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- A.
日本工営株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2019卒日本工営株式会社のレポート
公開日:2018年9月11日
選考概要
- 年度
-
- 2019年度
- 結果
-
- 内定辞退
- 職種
-
- 技術職・土木設計
投稿者
- 大学
-
- 筑波大学大学院
- インターン
-
- NTTファシリティーズ
- 独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)
- 東電設計
- 日本工営
- 内定先
- 入社予定
選考フロー
企業研究
建設コンサルタント業界は一般的に知名度が高いものではなく,情報も日常生活でそう簡単に入ってくるものではないのでネットや,土木学会会員であれば土木学会誌などを読み込んで仕事内容や業界のトレンドを抑える必要がある.ほかの大手建設コンサルタントとの違いも当然ながら調べる必要がある.ネットのホームページでも多くの情報を得られるが,この業界は大手であれば総じて説明会や1dayインターンの回数や受け入れ人数が多いので,社員とも交流できる機会が多いように感じた.そこで生の声を聴くことで,例えば会社によってトンネル,橋の設計に強い,福利厚生がしっかりしてるなどの特色を知ることができる.よって社員の声を聴く機会は十分得られるのでOB訪問は必ずしも必須でないように感じた.
志望動機
私は、貴社のコンサルタントとして、主に社会資本の維持管理や防災などを通じて、人々の暮らしに安心・安全を提供できる仕事に取り組みたいと考えています.私は東日本大震災などの自然災害だけでなく,笹子トンネル天井板落下事故などの老朽化問題など,普段私たちの生活を支えている社会資本が,機能を失うだけでなく人々の脅威になる得ることに衝撃を受けました.それをきっかけに,社会資本に安全を築くことが出来る維持管理や防災に興味を持ち,大学・大学院では維持管理に関する分野である簡易橋梁点検手法の研究に取り組んでいます.そこで,これらの業務に現地の人に近い目線で、プロジェクトの企画設計から施工までに幅広く携わることが出来、そして時には発注者にアドバイスをするなど、自らのアイデアを反映できる総合建設コンサルタント業界を志望しています.総合建設コンサルタントの中でも貴社は国内最大の規模を誇り,多くの実績と技術者を有しています。私は様々な事業に携わる中で、より幅広い知識・技術を身に付けながら総合的な技術者に成長していきたいと考え、貴社を志望しました。
具体的にコンサルティング業務で取り組みたい仕事は2つあります.
1つ目は社会インフラの維持管理です.社会資本老朽化が進む中,財政難により新規建設は難しく,ストックをいかに効率よく延命するかが重要になっています.私は特に、貴社の所有するレーザー計測システムでのトンネルの健全性評価のように、新技術により点検診断の効率化を行いたいと考えています。そして、合理的かつ省力化効果の高い維持管理計画を作成することで、インフラの安全を守りたいと考えています。
2つ目は国土の保全、住民の安心・安全を守る防災分野です.今後予想される南海トラフ地震など、今後人々が危険にさらされる危険は依然として少なくありません。私は特に、社会基盤の基礎である道路を土砂災害から未然に防ぎ、交通網を確保することで人々の安全や、救助の円滑化により、人々社会活動を守りたいと考えています。
この二つの仕事に共通して私は,現場を通して技術や知識を身につけるだけでなく,その知識を活かし,改善策や応用策を自ら提案することで様々な課題を解決していきたいです.また,MSP制度を利用し,中央研究所で技術開発力や総合力を身に着けた後、再び現業部署に戻ることで,貴社の事業展開に大きく貢献できるような一人前のエンジニアになりたいと思います。そして,将来は世界中で社会インフラの効率的な予防保全を実現し,コストの平滑化だけでなく,人々に安心・安全を提供することで社会貢献をしたいです.
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2018年03月
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以上
ESの内容・テーマ
学生時代力を入れて取り組んだことを記述してください。/学校で学んでいる内容・得意分野を記述してください。/日本工営でどんな仕事に取組み、どのように活躍したいかについて記述してください。
ES対策で行ったこと
就活会議の受けたい企業のエントリーシートを参考にした.この時ありきたりな内容にならないよう自分自身の言葉や考えで特色を出すように意識した
筆記試験 通過
- 実施時期
- 2018年03月
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以内
筆記試験対策で行ったこと
SPIは参考書を少し読んだ程度.論述試験については取り立てて対策は行っていない
筆記試験の内容・科目
適性テスト(SPI的なもの),論述試験(建設コンサル業界の課題についての論述.レポート用紙1枚分程度)
1次面接 通過
- 実施時期
- 2018年04月
- 形式
- 学生1 面接官5
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 技術職員/人事
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
この面接ではES以上のことは全く聞かれなかったので内容はそれほど重視していないと感じた.よってはきはき愛想よく答えたのがよかったのではと感じた
面接の雰囲気
年配の方々ばかりなので委縮したが,人事の方の雑談から始まり,面接終盤も雑談をしたので緊張をほぐそうとしてくれる雰囲気があった.
1次面接で聞かれた質問と回答
自身の研究の実用化に向けての課題は何ですか
私の研究は橋梁の振動解析による健全度判定手法の開発なのですが,現在損傷の検知は健全時のデータと比較して行っています.しかし,現存する橋梁は現時点は当然ながら健全かどうかが不明です.よって,比較するための健全時の振動データが入手困難という課題があります.それに対しての解決策は現状では見つかっていません.ただ,考えられるアプローチとしては現在開発が進んでいる機械学習などで,橋梁の素材や形などのパラメータを記入することで健全時データを推定することが可能なのではと考えています.もしこれが実現すれば,橋梁の振動解析だけでなく御社が保有するコンクリートひび割れ診断機の技術革新にもつながるのではないかと考えています.
当社ではどのような業務に携わりたいですか
私は主に社会インフラの維持管理に携わりたいと考えています.社会資本老朽化が進む中,財政難により新規建設は難しく,ストックをいかに効率よく延命するかが重要であることは自身の研究を通して痛感しております.御社は維持管理においても様々な実績や技術,特に、レーザー計測システムでのトンネルの健全性評価のように、新技術を開発し,点検診断の効率化を行っています。そして、合理的かつ省力化効果の高い維持管理計画を作成することで、インフラの安全を守りたいと考えています。もし可能であれば自身の橋梁の維持管理についての研究を進め,実用化にこぎつけることができたら幸いと考えています.また,MSP制度を利用し,中央研究所で技術開発力や総合力を身に着けた後、再び現業部署に戻ることで,貴社の事業展開に大きく貢献できるような一人前のエンジニアになりたいとも思います。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2018年04月
- 形式
- 学生3 面接官5
- 面接時間
- 100分
- 面接官の肩書
- 技術職員(部門長)/人事
- 通知方法
- 直接
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
「大丈夫です」「問題ないです」という言葉をなるべく「むしろそのほうがありがたい」という言葉を多用してマッチングをアピールしたのが評価されたのでは
面接の雰囲気
一次面接よりは雑談などが少なく少し緊張した雰囲気であったが,相槌などは取ってくれるので話しやすい雰囲気であった
最終面接で聞かれた質問と回答
希望の部署に配属できなかった場合どうしますか?
結論から申し上げますと,問題はありません.現在私の研究がたまたま橋梁の維持管理であっただけで,私の就活の軸にはインフラで人々の生活を支えたいという思いがあります.維持管理であれ,設計であれ,また,国内でも海外でも御社の業務はすべてその軸にそっているためどの部署でも自分の夢を実現できると考えています.また,建設コンサルタントの業務は様々な部署が協力し合って行われるものでと伺いました.よって,途中で部署を移動になった場合でもそこで得た経験や専門性は,他部署と協業する際に大きく役立つと考えています.このような様々な経験を生かして一人前のエンジニアとしてインフラを通して社会貢献をしていきたいと考えています.
日本全国の転勤や海外出張もありますが大丈夫ですか?
問題ありません.海外に関しては私自身がケニアの大学で2週間インフラに関する授業を行った経験もあるため逆に興味があります.特に日本では公共事業の縮小が進んでいるため,建設コンサルタント業界は業務の海外比率を上げることが重要だと考えています.このような商売としても観点だけでなく,本当にインフラが必要とされている海外で業務を行うことは非常にやりがいがあり魅力的なことだと感じています.転勤についても問題ありません.むしろ私は今後の郊外の人口減少に不随する問題インフラの観点から解決したいと考えています.よって日本全国で様々な経験を積むことで,一人前のエンジニアとして社会貢献を行っていきたいと考えています.
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
内定をいただいあとも納得いくまで就活を続けさせてくれた。迷った挙句ほかの企業の内定を承諾したが,咎めることもなく祝福してくれたので学生のことを考えてくれていると感じた
内定に必要なことは何だと思うか
業界研究や企業研究が重要であると感じた.そのうえでマッチングをアピールできれば良い.また,技術職希望の方は研究についてはよく聞かれるので,現在行っていることや,課題,今後の展望などはまとめておいたほうが良い.半面学生時代頑張ったことなどについてはほとんど聞かれなかった.また,準備が出来ないタイプの質問は問われなかった.最終選考に残っていた人がもれなく上位の国立大生だったので学歴はある程度関係しているかもしれない.
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
とにもかくにもマッチングが重要だと感じた.マッチングをアピールするには当然業界や企業研究が重要である.そのうえで業務内容についての質問に対し大丈夫などというあいまいな答えでなく,楽しみですなど前向きな返事をすればよいと思う
内定したからこそ分かる選考の注意点
とりたてて特別なことは聞かれない.とにかくはきはき話すこととマッチングが重要だと感じた.そこには業務内容が合わず,離職する人が多いことが背景にあるのだと思う.また,私は利用しなかったがインターンに行った人には早期選考があるらしい
内定後、社員や人事からのフォロー
電話で内定承諾の返事はまだかとの催促が1度あったのみ
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日本工営の 会社情報
会社名 | 日本工営株式会社 |
---|---|
フリガナ | ニホンコウエイ |
設立日 | 1946年6月 |
資本金 | 5億円 |
従業員数 | 1,963人 |
売上高 | 731億6300万円 |
代表者 | 金井晴彦 |
本社所在地 | 〒102-0083 東京都千代田区麹町5丁目4番地 |
平均年齢 | 42.6歳 |
平均給与 | 926万2000円 |
電話番号 | 03-3238-8030 |
URL | https://www.n-koei.co.jp/consulting/ |
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