【石油業界の挑戦者】【19卒】出光興産の夏インターン体験記（理系/技術職）No.2927（早稲田大学大学院/男性）（2018/4/11公開）

就職活動をする上で石油業界に行きたいと考えていたので、石油元売会社に応募した。夏休み中にインターンシップに参加したかったので、他の石油元売会社が夏休み中にインターンシップを行っていなかったため出光興産株式会社に応募した。

まず、企業研究を行った。具体的には企業ホームページを見たり、昨年度本選考に合格した先輩の話を聞いた。ES添削も先輩に見てもらい直しを加えた。面接対策は自分のESを読み込みし、ある程度質問される項目を考えて面接に挑んだ。

石油製品の性能評価

前半にやったこと

前半は主に会社がどのような事業を行っているのかなどの説明を聞いたり、また実際に製油所を見学し各施設の詳しい説明を製油所で働いている社員の方に説明をして頂きながら施設を回る。

後半にやったこと

後半は、個人に割り振られているテーマについて実際に業務を通して課題に取り組む。社員さんが常に付き添ってくれる。最終日前日から発表向けにパワーポイントで発表スライドを作成し最終日に発表を行う。

役員クラス/部長クラス

なし

インターンシップで学生が行うことは社員の方からしたら当たり前のような課題であったので、課題解決のための正確な答えを求めているわけではなく、その課題に対すると取り組み姿勢などを評価していただいた。

最終日の発表に向けての準備時間が本当に少なかった。前日の数時間でスライドをかなりの枚数を準備しなければいけなかったためかなり焦った。自分にとっては与えられたテーマが研究室で学習しているテーマと関連している分野でなく、インターン中に学習する内容が多かった。

インターンシップ参加前までは、石油元売企業は石油を精製しているだけの企業といった印象が強かったが、石油製品の品質が，機械にもたらす影響を評価することで、エネルギーを供給することの責任に加え、人々の生活や安全をもっと近い場所で支えていることを知ることができた。

具体的でなくていいので、石油製品ができているのか簡単に知っておくと石油元売会社がどのようなことを行っているのか少しだけ理解できると思う。

出光興産のインターンシップでは最初の2日間を除き4日間ずっと社員の方と一緒に課題に取り組む。デスクを与えられ8時～17時まで社員と同様にオフィスで働くため社員の方が実際どのように働くのかイメージがつきやすい環境であった。仕事終わりに飲みに連れて行って頂き社員の方と話しやすい雰囲気であった。

インターンシップ参加したことで、1次面接は免除になるが、2次面接、最終面接はちゃんと受けなければならないため、他の学生とあまり待遇は変わらないと感じた。しかし、インターンシップを経験したことがある学生はなかなかいないので面接時に話す内容として話しやすいのではないかとおもった。

インターンシップで行った課題自体に対して面白さを感じたというよりも、自分に付き添ってくれていた社員の方の性格や人となりがとてもよく常に、自分の質問に真面目に答えてくださった事がとても印象がよかった。また、飲み会の際にも学生と社員という立場に関係なくとても楽しい飲み会にしてくださり人柄のよさを実感した。

インターンシップに参加することで1次面接は免除になるためその点では少し有利になると思う。しかし、2次面接と最終面接は受けるため極端に有利になるということではないと感じた。

インターンシップ開催時期は夏であったため就職活動を行い始めたころなので、参加前の志望企業・志望業界はあまり決めておらず漠然とインフラ業界に行きたいと考えていた。インフラ業界の中でも世の中に影響力が大きい会社のほうが自分のやりがいにつながると考えたため、ガスや電力などもある中で石油会社のインターンシップに参加したいと考えた。

実際にインターンシップに参加することで、日本に欠かせないエネルギー共有を行っていることはとても責任のある仕事であり、多くの人と何かを成し遂げることは達成感につながると考えたが、私はお客様と直接関わるような仕事のほうが直接意見などを取り入れたりお客様のためになにかをするといった仕事のほうがよりやりがいを感じられるのではないかと思うようになった。