【デザイン思考で解く！】【23卒】アビームコンサルティングの夏インターン体験記（理系/コンサルタント）No.28568（早稲田大学大学院/男性）（2022/7/11公開）

ITとコンサルティング業界に興味があり、コンサルティングファームの中でもITに強みを持っていたので応募しました。また、選考がとても短いことやテストセンターの受験ができること（ほかの企業の練習になる）も応募する理由になりました。

サマーインターンシップでは、応募する理由が聞かれたので、説明会やマイページで利用可能な動画を見ることで理由付けをしっかり行った。また、テストがテストセンターで行われるものだったので、市販の本で対策した。

ESはもちろんだが、特にデザイン思考テストのスコアと、テストセンターの構造把握が重視されていたように思う。

3ステップに分かれており、それぞれのステップで講義→ワークという流れで進行した。

まず、ロジカルシンキングについての講義を視聴し、そこで学んだフレームワークなどを用いてワークに取り組む。

ロジカルシンキング、コンサルタントとしての課題解決

宅配ピザ屋の売り上げ向上施策、メガネ工場の問題特定など

1日目にやったこと

講義→ワークの流れを3回行った。3回のワークのうち、2回が個人ワークで1回がグループワークだった。各ワークで社員さんに発表を行い、FBをいただいた。インターンシップの最後にに座談会があった。

3年目の社員

なし

資料を読み込んで課題を特定するワークに対して、その数字を表面的にとらえて使うのではなく、加工して（例えば人口と面積をそのまま使うのではなく人口密度に変えるなど）使うことで、主張をサポートする有力なデータになることを教えていただいたことがとても印象に残った。

制限時間が厳しい中で、その日に習ったフレームワークを使いながらアウトプットを出すことが大変だった。また、講義を聴いている時間が長かったり、自分のアウトプットを採点する時間が設けられたりし、業務体験や社員さんからお話を聞きたいと思っていた自分にとっては少し退屈に感じてしまった。

グループワークは1回しかなかったが、議論の舵を取りながら書記もこなす方がいて、その積極性やリーダーシップがすごいと感じた。

インターンではアビームの新人研修で行われる、ロジカルシンキングについての講義を受けることができ、コンサルタントに求められるロジカルシンキングのレベルを実感した。また、学んだフレームワークに沿って課題に取り組み、そのアウトプットに対して社員がFBをしてくれるので、どこができているのか、またどこが足りていないのかが明確になり、非常に良かった。

特に構造化を中心に扱ったので、本を読んで理解を深めたり、日常的に頭を使う練習をしておくともう少し価値を発揮できたかもと思う。

インターンシップの講義で扱われたロジカルシンキングは、アビームの新人研修でも行われるようであり、それを用いてワークを行うことで実際のコンサルタントの業務の一端を経験することができたから。また、座談会などで社員さんから業務内容などについて伺うことができ、理解を深められたから。

インターンシップで業務や企業に対する理解を深められ、それが志望度や熱意のアピールに有効に働くと思ったから。また、社風も落ち着いた感じで、そこまで話すことが得意でない自分でもしっかり論理的に自分の意見を言うことができれば評価してもらえると思ったから。

インターンを経て、アビームの志望度は少し上がった。理由は2点ある。1点目は海外経験を多くつめることだ。海外研修や出張の機会がほかのコンサルファームよりも多いと伺い、グローバルに働きたいと思っていた自分にとってはプラスに働いた。2点目は社風である。外資コンサルのがつがつ感はあまりなく、インターン中も話しやすい社員さんばかりだったので、とても居心地のいい環境で仕事ができそうだと考えた。また、顧客に寄り添う社風も押し出しており、そこも魅力に感じた。

インターンによって優遇があるわけではないが、上述した通り本選考においてインターンシップで経験したことや聞いたことが深い企業・業務理解につながり、志望度や熱意のアピールにつながると思うから。

元々ITとコンサルティング業界を志望しており、ITの方により強い志望度があったが、今回のインターンシップを経てより上流の業務を担うコンサルティング業界の志望度が高まった。なぜなら、業務内容を伺う中で自分の興味のあるサステナビリティの領域に、IT業界よりもコンサルティング業界の方が入っていっており、自分のやりたい仕事ができると考えたからだ。

コンサルティング業界ということで、社員さんがみながつがつしているのではと思っていたがそんなことはなく、むしろ自分にとって非常に居心地のよい社風だった。また、このインターンシップに参加する前は外資系企業の方が英語を使えてグローバルに活躍できると考えていたが、日系企業の方が海外に会社を持たない分駐在や出張の機会が多いことを知り、より魅力的に感じるようになった。