21卒 本選考ES
研究職
21卒 | 東京理科大学大学院 | 女性
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Q.
現在取り組んでいる、研究室・ゼミでの研究内容、あるいは卒論(修論・博論)の内容について、お伺いいたします。 (未決定、あるいは所属されていない方は、最も力を入れた分野<履修科目>について記入)(300文字以内)
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A.
アニオンUV硬化は、主に光塩基発生剤(PBG)から塩基により多官能モノマーを重合する反応です。光のみでの硬化の報告例が少なく、イオン型のPBGを用いたチオールとイソシアナートのアニオンUV硬化は報告されていますが、保存安定性が悪いと考えられ、保存安定性の向上が求められています。本研究では、従来のイオン型ではなく非イオン型のPBGを用いました。これにより保存安定性が向上し、さらに用いるチオールを検討することで転化率の向上を目指しました。非イオン型のPBGを用いることで、組成物の保存安定性を向上させ、PBGの添加量、多官能チオールの種類を検討した結果、365 nm光を90 J/cm2照射後に高硬度(2H~3H)、高Tg (29~77℃)のアニオンUV硬化膜を作製しました。 続きを読む
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Q.
所属クラブ/サークル/部活について簡単にご記入ください。中学校以降の内容で、役職等の経験があれば併記ください。 [記入例]中学:野球部(主将)、高校:水泳部、学園祭実行委員(副委員長)、大学:体育会合気道部 (200文字以内)
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A.
中学:陸上部、高校:JRC部(副部長)、大学:料理サークル(副部長) 続きを読む
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Q.
アルバイト等の経験の有無と、内容について簡単にご記入ください。 [記入例] 2014年4月~現在 家庭教師アルバイト、2015年8月 児童福祉ボランティア (200文字以内)
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A.
2019年4月~9月 実験のアシスタント(TA) 続きを読む
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Q.
趣味/特技について簡単にご記入ください。 [記入例] 寺社仏閣めぐり、写真撮影 (200文字以内
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A.
縫物、レース編み、ビーズモチーフ作り、切り絵、ケーキのデコレーション、キャラチョコ 続きを読む
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Q.
研究上の課題とそれに対するご自身の貢献(課題をどのように捉え、行動したのか)について教えて下さい。
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A.
私は、始めはチオールではなく、アルコールを用いてイソシアナート/アルコール系のアニオンUV硬化を行っていました。この系では、塩基によりアルコールからプロトンが引き抜かれ、生成するオキソアニオンがイソシアナートと反応することで、ウレタンが形成されます。しかし、アルコールは水を含有しやすく、この水でイソシアナートの自己重合が起こるため、調製直後に硬化してしまったり、保存安定性が悪くなったりしました。そこで、アルコールの替わりとしてチオールを用いることを検討しました。チオールはアルコールよりも反応性が高く、水の含有も少ないため、有用であると考えられました。その結果、多官能イソシアナートおよびチオール系で、非イオン型PBGを用いることで調製溶液の保存安定性が良好で剛直なアニオンUV硬化膜の作製に成功しました。 続きを読む
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Q.
研究室におけるあなたの役割を教えて下さい。 実際の役割分担だけではなく、スキルや性格面で貢献している点について具体的に説明して下さい。
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A.
私は研究室において、自分のためだけではなく周りのために動くことを目標とし、自発的に共用の試薬の注文をしたり、乾燥機の中に放置されたガラス器具を保管場所に戻したりしています。些細なことですが、誰かがやらなければならないことを積極的に行っています。また、これにより研究室全体の雰囲気も少しですが、変えられたのではないかと考えています。また、私は機械を扱うことが好きなので、係ではありませんが、新しく購入したパソコンやプリンターの初期設定を進んで行いました。このとき、今後私が卒業しても後輩が困らないように、設定した情報をまとめてファイリングしました。 続きを読む
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Q.
採用ホームページや会社説明会で印象に残った点についてあげるとともに、印象に残った理由について教えて下さい。
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A.
貴社の研究開発の業務の幅の広さに魅力を感じました。現在私は、合成から評価までの1通りを1人ですべて行うという特徴がある研究室に所属しています。このことから、貴社の仕事の進め方として材料設計、合成、評価、顧客対応まで多岐にわたる業務に携われることに魅力を感じました。 続きを読む
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Q.
当社を志望した理由
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A.
私は貴社のように、優れた技術と商品・サービスにより社会に貢献したいと考え、貴社を志望致しました。私は現在、光を用いて膜を硬化させる研究をしています。研究を進める中で、目的を明確に理解することで、研究が楽しく続けられることを実感しました。また、産業界では樹脂が幅広く用いられていることを知り、私たちの研究が未来の社会において期待されていることを感じました。私もこの研究を活かせるような仕事に就いて人々の生活に貢献したいと思うようになりました。また、貴社の樹脂事業は、材料開発の川上から川下まで手がける点が私の研究内容と類似しており、要望に応じて樹脂に各種機能性を付与する仕事に非常に魅力を感じました。 続きを読む
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Q.
現時点で希望する仕事(自分の知識および技術が活かせると思われる仕事とその理由)
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A.
私は世の中のニーズに化学の力で応えることの出来る研究開発職を希望しています。私は、大学の研究室で高分子化学、有機化学、光機能化学について学びました。そこで、材料を作る上で、目標の物性を種々のパラメータを操作して制御する面白さや大変さを知りました。そこで貴社の新事業企画の光機能材料であるSUNCONNECTのような次世代を担う事業に携わり、研究活動を通して培ってきた知識を活かして社会の必要とする画期的な製品の開発に取り組み、価値創造型企業の一員として事業とともに成長していきたいと思っています。 続きを読む
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Q.
将来チャレンジしてみたい仕事(当社を舞台に将来取り組んでみたい仕事、または実現してみたい夢とその理由)
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A.
私には、「世の中の生活をより豊かにしたい、自分の作った製品で社会を変えたい」という夢があります。そこで私は将来、貴社で他者には真似のできない製品を開発したいと考えています。研究者において自身の技術を製品化し社会に貢献することはこの上ない喜びであり、そのためには常に能動的に知識を吸収し、幅広い経験を積むことが大切であると感じています。貴社の幅広い仕事に携われる企業風土の基、まずは研究開発職として様々な経験を積み、目の前の事業に対して多角的な視野で取り組むことにより、広く深い専門性を磨き、将来的にはこの経験を活かし、周囲の人を巻き込みながらモノづくりを考えられるようになりたいと思っています。 続きを読む