【革新的な金融未来】【23卒】三菱ＵＦＪ銀行の冬インターン体験記（理系/システム・デジタルインターンシップ）No.19934（非公開/男性）（2022/2/15公開）

社会のインフラとしての金融業界に興味がありました。業界トップクラスのこの会社で何をしているのか見てみたかったです。理系の銀行員としてのキャリアに興味がありました。どういうことをどういう人が行っているのかを知ることで、より入社後に働くイメージがわきやすいと思いました。

まずESにしっかりと自分の経験や考えを書きました。面接では、想定質問をあらかじめ考えておき、シミュレーションしておくことが大事だと思います。ESで書いたことが深掘りされることを想定し、言いたいことを過不足なくまとめていきました。

ES・面接では共通して、過去の自分の経験とその根幹にある考え方をしっかりとPRできる必要があると思います。

金融サービスの新規事業立案型グループワーク

あらかじめ分けられた4~5人1組のグループでワークを行いました。1日目は業務紹介と既存のシステムを踏まえた新サービス企画の立ち上げ、2日目は企画の模擬的な実現のグループワークでした。3日目に社員の方々に発表を行い、フィードバックをもらいました。

企画立案や企画実施の流れ

新しいサービスを提案せよ

1日目にやったこと

まず全体で企業・業務についてのレクチャーを受けました。グループに分かれて既存のシステムを踏まえた新サービス企画の立ち上げのためアイデアを出し合いました。さらに話し合い、提案するシステムを決定しました。

2日目にやったこと

引き続き案を議論してブラッシュアップしました。どのように開発するか、実装のコストや発注についてなど考慮する要素を議論しました。最終日に発表するプレゼンを作成しました。

3日目にやったこと

社員の方に対してプレゼンをしました。社員の方からフィードバックをもらい、互いにもフィードバックを行いました。また座談会があり、さまざまな社員の方のキャリアについて聞きました。

人事社員

なし

座談会ではさまざまなキャリアパスを歩んできた社員の方と話す機会が設けられているので、あらかじめ質問を考えておいてからさまざまな方に同じ質問をするのも良いかもしれません。グループワークの合間に1対1で面談をする時間もあるのでより踏み込んだ話もできるかもしれません。

アイデア出しの段階で革新的なアイデアが思い浮かばず、やや微妙なアイデアを新規サービスとして立案するしかなかったです。さらに実現に際してどのように受注するかという課題でも課題の真意がつかめずに苦戦しました。新規立案型のグループワークはメンバーの創造力に依存しているので厳しいグループだと厳しいと思いました。

1〜2名がとても積極的に意見を出して進めていたので、他の学生は少し目立たなかったように見えました。積極性は大事だと思いました。

グループワークについて経験出来て慣れることができました。システム・デジタル担当の銀行員にどのような人がいて、どのような仕事をしているのかについての知識を付けることが出来ました。業務内容やキャリアパスについて懇親会など社員の方と話す機会が多く設けられているので企業理解を深められます。

特に準備はいらないと思いましたが、強いて言えば新規サービスのイメージ、金融に関してあったらいいなと思うサービスについて漠然と考えておくと良いかもしれません。

そもそもこのインターンシップの内容がどれだけ忠実に業務を再現しているのか想像するのが難しかったです。何ステップかありましたがおそらくその中の一部しか関わらないのだろうと思いました。立案の段階でアイデアをあまり思いつかなかったため、自分が新規立案できるイメージができませんでした。

様々な方と話してみて、自分は銀行員に向いている人間かと言われるとそうでない気がしました。何度も面接をするはずなので、その中であまり金融向きでない自分の本質を理解されると思いました。開発(コーディング)をすることは少なそうなので選考では技術力より性格を見られると思いました。

志望度が上がらなかった理由はやはり金融の目新しいサービスには限界があるというのと、ベンチャーに比べると動きが遅いのがやはり気になったからです。金融なのでスピードよりクオリティが重視されるべきなのは同意できますが、遅いというのは私のモチベーションに関わるところだと思いました。

インターン参加者のみが対象のセミナー、イベントが頻繁に開かれています。メールでその案内がよく来ていました。さらに参加者1人1人にメンターが付きました。本選考では一次面接が免除になると聞いています。

IT系の企業を希望していましたが、金融業界にも興味がありました。金融は社会のインフラの一つであり、関わりたいと思ったからです。この会社の他には証券会社等を視野に入れていました。派手なイメージのあるサービス系のIT企業ではなく、金融業界として社会の下支えをしているこれらの企業に行きたいと思っていました。

金融ということで堅い社員の方が多いイメージでしたが、社員の方と話す機会が多く設けられていてそのイメージは良い意味で裏切られました。面談の結果、初期配属が海外関連の部署となることもあると聞きました。業務体験を通して金融サービスに関わるお金の動きや社会に与える影響の大きさを知りましたが、動くのが遅いとも感じたためむしろベンチャーの方が自分に向いているのではないかとも感じました。