【ネームバリュー抜群、グローバル製品開発】【20卒】花王の夏インターン体験記（理系/技術系インターンシップ）No.6763（横浜国立大学大学院/女性）（2019/7/25公開）

日用品・化粧品メーカーの研究職に興味があり，日用品業界トップの花王はネームバリューも抜群で魅力を感じていた。研究室の先輩から，インターンの参加はかなり狭き門だがうまくいけば内定に近付くと聞き，挑戦しようと思った。

エントリーシートでかなり絞られると聞いていたので，一度書いた物を何度も読み返したり学内の就活アドバイザーの方に添削してもらったりしてブラッシュアップした。

グローバル向けの製品開発

1週目にやったこと

1日目は全体で顔合わせや説明，また各グループに分けられて各々のテーマの説明を受けた。2日目以降は担当社員と一緒に実験計画をたて，実際に手を動かしたりディスカッションをしたりした。

2週目にやったこと

最終日に発表があるので，2週目は実験をしつつ発表に向けたまとめ作業を行った。自身の実験結果と論文から調べたことを合わせて流れを考え，パワーポイント資料を作成し最終日には口頭発表を行った。

グループリーダー，研究所長，人事など

明確な評価は発表されない

発表時のパワーポイント資料の見やすさについて具体的な改善点をフィードバックしてもらった。同じ内容でも相手の理解度を考えより深く・効率的に自分の伝えたいことを伝えるストーリーの組み方を考えるようにとアドバイスをもらった。

担当社員の方はあくまでサポートの役割で，自分で考えて道筋を立て実行する必要があったのでかなり頭を使った。研究を深めすぎるとスケジュール的にかなりタイトなので，限られた時間でできる範囲の中で最良の結果を生むという考え方が必要だった。日程の後半には遅くまで残って作業をする日もあった。

実際の職場に入れてもらって活動をしたので，普段の社員さんの雰囲気や会社での仕事の様子を体感することができたのがとても大きかった。大学での研究と異なり目標や期限が明確なものに対して，何を意識して具体的にどのように取り組むべきかを実際に考えて行動する機会を持てた。

自分のテーマとなる分野についてもっと勉強しておけば，よりスムーズにより深い内容まで研究をすることができたかもしれないと感じた。

実際に研究員の方が働く職場で2週間にわたり活動することができたので，空気感や1日の流れなど実際に経験し具体的に知ることができたため。出勤・退勤のタイミングも見ることができたので，リアルな勤務時間や忙しさ，働きやすさの度合いを垣間見ることができた。

最終日の発表が自分なりにかなりうまくいったと感じ，社員さんにも「堂々としていた」「わかりやすかった」「自分ならではの内容が組み込まれておりよかった」などと良い評価をもらうことができたから。また，他の参加メンバーや社員さんを見て雰囲気的にも自分にあっていると感じたから。

社員の方と接する機会が多く，会社の雰囲気を知ることができたから。また，懇親会を企画してもらったり食費を補助してもらったり，会社としてもインターンシップに力を入れ，参加学生に期待してくれていると感じたから。
社員の方と話す中で待遇や働きやすさへの満足が感じられたことも魅力的だった。

最終日の発表は研究所の上の立場の方や人事の方など錚々たるメンバーに向けたものであり，かなりしっかりと評価をされているように感じたから。一人一人に担当の社員さんがついていたことなども含め会社として力を入れているプログラムであると感じた。

インターンシップ参加前からBtoC企業，特に日用品・化粧品業界に興味を持っていた。研究の仕事がしたいという軸があったので，研究に力を入れられる企業としての体力や技術力のある会社に行きたいと考えていた。また，BtoC企業で働くならネームバリューのある会社ほどやりがいを感じられるだろうと思っており，その意味でも規模の大きな会社が良いと思っていた。

インターンシップに参加して，それまでなんとなく憧れてきた日用品・化粧品メーカーでの研究職を改めて魅力的に感じた。今回参加したインターンシップのテーマの多様さからも本当に多岐にわたって研究や製品開発をしていることが感じられ，長いキャリアの中で色々なことを経験できる可能性のある事業分野を幅広く持つ会社に魅力を感じるようになった。