【未来を切り拓く挑戦】【23卒】Ｓｐｅｅｅの夏インターン体験記（文系/StrategicLeadersCamp）No.25384（非公開/男性）（2022/5/10公開）

IT業界に関心を持っていて、中でもベンチャー企業ながら近年加速度的な成長を遂げている企業であったことから関心を抱いた。インターン参加に至るまでの各種選考フローにおけるFBを含め学生への対応が非常に真摯であったため、是非ともインターンに参加して業務理解・業界理解を深めることができればという思いから参加した。

事前に就活サイトを通じて例年どのような選考が行われているかを確認しておいた。例年と多少選考フローが異なっていたが、あらかじめ過去の選考体験記を拝読して面接対策をしておいたことが結果として合格に繋がったように思う。個人面接ではじっくりと学生の人となりについて深堀りがなされるため、自己分析をきちんと進めておくことが合格のカギになるかと思う。

面接においては、困難にぶつかったときの乗り越え方や周囲の仲間たちと協働して取り組む際に自身がどのような貢献の仕方をするかが重点的に見られていたように思う。社員の方々も熱い思いをもって働かれている方が多いため、これまで学生時代に取り組んできたことへの思い・熱意を面接の中でアピールできると良いかもしれない。

2チームに分かれ、とある航空会社の今後の事業戦略を立案・実行し2日間でどちらがより多くの利益を拠出できるかをバトルせよ、というものだった。

確か2年間を24か月に分解し、各月における収支結果がExcelで集計・計算され、自分達の取り組みの結果を見つつ、適宜反省もしていきながら様々な戦略を考え、実行に移して収益向上に向けて取り組んでいくというものであった。

戦略を立案・実行に移していくにあたっての仮説思考の重要性を学ぶことが出来た。

2チームに分かれ、とある航空会社の今後の事業戦略を立案・実行し2日間でどちらがより多くの利益を創出できるかをバトルせよ。

1日目にやったこと

午前中にはアイスブレイク・今回のワークについての説明がなされる。午後はいよいよ本格的にワークが始まり、社員の方々がまとめて下さった収支結果を見ながら様々な戦略を立案・実行していき、18時ごろに1日目のワークが終了する。

2日目にやったこと

引き続き議論を重ねてワークに臨み、午後16時ごろに最終の収支結果が報告される。2チームしかないため1位かビリかしかなく、報償は特にない。夕食は弁当を用意して頂き、インターン後は21時近くまで社員の方々に自由にお話をお伺いできる時間を設けて頂ける。

営業部・マーケティング部などの中堅クラスの社員の方々。

なし

ビジネスを考えるときには、な「なぜ」を何度も問い直し続けること。自らが投げかける「なぜ？」に全て答えられるようになっていれば、そのビジネスが成功する可能性は大いにある。

初期～中期は収支結果を見ていても自分たちの取り組みの何が収益を下げる原因になっているかを特定するのが難しかった。それでもなお諦めず地道に仮説を何度も修正しては仮説検証に取り組み続け、少しずつ安定的に収益獲得の軌道に乗せていくことができ、ビジネスを切り拓くのは困難の連続なのだということを学ぶことが出来た。

1チームあたりのメンバー数が3～4名のため、非常に仲が深まった。現在でも連絡を取っている者が数名いる。

競合に勝つこと以外に、新たな戦略を考えるうえで検討すべきこと（収益性や実現可能性、社会貢献性など）をできる限り網羅的に洗い出し、緻密に考え抜いたうえで戦略を実行に移すことの重要性を学ぶことができた。限られた時間の中でそれをやり抜くのは非常に難しく、実務における社員の方々の頭の使い方の一端に触れることができたように思う。

ケース面接の勉強をしておくことで、思考スピード・網羅的な思考力の基礎地盤を築くことができるかと思う。

ワーク終了後、2日目の夕方～夜には社員の方々とのカジュアルな対話会があるため、そこでお話をすることで働くイメージを具体化することができた。特にベンチャー企業でキャリアを歩むにあたっての苦労点に関しても伺うことができ、キャリア観を醸成する上でのヒントを得ることができた。

自身を含めあくまでも企業を深く理解するためというよりはインターンの場慣れのために参加しているという学生も多く、特段この会社への思い入れ・志望度の強さを持っているわけではないため。おそらく本選考を受けていくと競合の大手企業ではなくなぜこの会社であるかを聞かれることになるかと思うが、大手の内定を辞退してまでこの会社に入社する意義をさほど感じなかったため。

志望度が下がったというよりは参加前と後とでほとんど変わらなかった。確かに急成長中のベンチャー企業ということもあって若手からでも責任の伴う仕事を任せてもらえるのは魅力的であるが、どうしても案件の規模感、携わり方では大手企業に軍配が上がるため、自身の中では新卒でベンチャー企業に入社しようとまでは思わなかった。

インターン参加者にはリクルーターがつき、つきっきりで選考対策をして頂けると伺っていたので、インターンに参加していない学生に比べれば非常に有利であると考えられる。

IT・通信業界を志望していた。自身は特にスマートシティ・スーパーシティの実現により都市－地方間の格差を是正し、誰もが豊かに、そして安全に暮らせる社会の実現に向けて取り組むことのできる業界を志望していた。システム構築から運用、保守に至るまでをワンストップで提供できる会社、あるいは固定移動いずれかのネットワーク基盤を持ち合わせている企業の選考を受けていた。

志望業界に変化はなかったものの、自身の中でベンチャー企業に入社することはないであろうな、という思いが確固たるものとなった。案件の規模感はもちろんのこと、会社としてできる価値貢献の幅の広さや影響力の大きさを加味しても、ＩＴ・通信のいずれかの大企業に入社したほうがより一層自分の目標実現に近づくことができるなと感じた。