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【未来を支える鉄の使命】【16卒】日本製鉄の本選考体験記 No.888(大阪大学/)(2017/6/13公開)

日本製鉄株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

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2016卒日本製鉄株式会社のレポート

公開日:2017年6月13日

選考概要

年度
  • 2016年度
結果
  • 2次面接
職種
  • 不明

投稿者

選考フロー

説明会1(3月) → 説明会2(4月) → ES(6月) → 1次面接(6月) → 2次面接(7月)

企業研究

企業研究でしたことがいいと思うことは工場見学に参加することです。セミナーに参加して企業の情報を収集することももちろん大切ですが、この企業は工場見学のイベントを複数回開催するため、実際に工場まで足を運んで仕事内容を理解したり、自分がどのような職種で働きたいのかということを考えることが必要だと思いました。また、技術系の職種志望の方ならば、工場見学を通して自分が大学で学んだ知識がどのように生かせるのかを考えてみるのもその後の面接にいかせるため良いと思います。

志望動機

私は、産業の基盤となる鉄を安定供給することで世界の発展に貢献したいと思い志望しました。鉄は社会で使われているあらゆる製品に変化することで、人々の生活の根幹を支えているものだと思っています。工場見学に参加させていただいたときに、製鉄所のスケールの大きさに惹かれ、自分もそのような仕事を通して日本の産業の発展に貢献したいと考えました。また、鉄鋼業はスケールの大きい仕事であると同時に緻密かつ高い技術が要求され、多くの人々の協力によって成り立つものなのだと感じました。実際に社員の方とお話しすることを通して、社員の方一人一人が仕事に対して強い責任感、熱意を持って働いていることを感じとることができ、そのような御社の一員として、世の中へ鉄を供給し続けることで世界の発展に貢献したいと思いました。

1次面接 通過

実施時期
不明
形式
学生1 面接官2
面接時間
60分
面接官の肩書
技術職の方
通知方法
電話
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

ESの中でも研究内容について詳しく聞かれた。大切なことは、自分の研究内容をどれだけ理解できていたかということと、その理解している内容をどれだけ相手に判りやすく伝えられるかだと思う。極力難しい専門用語を避けて、分かりやすい言葉を探しながら、伝えることを心がkることが大切であり、それができると評価も高いのではないかと思った。

面接の雰囲気

面接が始まる前に、社員の方が緊張をほぐしにきてくれたり、励ましの言葉をいただけたました。また実際の面接中も雑談をはさんでいただけたので緊張せずに望むことができました。そのため、圧迫とは感じませんでした。

1次面接で聞かれた質問と回答

研究で用いているシミュレーション手法について教えてください

私は連続体モデルという手法を用いています。連続体モデルはシミュレーションの対象となるモデルを細かいメッシュに区切って個々の部分に働く力を計算することで、材料全体に生じる応力やひずみを計算します。金属ガラスの変形は局所的に変形が集中することによって形成されるせん断帯の進展により起こるのですが、このせん弾帯の進展を観測できる空間スケールを確保するためにこの連続体モデルというシミュレーション手法を使っています。なるべく専門用語を避けることを意識しました。

金属ガラスが高強度を示す理由について教えてください

金属ガラスの原子構造が、他の金属材料と比べて違っており、アモルファス構造をもっているからです。アモルファス構造というのは、原子の配列が規則的でないことを意味しています。そのため、金属ガラスに負荷が加えられた時は、結晶構造をもった金属のように転位を形成して変形せず、数十原子が同時に共同的に動くことで変形が進行します。数十原子が同時に動く時に大きなエネルギーを有するため、高い強度を示します。そしてこれが金属ガラスの最大の長所であるといわれています。

2次面接 通過

実施時期
不明
形式
学生1 面接官3
面接時間
30分
面接官の肩書
技術職
通知方法
電話
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

志望動機や業界理解度に関して、一貫性を持ってこたえることができたことが評価されたのではないかと思う。業界理解については、なぜ鉄鋼業界を志望していて、その中でなぜこの企業が第一志望であり、さらには、希望する職種までの志望理由まで論理的に話すことができたことが評価されているのではないかと感じた。論理的かつ簡潔に伝えることを意識していました。

面接の雰囲気

面接官の方からは、否定的な質問もなく終始穏やかに面接が進んだ。面接官の方がまずESに沿って質問を行い、それに対して私が具体的に回答するという形式だった。研究内容に対しての深堀りはあった。

2次面接で聞かれた質問と回答

研究でのあなただけのオリジナリティはどういうところに表れているのですか

金属ガラスが延性を示すための条件を指標化できたことです。金属ガラスの延性は局所変形領域とせん断帯の2つの要素に支配されています。そのため、延性を示す条件を調査するにはSTZとせん断帯両方の解析が必要となります。しかし、1つのシミュレーション手法でこの2つを解析することは難しいため、私は2種類のシミュレーション手法を用いることで両方の要素を解析することで、多面的な方向から金属ガラスの延性能の改善について調査しました。また、それらの別々のシミュレーションから得られた結果を組み合わせることで、より効果的な延性能の向上に向けた条件を指標化することに成功しました。

研究から学んだことは何ですか

研究活動を通して、多角的な視点を持つことの大切さを学びました。私は研究を進めるときには、目標を立ててそれを達成するための手法を考えて、その手法を実行に移して、結果を検証して、その結果から得た改善点を次に生かすというPDCAサイクルを意識していました。また、目標達成に向けた手法を考えるときには、1つの可能性だけを考えるのではなく広い視点をもって、いくつかの仮説を立てるようにしていました。それにより、目標達成に向けての、一番最適な方法を導くことができました。

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日本製鉄の 会社情報

基本データ
会社名 日本製鉄株式会社
フリガナ ニッポンセイテツ
設立日 1950年4月
資本金 4195億円
従業員数 113,639人
売上高 8兆8680億9700万円
決算月 3月
代表者 今井正
本社所在地 〒100-0005 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号
平均年齢 39.9歳
平均給与 829万円
電話番号 03-6867-4111
URL https://www.nipponsteel.com/
採用URL https://www.nipponsteel.com/recruit/hq/
NOKIZAL ID: 1138289

日本製鉄の 選考対策

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