22卒 本選考ES
開発職
22卒 | 東京大学大学院 | 男性
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Q.
⾃⼰PR(400文字以内)*
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A.
生命科学に関わる仕事を通して、科学の地位向上に貢献したいという私の強い志が貴社のカルチャーにフィットすると考えている。 研究活動を通し、海外と比較して日本の若手科学者の労働環境や待遇を不当だと感じることが多かった。これは日本における科学の地位の低さが理由だと感じており、私は科学の価値を世間に広く認知させて、科学者の待遇を改善したい。そして優秀な人材がアカデミアに残り、基礎研究が活発に行われる環境を作ることに貢献したい。そのため科学の進歩を実社会にわかりやすい形で還元でき、科学の地位向上に貢献できる製薬業に興味を持った。また貴社が力を入れているCSR活動の一環として、小学生を対象にした「サイエンス・スクール」を知ったが、前述の理由からこのような生命科学における人財育成方針に私は深く共感している。以上から製薬会社の中でも貴社のカルチャーに最もフィットし、活躍できると考えている。 続きを読む
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Q.
これまでの⼈⽣の中で、「⼀番の挑戦」といえるエピソードと、それをどう乗り越えたのかを教えてください。(400文字以内)*
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A.
大学で生命科学を学ぶため、3年次まで進学した工学部を中退して他の大学を再受験した。 当初大学では生命科学を専攻しようと考えていたが、成績が理由で工学部の情報系に進んだ。しかし生命科学へ思いを捨てきれず、再受験に至った。挑戦となったのは3年ぶりとなる受験勉強だ。久しぶりの試験を通して知った自分の現在地は、志望校まで程遠いものだったため、受験勉強ではモチベーション維持を大事にした。これは他の受験生と比較した自分の強みは合格への気持ちだと考えたためであり、また高いモチベーションで励めば一度目の受験で習得した勉強法を継続できるからである。具体的には志望学部での研究内容を詳しく調べ、将来の自分の姿をイメージすることを定期的に行った。このようにして、目の前の勉強に没頭する中でも先の目標を見失わないよう心掛けた。その結果志望大学に合格し、現在生命科学系の研究に勤しむことができている。 続きを読む
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Q.
あなたに最も影響を与えた体験・エピソードを教えてください。(400文字以内)*
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A.
幼いペットの死だ。 私の家ではインコを6羽飼っていた。いつも生後まもなくのヒナを迎えて、10年程共に生活し、老いたインコの最期を見送ることが多かった。そのように迎えたヒナの一羽に「太郎」という名前のインコがいた。ある日餌やりのためケージの外に出して、少し目を離した隙に姿が見えなくなってしまった。それから家族で必死に探し、敷かれた布団の下から見つかった時には太郎は動かなくなっていた。ヒナは狭いところへ入りやすいという習性があることを知っていたので、目を離してしまったことをとても後悔した。この経験から、年下や後輩に対して世話焼きが好きな性格ができたと考えている。また老衰で見送る個体が多かった中で、直前まで元気に動いていた太郎がだんだん冷えていった感覚が当時大きな衝撃だった。その後「生き死にを隔てるのは何か」といった哲学や「生物とは何か」ということに興味を持つようになった。 続きを読む