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花王株式会社 報酬UP

【分野融合、イノベーション】【18卒】花王の総合技術職の面接の質問がわかる本選考体験記 No.2970(京都大学大学院/男性)(2017/12/6公開)

花王株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

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2018卒花王株式会社のレポート

公開日:2017年12月6日

選考概要

年度
  • 2018年度
結果
  • 内定辞退
職種
  • 総合技術職

投稿者

大学
  • 京都大学大学院
インターン
  • 未登録
内定先
  • 山陽色素
  • 花王
  • ニコン
  • 信越化学工業
入社予定
  • 信越化学工業

選考フロー

企業研究

花王があなたを雇うメリットを問われる。多くの学生がマトリックス運営や大部屋制を題材にして「数多の分野の融合・精通」といったワードを使って説明するようだが、「みんな同じこと言うんだよねー」で終わってしまう。それよりもあなたが研究室で学んだことや培った技術、人脈など、面接官が門外漢であろうことを題材にして自分の土俵で戦うことが好ましい。特に、人脈に関する話は受けが良かった。学会などで知り合った学生や先生との交流を取り上げ、各分野の専門家を友人に持つことでたとえ自分が専門外の話でも問題を解決できることを話した。特に私の場合はアカデミックに進む友人も多かった為、最先端の技術と知識を紹介できることをアピールした。

志望動機

様々な分野の人と接する機会を多く持てると考えたから。多くの場合研究者というのは自分の分野にしか興味がなく他分野への関心は薄いものである。しかし、企業でそのような態度をとっていると偏った考え方しかできず、連携もうまく取れないためスムーズな商品開発は見込めない。その点、貴社はマトリックス運営や大部屋制をとっており、社内にいながら多くの分野の人と接する機会が取れるような制度を推進している。こうした取り組みによる様々な分野の融合が貴社の持ち味である独創的なシーズの原点であり、貴社はそれを消費者のニーズと掛け合わせることで「アタック」のようなイノベーティブな商品を生み出してきた。私は貴社のこのような社風に非常に共感し、貴社に入って研究者として働くことで、幅広い分野の知識と交流を手にし、それと並行して研究者でありながら市場のニーズを捉える視点を養っていきたいと考え、貴社を志望するに至った。

エントリーシート 通過

実施時期
2017年03月
通知方法
メール
通知期間
1週間以上

ESの内容・テーマ

卒論テーマ、修論テーマ、習得したスキル、取組み、力を注いだこと、強みと弱み、自己啓発、働くとは?、志望理由、取り組みたい分野、入社後のキャリア像

ES対策で行ったこと

就活支援センターなどを利用して「書いては添削」を繰り返した。就活対策本などを活用して表現方法を利用した。

説明会・セミナー

時間
- -
実施時期
2017年05月

1次面接 通過

実施時期
2017年05月
形式
学生3 面接官6
面接時間
30分
面接官の肩書
不明
通知方法
メール
通知期間
1週間以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

研究に関する質問が多かったのでそれを専門外の人にわかりやすく説明することが必要。必要であれば補足資料を作っていくとよいだろう。

面接の雰囲気

技術者5人、人事1人。事前に用意したシートを用いてプレゼン形式で説明→質疑応答という形式。技術者が私の研究に疎かった為か大した質問は来ず。沈黙の時間があったが特に気にすることはなさそう。

1次面接で聞かれた質問と回答

研究における困難は何か

光学系の構築に苦労しました。顕微測定はµmオーダーの非常にシビアな設計が要求されますので、ミラーの角度やレンズの位置が少しずれただけで測定ができなくなってしまいます。特に私が用いた過渡吸収という手法では電子を励起するための緑色の光と、励起した電子の寿命を測定する赤色の光を同軸で試料に照射する必要があり、この二つの光を精度よく試料に当てるところに非常に苦労しました。過渡吸収では電子を励起するための緑色の光と励起された電子の寿命を測定する赤色の光の二色の光を使うのですが、光は色ごとに異なる特性をもっておりまして、同軸でレンズに光を入れても集光位置が異なる色収差と呼ばれる現象があります。巨視的な測定ではあまり問題にならないのですが、顕微測定ではこのわずかなずれがクリティカルに効いてきまして、この問題をどう解決するかというところに苦労しました。

なりたい研究者像はありますか

私はいろいろな分野の人と交流を持った研究者になりたいと考えています。研究室に私が尊敬する先輩がおりまして、その方に私が自分の研究に関する質問をすると、その人自身は門外漢であってもその道に詳しそうな人を紹介して解決に導いてくれます。それまでの私は学会に出ても自分の発表でいっぱいいっぱいになっていましたが、様々な分野の人が集まる場所で交流を行うということは、自分の見識が広がるだけでなく、他者のマネジメントにもつながるという事を実感し、専門外の分野であっても積極的に話を聞くようになりました。私はこの経験から、自分の研究に没頭するのみならず、他分野の人にも積極的に交流をもった研究者になりたいと考えています。

最終面接 通過

実施時期
2017年06月
形式
学生1 面接官2
面接時間
20分
面接官の肩書
不明
通知方法
メール
通知期間
1週間以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

圧迫面接だったが臆せずに答える事が重要。時間が短いので一度パニクったら挽回は困難。予想外の質問が来ても硬直すればどうせ落とされるのでええいままよ!と突進することが大切。

面接の雰囲気

圧迫。延々と「我々があなたを雇う事の価値」について問われた。時間も短かった為、テンパるとゲームオーバー。

最終面接で聞かれた質問と回答

我々があなたを採用する価値は?

私は分光分析に関する知識なら他の学生に絶対に劣りません。分光分析は物質の諸特性を調べるために極めて有用な方法であり、分光分析なくしていまのサイエンスはあり得ません。私の研究室ではIRやラマン分析といった基本的なものから、SFG、過渡吸収といった専門的な分光手法まで取り扱っており、日々その原理や光学配置について学んでいます。特に実験手法には教科書のような完全なマニュアルはなく、研究室で蓄積されたノウハウが全てです。分光分析を主体とする研究室に身を置く私は、一つの分光手法だけでなく様々な手法に関して見識を持っています。御社に入社した暁には、私が学生生活の中で培ってきたこのノウハウを還元し、さらなる発展に寄与できるものと考えています。

他にメリットはありますか?

私にはアカデミックに進む友人が多数います。御社は大部屋制やマトリクス運営によって異分野間の交流を大切にする風土を持っておられますが、これは私が非常に重要視している点です。というのも、異分野の専門家と交流をすることは、物事を多角的な視点から捉える事に繋がり、ひいては自分の専門性を高めることに繋がります。私の友人には就職活動をせずにそのままアカデミック方面に進むことを決意している友人が多数おり、彼らとの友好をはぐくむことは最先端の技術と知識を享受できることを意味します。この様な友人は学生時代を逃せばおいそれと容易に入手できるものではなく、こうした友人を通して最先端の情報を享受できうることは他の学生にはないメリットだと考えています。

内定者のアドバイス

内定後の企業のスタンス

かなりの圧力で早急に返事を出す事を求められた。聞いた話によると最終面接で内定書にサインさせられた人もいるらしい。

内定に必要なことは何だと思うか

理系であれば自分の研究の価値を嘘でもいいからアピールすることが重要。相手は技術者といっても自分の研究には門外漢であるケースがほとんどであると思うので、高校生に説明するくらいの平易な言葉がベター。質問内容も高校生みたいなことしか聞かれないので恐れることはないだろう。ただ、逆に言えば質問の返答に詰まってしまった場合は大きなビハインドであると考えたほうが良い。そうならないためには相手が質問してくるような隙を作っておくことも重要かもしれない。

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか

堂々とした態度が必要。圧迫面接であれば無理難題に対する適応力を見られているので、そこでおどおどした態度をとってしまえば即並以下の烙印を押されてしまうだろう。多少筋が通っていなくても言いたいことははっきり言った方が良い。

内定したからこそ分かる選考の注意点

最終選考は人によって内容が様々らしい。私の場合は圧迫面接だったが、人によっては内定承諾書にサインを求められて和やかに終わったケースもあるらしい。また、内定後の返事の要求も圧が強いので個人的には就活を通して嫌いになった。

内定後、社員や人事からのフォロー

内定の連絡を受けた時点で辞退したため不明。

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Q. 志望動機
A.
「衛生面から多くの人の健康を支えることができる点に魅力を感じ、志望しました。 御社の説明会に参加した際、PB(プライベートブランド)だけでなくOEM事業も展開されており、約800以上の商品を販売されていることを知りました。 私は、就職活動の軸の1つに、「人の健康に携わること」を挙げています。 高い洗浄技術を活かし、数多くの商品を展開する貴社では、衛生面から多くの人の健康に関与できるため、この軸と合っていると思いました。 また、展開する商品の多さから、より多くの方の需要に応えられると思いました。 そこで、御社に入社し、新型コロナウイルスへの感染において多様化するニーズにも対応することで、不安を抱える人々を幅広く支えることができると思い、御社へ志望いたしました。 続きを読む
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公開日:2021年8月19日

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花王の 会社情報

基本データ
会社名 花王株式会社
フリガナ カオウ
設立日 1940年5月
資本金 854億2400万円
従業員数 33,941人
売上高 1兆5325億7900万円
決算月 12月
代表者 長谷部佳宏
本社所在地 〒103-0025 東京都中央区日本橋茅場町1丁目14番10号
平均年齢 41.1歳
平均給与 802万円
電話番号 03-3660-7111
URL https://www.kao.com/jp/
採用URL https://www.kao.co.jp/employment/kao/recruit/
NOKIZAL ID: 1130428

花王の 選考対策

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