私は「討論」に関しては他人よりも突き詰めてきたと考えます。私は幼少期、負けず嫌いな性格から何かと論理付けて親の注意に反論することが多かったことを記憶しています。斯様な背景もあり、情に訴える主張より論理的な主張に自身の納得感が大きいことを日々強く認識すると同時に、日常生活の中で答えがない事象に関して友人と討論することを多く経験してきました。そういった中、大学に進学し現在所属するゼミに入りましたが、そこでディベートに出会いました。これまでの経験からかディベートと親和性が高く、最大限注力することができたと同時に試合では常に高評価を得てきました。
このディベートの経験によって以前よりも幾何か論理的な主張や思考が可能になり、他者を説得することも多少得意になったと自負していますが、それ以上に日常のコミュニケーションや他社との関係構築においてロジックに執着し過ぎないこと、時として論理性以上に情熱や熱意が必要となることを学べたことが個人的には大きな収穫でした。他者よりは討論を多く経験してきましたが、依然として未熟であることには変わりない為、より説得力ある言説の実現に努めていきたいと考えます。
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