、地政学など様々なリスクを考慮する必要があり、その上で必ずそれを上回る想定外が起こると言われた。

メインの課題であるSCM（サプライチェーンマネジメント）体験ボードゲームは、ゲームの進行上考える時間が短く、班の考えをまとめてゲームを進めるのが難しかった。そのため、損益分岐点の計算やリスクへの対策など考えることはたくさんあるものの、班の中でマンパワーのある人間が独断でチームを引っ張ってしまいがちだった。

実際にインターンシップでSCMの仕事がどんなものかを経験したことで、社員からの口伝いだけでは分からないSCMの大変さを理解することが出来た。また、この業界、および昭和電工を志望する学生の雰囲気を知ることが出来たのもよかったと思う。それによって他の学生とのどのような差別化ポイントをアピールすべきかの参考になった。

参加前に勉強しておくことはあまりない。ただ、座学の中で化学業界全体に関する部分は学生側も理解している前提でさらっと進められるので、そこは事前に勉強しておくのもいいと思う。

最後に行われた社員との懇親会では、実際に営業やSCMとして働いている社員のお話しを直に聞くことが出来たので働き方のイメージはしやすかった。また、キャリアステップについても人事の方が明確にスペシャリストを育てると言っているため、将来についてもイメージしやすいと思う。

このインターンシップに参加したことで、昭和電工及びその中の職種についての理解は深まった。ただし、学生が人事と個別に接する機会はなかったので、インターンシップの参加で内定を意識することはなかった。社員との懇親会で面接時に意識すると良い点についてアドバイスを頂けたのは良かった。

志望度が上がった理由は、昭和電工が現在成長著しい企業であると社員から聞くことが出来たから。社員との懇親会で、昭和電工で働いている社員としても会社の成長は強く感じていて、会社の設備はどんどん新しくなって、待遇面でも満足しているというお話を聞くことが出来た。

インターンシップの参加者向けのイベントや選考は用意されていないので、選考で有利になることはないと思う。ただ、早くから社員の生の声を聞き、求められる能力などについて知ることが出来るのはプラスになると思う。

インターンシップ参加前は、化学メーカーと電子部品メーカーを第一志望としていた。それまでの就職活動の中で小売業や食品メーカーなどのBtoC企業を見て、自分は社会に与える影響の大きい産業の川上や川中に位置するBtoBの企業で働きたいと思っていた。特に、化学メーカーや電子部品メーカーは海外で働くチャンスが多いのも魅力に感じていた。

このインターンシップに参加した後も化学メーカーと電子部品メーカーを第一志望とする気持ちに大きな変化はなかった。昭和電工についても、社員の方と実際にお話しをして一緒に働きたいと思う方ばかりで志望度は上がった。また、総合化学メーカーとして多品種を扱う昭和電工もそうだが、ニッチな分野で強みを持つ素材化学メーカーもいろいろ調べたいと思った。