- Q. 志望動機
- A.
三菱瓦斯化学株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2020卒三菱瓦斯化学株式会社のレポート
公開日:2019年7月24日
選考概要
- 年度
-
- 2020年度
- 結果
-
- 内定入社
- 職種
-
- 事務系総合職
投稿者
選考フロー
企業研究
三菱ガス化学という会社の強みと弱み、同業他社の中での位置づけ、扱っている事業や製品についての大まかな知識は、化学について専門的な知識が必要とされない事務系の枠とはいえ求められていると思います。
そのためには、三菱ガス化学のみならず併願していた他の化学メーカーの事業や海外での活動を比較することが有用でした。
面接で化学メーカーを中心に受けていると話すと、他の具体的な企業名とそれぞれの企業について持つイメージを聞かれたので、ある程度は話せるように準備していくべきだと思います。また、志望動機を語る際も、安易に「働いている人に惹かれた」と言うだけでなく、企業研究によって得られた知識と自分のやりたいことを組み合わせることで、他の学生と差別化ができると思います。
志望動機
まず大枠として、化学メーカーを志望する理由は、様々なものづくりにおける上流に位置する化学メーカーで働くことで、規模の大きな仕事に携わることができ、自分自身の視野も広げていくことができると考えたからです。
その中で特に三菱ガス化学を志望する理由は、「少数精鋭」という企業理念に魅力を感じたからです。同期入社が何百人といる競争的な風土で、周りと切磋琢磨しながら上を目指していく働き方よりも、少ない人数の中で、若手の頃から責任感のある仕事を任せてもらいながら常に当事者意識を持って成長することができる働き方の方が自分自身に合っていると、自己分析を通じて感じました。
また、複数回のリクルーター面談の中で、我々学生に企業のことを少しでも良く知ってもらおうという姿勢が伝わってきた点も魅力に感じました。
説明会・セミナー
- 時間
- - -
- 実施時期
- 2019年03月
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2019年03月
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以上
ESの内容・テーマ
組織の変革を主導した経験についてご記入ください。/学生時代に最も力を入れて取り組んだことについてご記入ください。
ES対策で行ったこと
特筆すべき対策は特に行っていないが、一文一文が冗長になりすぎないことや、誤字脱字に注意するといった当然の気配りは行いました。
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2019年03月
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以上
WEBテスト対策で行ったこと
市販の参考書を用いて、苦手な分野の問題を複数回解きました。
WEBテストの内容・科目
計数、言語、パーソナリティ
リクルーター面談・人事面談
- 形式
- 学生不明 面接官不明
- 面談時間
- - -
- 実施時期
- 2019年04月
リクルーター面談・人事面談
- 形式
- 学生不明 面接官不明
- 面談時間
- - -
- 実施時期
- 2019年04月
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2019年05月
- 通知方法
- 直接
- 通知期間
- 即日
ESの内容・テーマ
三菱ガス化学の志望動機について、入社後にやってみたい仕事を踏まえてご記入ください。/学生時代に取り組んだ学業についてご記入ください。
ES対策で行ったこと
人事面談前の2回目のESです。これまでのリクルーター面談を踏まえて、中身のある志望動機・やりたい仕事を練り上げる必要があったため、リクルーター面談の際に使用したノートや会社ホームページを何度も読み返した。
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2019年05月
- 通知方法
- 直接
- 通知期間
- 即日
WEBテスト対策で行ったこと
人事面談前に自宅で受験しました。
性格検査ですので、1回目のES提出時に受けた性格検査と矛盾が無いように意識することくらいしかできませんでした。
WEBテストの内容・科目
性格検査
1次面接 通過
- 実施時期
- 2019年05月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 90分
- 面接官の肩書
- 人事マネージャー
- 通知方法
- 直接
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
三菱ガス化学の社風と私自身の性格が一致していたという点が最も評価されたと思います。
面接官の方はこれまでに受験した性格検査の結果を見ながらこちらに質問している様子でしたので、嘘偽りなく質問に答えた点も重要視されていたと思います。
面接の雰囲気
非常に和やかな雰囲気で、出された飲み物を飲みながら進めらました。
形式ばった面接ではなく、会話ベースで行われました。
1次面接で聞かれた質問と回答
当社はジョブローテーション制度を採用しているため、必ずしもやりたい仕事に就けるとは限りませんが、大丈夫ですか。
はい、大丈夫です。
貴社の事務系総合職は、将来の経営を担う人材を育てる目的で採用していると伺いました。
将来的に企業の経営に携わっていくためには、1つの仕事を極めることよりも、様々な部署での勤務を経験することで、企業全体のことを把握していく必要があると考えています。
また、異動先での部署の仕事において、これまで携わってきた部署での経験が活かされたというエピソードを会社説明会で社員の方からもお聞きしたため、ジョブローテーション制度は自分自身の市場価値を上げるためにも非常に重要なものであると考えています。
このような理由により、私は貴社への入社後どのような部署に配属されたとしても不満を抱えることはないと考えます。
当社が第一志望と言っていたが、その決め手は?
貴社が第一志望である決め手は、これまでの2回のリクルーター面談の経験です。
リクルーター面談を通じて、私1人に対して社員3名の方からお話を聞くことができ、貴社の良いところだけでなく、悪いところや改善点なども包み隠さず正直に教えて頂けました。
学生1人に対して多くの時間を割いてくださる姿勢から、学生と企業を対等に捉え、入社後のミスマッチングを防ごうとする誠実さが伝わってきました。また、人事以外の社員の方とお話しする時間を設けて頂いたことで、貴社で働くイメージをより具体的につかむことができました。
このような学生に対する誠実な姿勢に魅力を覚えたことで、初めは数多くの化学メーカーの中の1つに過ぎなかった貴社の位置づけが第一志望へと変わっていった次第です。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2019年05月
- 形式
- 学生1 面接官4
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 人事マネージャー/役員3名
- 通知方法
- 直接
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
厳しい雰囲気に押し負けることなく、自分の考えていることをはっきり伝えることができた点が評価されたと感じる。役員の方々は変化球のような質問を次々と投げかけてきたので、頭の回転の速さなども見られていたのではないかと思います。
面接の雰囲気
非常に厳しい雰囲気でした。これまでの面接は会話形式で和やかに進められていたのに対し、役員面接は面接官との距離も遠く、否が応でも緊張してしまうような空気が漂っていました。
最終面接で聞かれた質問と回答
志望動機について教えてください。
私は、貴社の「少数精鋭」の風土に魅力を感じ、そのような環境の中で貴社の発展に貢献してきたいと感じたため、志望しました。
私は就職活動の中で企業を選ぶ過程において、「長く働くことができる環境かどうか」という価値観を重視したいと考えています。この価値観を重視する理由は2つあります。1つ目は、組織に長く勤めることによって、その組織内のさまざまな部門での経験や、そこに所属する人との関わりを積み重ねていきたいと考えているからです。2つ目は、1つ目に述べたようなキャリアプランを描き、ゆくゆくはその組織におけるスペシャリストとジェネラリストの両方のノウハウを兼ね備えた人材になりたいと考えているからです。
私はこれら両方のノウハウを兼ね備えて、ただ自分の担当の仕事に目を向けるだけでなく、組織全体を俯瞰しながら仕事に取り組む姿勢を身に付けていきたいです。そして、このような人材になることで、替えが効かない存在になるという、私が将来成し遂げたい夢が達成されると考えています。
このような価値観を重視する自分自身と、「少数精鋭」を掲げる貴社の風土がマッチするのではないかと感じています。つまり、一人一人にかかる責任は大きくなりますが、同時に、上司や先輩の方々から大いにサポートを受けながら着実に成長し、企業の発展に貢献することができることが、私にとって非常に魅力的に感じられました。
また、貴社に入社後は原料購買の仕事に特に関わってみたいと考えています。扱う額が大きく、プレッシャーを感じることもあると思いますが、仕事の成果がはっきりと数字で表れるという点は、やりがいやモチベーションにつながるのではないかと考えています。
私は、ワンダーフォーゲル部での活動を通じて、安全な合宿を実現するために準備段階から実際の登山中に至るまで、常に計画的に行動するという習慣を身に付けました。これは、原料購買の仕事において「安く、なおかつ安定的に仕入れる」という目標を達成するために、様々な情報に対して常にアンテナを張り、将来を見据えながら能動的に動く必要がある点に通じるものがあると考えています。
学業で頑張ったことについて教えてください。
大学時代は、履修カリキュラムの豊富さもあり、法律学のみならず、政治学や経済学などの幅広い分野を、まんべんなく学習してきました。
1,2年次で学んだ知識をもとにして3年次から始まるゼミを選ぶにあたって、内容が興味深く、成績も非常に良かった憲法について学ぶゼミと、政治過程論について学ぶゼミの2つに絞り切ることが当初は非常に困難に感じました。そのような中で、後者の政治過程論ゼミを選んだ決め手となったのは、大学入学後最初の学期において、政治学の講義でご指導頂いた教授が担当されているという点でした。学問の初学者が抱えがちな疑問に対して的確に応える形で進められる講義が魅力的で、より近い距離で指導を頂きたいという気持ちがあり、政治過程論ゼミを選択しました。
3年前期では、広く社会科学一般の研究の進め方や注意すべき点を、文献や実際の政治学の論文を購読することで学習しました。
3年後期から、ゼミ生一人一人の研究テーマを設定することが求められ、私は「水道法改正による水道事業民営化」をテーマとして設定することに決めました。テーマ探しを行っている際、国会で水道法の改正案の審議が進められていることを、メディアを通じて知ったことがこのテーマを選んだきっかけです。改正案に反対する人々の意見として「民営化されると水道料金が急騰する。」、「水質が悪化する」といったものが挙げられますが、果たしてこの主張はしっかりとした根拠に基づいたものなのかと疑問を持ったため、既に水道事業が民営化されている諸外国の事例と比較を通じて、日本における水道事業の民営化の展望について検討していくことを決めました。
現在は4年生後期の懸賞論文の提出に向け、先進国の民営化事例を中心に研究を進めている最中ですが、国ごとに民営化の様態や公共事業そのもののあり方は様々であるため、比較することは簡単ではなく、苦労しています。しかし、教授のご指導や他のゼミ生からのアドバイスを頂きながら、大学生活の4年間で学んだものの集大成として、完成した論文を必ず提出しようと考えております。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
内々定を保留にすることもできるが、なるべく早く内々定を承諾するかどうかを連絡してほしいと言われました。
内定に必要なことは何だと思うか
化学メーカーの企業研究や、仕事内容の理解はもちろん大切ですが、この会社は社風とのマッチング度を最も重要視していると感じました。どれだけ優秀な学生であっても、性格検査の結果が三菱ガス化学の社風に合わないと判定されると不合格になると思います。そのため、実際に説明会に足を運んで社員の方の雰囲気を感じ取り、自分自身がこの会社で働くイメージが鮮明に浮かぶかどうかを判断するのが良いと思います。
また、会社四季報などを見る限り、早慶や旧帝大の比率が非常に大きいので、学歴もかなりの程度必要だと感じました。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
自分自身の性格が社風にマッチしているかどうかが一番大きな違いだと思います。
また、普段から様々な事象に対して自分の考えを持っていて、それを他人に話すことができる力を持っている点も、私が内々定を獲得できた大きな要因の一つであると自負しています。
内定したからこそ分かる選考の注意点
最終面接を除いて、雑談に近い和やかな雰囲気でリクルーター面談や面接が進められるが、面接官の方はあえてそのような雰囲気にすることで、学生の素の部分を知ろうとしていると思われます。したがって、素直に話すことが大事とはいえども、選考の一部であるということは常に頭に入れておくことが大切です。
内定後、社員や人事からのフォロー
内定者懇親会で、同期と顔合わせをする機会が設けられるそうです。
内定後入社を決めた理由
入社を決めたポイント
- 会社のブランド・知名度
- 給料・待遇
入社を迷った企業
株式会社第一ビルデイング
迷った会社と比較して三菱瓦斯化学株式会社に入社を決めた理由
一番大きな理由は、三菱グループの一員という圧倒的なブランドに魅力を感じたからです。もしも会社が多少傾くようなことがあったとしても、三菱グループの力で何とかなるのではないかという漠然としたイメージがありました。
社員の方々も、頭の良さそうな方が多く、仕事関係を抜きにしても尊敬できるような人が多いと感じました。
また、給料・待遇の面においては、単に給与額が非常に良いのももちろんのことですが、その他の福利厚生の面も財閥系企業らしく非常に充実していると伺ったため、入社を決めました。
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三菱瓦斯化学の 会社情報
会社名 | 三菱瓦斯化学株式会社 |
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フリガナ | ミツビシガスカガク |
設立日 | 1951年4月 |
資本金 | 419億7000万円 |
従業員数 | 7,918人 |
売上高 | 8134億1700万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 藤井政志 |
本社所在地 | 〒100-0005 東京都千代田区丸の内2丁目5番2号 |
平均年齢 | 40.8歳 |
平均給与 | 881万円 |
電話番号 | 03-3283-5000 |
URL | https://www.mgc.co.jp/ |
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