【プロジェクトマネジメントの挑戦】【19卒】NTTコムウェアの夏インターン体験記（理系/エンジニア）No.2703（東北大学大学院/男性）（2018/4/6公開）

以前からIT業界、特にWeb系を志望していたが、所謂SIerについてもある程度知っておきたいと思ったためです。インターンの内容がSI業務について理解を深められそうなものだったので、興味を持ち参加しました。

特に対策はしていません。選考ではESが必要でしたが、なぜインターンに参加したいのかをしっかりと書ければ大丈夫だと思います。

擬似的なプロジェクトマネジメントの体験

1日目にやったこと

午前中は主に会社説明とチームビルディングでした。午後からはSEの仕事（プロジェクトマネジメント）を体験できるようなワークをチームで進めます。実際に社内であった案件を題材にしていたり、実際にプロジェクトを進めているイメージをつかみやすいような工夫があって面白いワークでした。

なし

何か意思決定する際には、その目的や動機などの抽象的な部分から固めないと大変だと言っていたのは確かにそうだと思いました。議論をする際にはどうしても具体的な部分しか見れていない人がいるので、その場合にはどう議論を進めるべきかを考える機会になりました。

チーム（５、６人）でワークを進めるので、やはりディスカッションの難しさは感じました。人それぞれ考え方が違う中で何かを決めなければならないという状況はよくあることですが、プロジェクトマネジメントが題材になっていたため、全員が経験のない事を議論して進めるという意味で大変でした。

SIerの仕事について、ざっくりと理解できたのは良かったと思います。ワークの形式も工夫されていて、自分がその職業で働いているイメージは掴めた気がします。上流SEの仕事となるとどうしてもプロジェクトマネジメント寄りになるので、技術志向の自分には合っていないことを再確認できました。

当日にやることは特にIT知識の要らないディスカッションなので、勉強は特に必要無いと思います（私はしませんでした）。ただ、ディスカッションのやり方については少し学んでから挑んだほうが得られるものは大きかったかもしれません。

企業説明からチームでのワークまで、仕事をイメージしやすいように工夫されていたと思うので、ある程度自分が働いているところを想像できたと思います。擬似的なワークではありましたが、プロジェクト管理の難しさについてもイメージできたので、適性も判断できたと思います。

学生の時からある程度開発プロジェクトに参加していたりはしたので、そういった経験は活かせるのではないかと思ったからです。あとは応用情報等の情報系の資格を取得していたので、ITの分野に興味があり、それを行動に移せるということは示せると思ったためです。

IT系の仕事ではありますが、このような大規模のSIerになるとほぼ手を動かすことはなく、プロジェクトマネジメントが主な仕事になると思うので、技術志向の自分はあまり向いていないと思ったためです。文系の方もそこそこいるみたいなので、技術力よりも調整力とか所謂コミュニケーション能力が大事な仕事だと思いました。

インターンシップ参観者限定の特別選考のようなものには招待されなかったので、特に参加したからといって有利になるとは思えませんでした。一応参加者にはイベント案内は届くようになりますが、そういった機会を活用できれば有利になるかもしれません。

大小関わらず、Web系の企業を志望していました。Web系を志望しているので、プログラミングが好きで手を動かせる環境で仕事をしたいと思っていたからです。大手SIerなどでは、主に上流工程の仕事がメインになる印象があるので、実際に手を動かしてモノを作り、それをユーザにダイレクトに届けられるWeb系に魅力を感じていました。

大規模なSIerで上流工程のみをやるSEになるのは自分には向いていないということを再確認できたという意味で、有意義なインターンシップであったと思います。自分は技術志向なので、このインターンシップに参加して、実際に手を動かせる環境で働ける企業への志望度が高くなりました。また、自分はあまり人と話すのが得意ではないので、プロジェクト管理者になるのは厳しそうだと感じました。