【21卒】花王の夏インターン体験記（理系/技術系インターン）No.7369（2019/10/15公開）

大学でも先行している化学系企業の研究職のインターンに参加したかった。特に花王は身近な商品から企業向けの原料まで幅広い商品を扱っている企業でありながら、基盤研究に非常に力を入れている企業であり，企業風土を体感したいと感じたから。

事前に面接で聞かれていることを調べた。特に花王は技術面接の色合いが強いので自分が普段行っている研究については自分の中でまとめ、どんな質問が来てもいいようにした。

エントリーシート → 最終面接

大学での研究という専門的なことを他分野の方に面白いと思ってもらえるように伝えられたところを評価されたのかなと感じた。

なぜ花王の研究職インターンを志望したのですか。

花王はBtoBかつBtoC企業でありながら基盤研究に非常に力を入れている企業であり、大部屋制やマトリックス運営に代表される、分野を横断した研究を行っている企業風土を体感したいと感じたから。また，大学と企業での研究において異なる点同じ点はどんな所かを自分の目で確かめたかった．特にスケールアップについてはなかなか大学では得られない視点なので知りたかった。

自分の研究において苦労した点とそれをどのように解決したか。

私から新たに始まったテーマということもあり、実験装置の立ち上げや実験および分析条件の検討など、１から研究を行ったところが苦労した。様々な先行研究の論文を読み、先生方や先輩と議論しながら様々な意見を取り入れ、それらを組み合わせて最も良い折衷案を考え研究を行いました。現在でももっと良い方法は無いか検討しながら研究を行っている。

原料合成プロセスの検討

1週目にやったこと

初日は午前は顔合わせの後簡単なオリエンテーションを行った。午後からは各研究室に配属され各々のテーマに沿って実験考察を行っていった。実験をしてデータをまとめて自分なりに考察をしていった。

2週目にやったこと

１週目と同様であった。最終日にプレゼンがあるので、プレゼン前日はスライドづくりと研究員の方とディスカッションを行い発表の確認を行った。最終日は研究所所長の前でプレゼンを行った。質疑応答もあるので、質問に対して今回得られたデータから自分なりの考えを述べて答えた。

研究所所長

なし

常にスケールアップを頭に入れながら実験考察をしようと言われたこと。大学の研究と大きく異なる点であり、最終日のプレゼンに向けて、頭を企業研究者に入れ替えていくことができた。

最終日にプレゼンがあるので、２週間である程度の実験データを出し、何かしらの考察を立てなければならないところが苦労したし、焦りながらの研究生活であった。定時には帰宅しないといけないので実験、考察、スライドづくりを効率的に行わなければならないのも苦労した。