【ロジカルに学ぶ、課題解決の魔法】【23卒】アビームコンサルティングの夏インターン体験記（理系/コンサルタント）No.18870（名古屋大学大学院/男性）（2021/11/29公開）

コンサルティング業界で働くうえで必要となるロジカルシンキングやリサーチスキルをワークを通じて体系的に学べるかどうかで選んだ。また、選考フローの中で面接やGDがなかったことから、非常に応募しやすくインターン参加が比較的容易と感じたため。

ES・テストセンター・デザイン思考テストからなる選考フローであったため、早い時期からSPI対策を行っていた。また、友人とデザイン思考テストで出題されそうな問題を出し合い、対策した。

面接やGDがなかったため、人物面よりも論理的思考力や基礎学力などのスキル面が重視されていると感じた。

課題解決グループワーク

計3回のワークがある。基本的には個人ワークだが、2回目のワークはグループで取り組む。
ワークの前にはコンサルの基礎スキルに関する講義があり、それを生かすことができる内容となっている。

課題解決における現状把握や解決策の出し方

問題解決ワーク

1日目にやったこと

グループで簡単なチームビルディングをしたのち講義とワーク、発表を繰り返しながら課題解決ワークに取り組む。昼食時はチームメンバーや社員の方と自由に会話することができた。

様々な部署の社員

なし

インターンシップの最後に、社員の方から各々フィードバックをもらう。ロジカルに考える能力に優れていると言っていただいた一方で、選択するかしないかの判断基準を相手にわかりやすく伝えられるとなお良いと指摘された。

個人ワークの経験があまりなかったので、やるべきことの多さに苦労した。自分の立てた仮説の良しあしがわからないまま進めることになるので、自身の考えに自信を持つことや、与えられた資料の情報を適切につかむことが重要だと学んだ。加えて、自身のアウトプットを１枚の紙にまとめるのが、パワポに慣れていることもあり難しかった。

グループワークは一度しかないが、個人ワークでもほかの学生の発表を聞くことができるため、考え方や伝え方など学びになることは多々あった。

コンサルタントに必要な能力として、一次情報にいかに価値を付けられるかという点があると学ぶことができた。現場のヒアリング調査やデータなどから見えてくる仮説をもってはじめて課題が設定できることを痛感した。誰もが情報にアクセスできる時代だからこそ真に重要な情報を精査する力が必要だと感じられたのは大きな収穫だった。

世の中にある様々な情報・事象に対して自分なりの意見を持つ癖をつけておくと良いと感じた。なぜならば、資料をただ眺めてしまう時間があったため、そういった習慣があればタイムロスを減らせたと感じるからだ。

まず、1dayインターンシップということもあり、コンサルタントの業務のごく一部しか体感できなかったことが理由として挙げられる。加えて個人ワークが多く、チームとしてみんなで協力しあいながらクライアントの課題を解決するという一連の流れではなかったため、イメージがあまり湧かなかった。

参加学生の特徴として、日系の大手企業だから受けているという人が散見され、コンサルティング業界への理解や熱意に乏しい印象を受けたから。その点私はコンサルティング業界のみを志望しており、多くの企業を受験しているため、他の学生よりも経験値で勝ることができるのではないかと考える。

コンサルタントのワーク体験を通じて、頭をひねりながら考え続ける仕事がやはり楽しいなと感じたため。同時に事業会社でなくコンサルティングという立場からクライアントの支援をできる点も魅力に感じた。また、総合コンサルティングファームは外資系が多い中、日系ならではの温かさも感じることができ、自分に合っていると感じたため。

インターンシップのワークで優秀と判断された学生は、本選考でのワークショップ選考が免除になっていた。インターンシップ選考フローは比較的軽いため、志望度が高い学生にとっては非常に有利に働くと感じた。

総合コンサルティングファームを志しており、特にBIG４やアビームコンサルティングといった大手企業を志望していた。理由は事業会社よりも、コンサルタントとして外部から様々な会社の事業にかかわることができ、中でも上にあげた企業はグローバルに展開している企業であり、新卒として入社してより幅広い案件を総合的に経験できると考えたため。

大手の総合コンサルティングファームであればどこも大差ないと思っていたが、日本発というだけあって非常にアットホームな印象を受けた。競合他社と比較して社員も温かくまじめな方が多いというイメージを強く持った。業務内容としてはどの企業も大差はないと感じたため、依然として総合コンサルティングファームを志望している。