【論理性と熱意が光る】【22卒】日本総研の冬インターン体験記（文系/システム企画・PMコース）No.13211（早稲田大学/女性）（2021/4/2公開）

文系学部なのでITに関する知識はなかったが、コンサルティング業界を見ていた流れで興味を持ち参加した。1+1dayということで2020年度としては珍しく対面での開催が予定されていた(実際に開催された)点が魅力的だった。

ESの準備に加えて、グループディスカッションで聞かれる質問を調べて回答を準備した。ITに関する専門的な知識や経験はあまり問われない印象だったため、一般的な対策を行った。

選考にGDがあり、それに対するフィードバックで論理性を評価されたため、他社と比べて熱意や性格だけでなく、論理的思考ができるかどうかがみられているような印象を受けた。

資金管理システムや金融サービスのシステムに関するプロジェクトマネジメント型グループワーク

ワークについて説明を受け、グループで自己紹介を行った後ワークに取り組み、最後に企業ンついての説明を受ける。

プロジェクトマネジメントをするうえで重要な考え方

前半：資金管理システム更改プロジェクト(企画プロセスの体験) 後半：カード会員の利用拡大のためのシステム開発(PM体験)

1日目にやったこと

前半は日本総研の事業内容や求められる力の説明があり、その後与えられた課題の解決法についてチームで議論を行った。最後には再度日本総研のモットーや強みに関する話を聞いた。

2日目にやったこと

プロジェクトマネージャーの業務体験として午前中から15時頃までチームワーク・プレゼンを行った。簡単なフィードバックはもらえたが、順位はつけられなかった。最後には結構長めの質問会が設けられた。

プロジェクトマネージャーのベテラン社員

なし

開発において技術力や費用のみを理由として委託先を選定した班に、それまでの付きあいがある元々の委託先にどのように断りを入れるのか、と突っ込んでいたことが印象的だった。また提案の際にはただ条件を満たすだけではなく、何ができるようになるのかを掲げることで通りやすくなるとフィードバックされ、提案も結局は人と人とのコミュニケーションであることが分かった。

特に2日目に現地で行ったワークは資料の量が膨大で、時間制限もかなり厳しかったので全く余裕がなかった。また、具体的な期間・金額を計算して提示し、予算や起源に収まらない場合にはどう説得するかまで考える必要があり、難易度も高かったと感じる。ただ、わからないことがあれば社員は何度も迅速に相談に乗ってくれた。

グループにリーダー気質の人がいたため、自然とその人をサポートする形で連携が取れていった。リーダーでなくてもだれも手を付けていない部分をしっかり詰めることで活躍はできることを学んだ。

日本総研が他ユーザー系と明確に異なる点として、プロジェクトマネージャーの仕事をかなり重視しており、多くの社員がPMを経験するということが分かった。また、現地での開催がされたためオフィスの内観や質問会で会った社員の雰囲気を実際に感じられた点は有意義であったと感じる。

特に事前準備は必要ないと思うが、強いて言うならばワーク内でITに関する用語や金融分野の用語が多く出てきて、わからないものは都度調べる手間が生じるので、そのあたりに関する知識があれば少し楽になると思う。

ワーク中や質問会で触れ合った社員はどなたも真面目で誠実な雰囲気で、自分に合っていると感じたため。また、社員の話で先輩の面倒見の良さや仕事のやりがいが伝わってきたため。(過去プロジェクトに携わるうえで泣くほど悔しかったことがあるという社員の話が印象的だった)

ワークにおいて経済学科であったため金融面の知識を少し活かすなどしてチームに貢献でき、文系であることは全く不利には働かないと感じたため。また、社員の雰囲気が真面目で安定志向の自分とマッチしており、志望動機や入社後やりたいことにおいて大きなズレは生じないと思ったため。

企画や調整を行うプロジェクトマネージャーの仕事に興味があったため、若手のうち(1年目)からPMを経験できる点が魅力的であったため。また、触れ合った社員の人柄がよく、このような先輩社員の下で働きたいと感じたため。ただ、金融分野に案件が絞られることは自分にとってややネックだと感じた。

早期選考の案内が1月に届く。また、全員かどうかは定かではないがリクルーターがつき、就職活動全般の相談や、自己分析や就活軸についての面談、自分のキャリアプランに近めの社員との個別面談の機会を設けてもらえるため。

業界の雰囲気やチームで働くことへの関心から漠然とIT業界を志望していた。営業や開発などの職種や金融・流通・官公庁などの分野に特にこだわりはなく、大規模で安定した経営のユーザー系企業を見ていた。参加後はプロジェクトマネジメント業務への関心が高まり、開発業務から始めてプロジェクトマネージャーとしてのキャリアを歩んでみたいと考えるようになった。

なんとなく感じていた大手ユーザー系企業との相性の良さが確信に変わったため、方針に変化はなかった。しかし携わる分野が金融に限定される企業よりも、様々な業界と広く取引がある企業の方がリスクヘッジの観点からも、自分の興味関心の面からも魅力的であると感じるようになったため、CTCやSCSKなど商社系の企業に重点を置くようになった。