【挑戦と成長の一日】【22卒】みずほリサーチ＆テクノロジーズの夏インターン体験記（文系/コンサルタント　ワークショップ）No.11457（慶應義塾大学/男性）（2020/10/21公開）

コンサルタントの業務を体験してみたかったものの、他社は選考が重く中々参加出来なかった。
一方で、このインターンは選考がESのみだったため、出してみることにした。選考に通過したため、１日と長いものの参加を決意した。

応募動機およびインターンシップで体験・習得したい事項を書く400文字のエントリーシート。コンサルタントという職種への適正があるのか試したいこと、そう思った理由となるエピソードの２つを中心に構成した。また、IT技術に強みがあることも解ったのでエピソードにIT技術を絡めることも意識した。

5種類程の、課題解決型のワークがそれぞれのグループに割り当てられる 遊園地の課題解決策、スポーツ振興など

1日目にやったこと

最初1時間程、みずほ情報総研と合併予定のみずほ総合研究所に関する説明があり、その後30分程各グループの課題に関する説明があった。休憩を挟んで、3時間半程課題に取組み、その後フィードバックと座談会（退出自由）が行われた。

比較的ベテランのコンサルタント

なし

ベテラン社員さんの物腰が柔らかで、鋭いフィードバックとともに、「これは完成されているからこそ気になったポイント」「このポイントは我々の指導力不足だったポイント」といったコメントを添えて下さっていたのが好印象だった。

1日のインターンとはいえ、やはりオンラインで丸1日というのは体力的にも疲弊した。また、グループの課題がコロナと集客という矛盾を抱えるテーマだったため、解決策をひねり出すのに中々苦労したが、これは成長につながる良いテーマだったのではないかと感じる。

コンサルタントの提案の一部を体験することが出来た。先行事例を活用したグループが優勝していたので、先行事例の活用という一見簡単そうなことが、グループワークにおいても重要になるということは大いに参考になった。ワークやフィードバック、座談会などを通して社員さんの人柄を十分に感じられた点もインターンならではの体験であったと感じた。

IT技術の活用がカギとなったので、やはりIT技術に関する知識は幾らあっても困らないというのを改めて実感した。

提案書の作成というファイルコンサルタントのフェーズだけではあるが、この一フェーズだけでも大変だということがよく解った。新しい解決策を生み出すという面でも、一人では恐らく生み出せなかったであろう案を生み出すことができたので、これが仕事で重視されるチームワークなのか、と納得することが出来た。

インターンを経験してコンサルタントの大変さを実感することが出来た。周りの学生のレベルも想像していたよりも高く、油断していると本選考では落ちてしまうのではないかと感じた。一方で、大変であっても自分がコンサルタントをやりたい理由を明確に出来れば、内定が出るようになるかもしれないとも感じた。

インターン終了から数日後、ボールペンとパンフレットが送られてきた。オンラインインターンであっても、こういった気遣いが出来る企業の好感度は高い。また、前述のようにコンサルタントという職種のイメージとは裏腹に、社員さんの物腰が柔らかかったのも良いイメージに繋がった。

インターンの説明で、本選考に関わるものではないと明記されている箇所があった。院生や早慶の学生でも落ちている人がいるとはいえ、日程も想像より多く設定されているので、そこまで多くの学生は把握できないのではないかと感じた。

インターンシップ参加前は選考時期の早さから、安易にコンサルタントも志望業界に入れておこうと考えていた。また、食品が好きなので幅広く食品業界も見たほか、それに関わる工場のセンサーのメーカーや、ITの企業、また興味のない広告業界や保険業界を始めとした金融業界、不動産業界やハウスメーカーなど幅広く見る事を意識していた。

今回のインターンシップでコンサルタントの業務の一部を体験してみて、改めてコンサルタントの仕事の大変さを実感した。選考時期が早いからという安易な理由だけでコンサルタントを目指すことは無くなり、自分が何をやりたくて何がやりたくないかを真剣に考え、その後の選考に応募する企業を慎重に選べるようになったと感じた。