【論理的に回答する緊張感】【23卒】富士フイルムビジネスイノベーションの事務系コースの1次面接詳細 体験記No.31075（非公開/非公開）（2022/6/14公開）

面接予約時に送付されたURLより接続し、面接官が入室し次第面接が開始する。終了後は学生より退出する。

働き方改革が浸透しない理由など、他社では聞かれないような質問をされることがあるため、想定していなかった質問に対しても論理的に回答することができるかを見られていると感じた。

自己紹介の際に緊張している旨を伝えると、面接官の方が「私も面接官をするのは初めてなので緊張しています」と話してくれ、全体的に穏やかな雰囲気であった。

なし

就活会議、ワンキャリア、富士フイルムビジネスイノベーション採用HP

学生時代に力を入れて取り組んだことと、入社後にその経験をどう活かしていくか教えてください。

私が学生時代に力を入れて取り組んだことは、学生委員として企画の立案・運営を行った経験です。私は〇〇大学生委員会という組織に所属し、学内企画の立案・運営を担当していました。そこで担当していた企画の一つに、新入生に向けた大学生協に関する説明会の企画がありました。しかし年々参加者数が減少しており、危機感を感じていました。私は企画に参加するメリットが少ないためであると考え、参加者同士が交流することができるレクリエーションの企画を提案しました。前例がない企画であったこともあり、提案した当初は多くの反対意見がありました。企画のリーダーとして意見の聞き取りを行ったところ、企画の運営面・内容面に関するものが挙げられました。そこで、運営面については大規模なリハーサルを行い、詳細な運営マニュアルの作成を行いました。また、内容面については他大学のミーティングに参加して意見を募り、チーム内で話し合いを重ねました。最終的には部員全員から賛同を得ることができ、企画を実施した結果、参加者が3割増加したほか好意的な感想が多く得られました。私はこの経験から、現状の課題点を分析し、適切な対応を考える力を身に付けることができました。私は専門営業職を希望しているため、顧客の話を引き出したうえで働き方の課題を分析し、最適な提案を行いたいと考えています。

自由な働き方が日本で普及しない理由は何だと考えますか。

私は自由な働き方がなかなか浸透しない理由として、在宅勤務を可能にするシステムがすべての企業に普及しきれていないことや、社員のリモートワークを推奨する風土が根付いていないことが原因であると考えています。1点目のシステムという点については、大企業では働く環境を整備するために多くの資金を使うことができるため、文書の電子化やスムーズなウェブ会議が可能になっていると思いますが、中小企業では費用やIT人材の不足から環境整備を十分に行うことができていないと思います。また、2点目のリモートワークを推奨する風土については、特に営業職など人とのコミュニケーションが重要視される職種では対面で顧客と会い、話をすることを前提としているように感じます。コロナ禍になって急速に広まったからこそいまだ根付いておらず、今後も継続してリモートでの働き方を勧めていこうという風土がないからこそ浸透しないという面もあると考えています。