20卒 インターンES
総合職
20卒 | 北海道大学大学院 | 男性
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Q.
大学あるいは大学院で、専攻もしくは今後、学ぼうとしている学問について、誰にでもわかるように説明して下さい。 (800字)
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A.
私は大学院でシステム情報科学を専攻しており,情報科学を中心にシステム全般について学んでいます.情報科学の中でも,今後は,機械学習という学問分野について学びたいと考えています.機械学習とは,コンピュータがデータからパターンを学習し,分類や予測を行うもので,私の研究課題と深くかかわっています.研究では,衛星画像を用いた熱帯林における森林伐採の自動検出に関する研究に取り組んでいます.森林伐採は重大な環境破壊の一つです.広大な森林を監視するには通常,光学センサを搭載した人工衛星を用います.しかし,熱帯地域では雨季に上空が雲で覆われてしまうため,地上の状況を把握するのは困難です.JAXAの人工衛星「だいち2号」には,雲を透過する性質を持つセンサが搭載されています.そこで私はJAXAとの共同研究テーマとして「だいち2号」の定期観測画像を用いた森林伐採の自動検出に取り組んでいます.自動検出が実現すれば地球温暖化の防止に貢献できるため,社会的重要性の高い研究だと自負しています.現在のシステムには目視が含まれるため人手が介入していますが,ここに機械学習技術を用いて高精度に完全自動検出を行うことを目指しています. このように機械学習技術は,人の負担軽減や人に理解できないデータの傾向の学習ができる可能性を秘めています.機械学習技術は,証券ビジネスにも応用できると考えています.たとえば,ビッグデータから学習したモデルを用いて株価を予測するシステム,また,顧客に要望に沿った資産運用案を提供するAIアドバイザーなどです.インターンシップでは,実務を通して,専攻で学んだ知識が証券ビジネスへどのように活かせるかを考えたいです.また,情報科学を学んだバックグラウンドを活かしたソリューションを提供したいと考えています. 続きを読む
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Q.
部門別コース[5days]に応募する理由についてご記入下さい。 (400字)
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A.
貴社のリサーチ業務を体験することで,証券会社で働くイメージを明確にしたいからです.私は,社会勉強と企業研究を兼ねて,株式投資による資産運用を行っています.その中で,「この会社の株価はなぜ上がったのだろう?」と疑問になり,経済ニュースを通して業界動向を調べることがよくあります.そのため,証券会社のリサーチ業務には関心があります.サマーインターンシップでは,フィナンシャル・テクノロジー部門の仕事を中心に学びましたが,座談会でリサーチャーの市場に与えるインパクトの大きさを知り,リサーチ業務への関心が強くなりました.ウィンターインターンシップでは部門別の業務を体験することでリサーチ業務についてより深く知り,就職活動の参考としたいです.また,専攻で学んだ知識をどのように活かせるか考えながら業務を行い,新たな提案をしてみたいと思います. 続きを読む