【未来を切り拓く挑戦】【21卒】富士フイルムの冬インターン体験記（文系/総合職 事務職）No.11714（東京大学/女性）（2020/11/17公開）

メーカーの中でも非常に幅広い事業展開をしており、医療の分野や化粧品にも力を入れている事業内容に興味を持ち、もっと会社について知りたいと思ったのが一番の動機でした。また大半が東京勤務であるということを聞き、転勤の有無は私にとってかなり気になる要素であったので、そちらにも魅力を感じ、応募しました。

面接対策として、御社の事業内容については事前にしっかり調べ、特に気になる部署などをメモしておきました。エントリーシート自体はあまり癖がないものであったので、特別な対策はしませんでしたが、富士フイルムは挫折や失敗からどう乗り越えるか、という点をとても重視する
と本選考をうけた先輩から聞いていたので、そこを意識して強調するように書くようにしました。

富士フイルムで行う新規事業を立案せよ

1日目にやったこと

自己紹介など他のインターン生との交流。各自それぞれが設定した自分の課題の上位目的を考えていくワーク、さらに新事業立案に向けたチームでの議論（案出し）を行いました。

2日目にやったこと

引き続き新規事業立案に向けたプレゼン準備を中心に行いました。また人事部長の方が今まで携わってきたお仕事について話してくださる講演の時間、複数の社員さんとお話ができる座談会の時間もありました。

3日目にやったこと

新規事業の最終発表に向けた最終確認を行い、その後に全ての班が順番に発表をしていきました。上位３位まで発表され、フィードバックをインターン生同士、社員さん両方からもらい、その後懇親会を行いました。

人事の方々

富士フイルム　アスタリフトの商品

結局は自分たちがその事業をやりたい、やってこういう目標を達成したいという想いが大切であるということです。どうしても話し合っているうちに、このビジネスだったら富士フイルムと親和性が高いんじゃないか、新規性があるのではないかなどの考えが出てきてしまうのですが、結局は想いが強くないと他の人に響かないということを指摘していただいたのが印象的でした。

このインターンの一番変わっていたところは、実際に会社で集まるのは３日間だけれど、インターン初日から最終発表まで１ヶ月あったところだと思います。１ヶ月相当考え込んで事業提案をする必要があったので、インターンとして会社に集まる日以外にも予定を合わせて、オンライン等を活用して案を練っていくのが、時間があるからこそ難しかったです。

インターン参加前は、メーカーの事務職として、実際にどのようなお仕事をされているのか、どのように商品計画に携わられているのかがあまりイメージがわかなかったのですが、インターンで実際に社員さんからのアドバイスを受けながら新規事業を立案することで、イメージを沸かせることができました。富士フイルムの社風も感じられたように思います。

とても丁寧にステップを踏んでくださるので、正直あまりないと思います。ですが、富士フイルムの事業についてある程度知っていた方が、新規事業立案はしやすいかもしれないです。

とにかく「なぜ」を一人一人が問われる会社であるということがワークを通してわかりました。また座談会を開いてくださったり、社員さんと交流をする機会が何度もあったので、社員さん同士がとても仲が良く、フランクな関係性であることを生でみることができました。お昼は会社の食堂で食べさせていただいたので、お昼の雰囲気も知ることもできました。

私は英語が苦手でしたが、お話を聞いていて英語力はあまり重視されていないように感じました。また、本選考では飾らない自分をいかに出せるかが大事になってくるように感じたので、ありのままをどう飾らずに表現するかをしっかり対策すれば、評価していただけるのではないかと感じました。

志望度は上がりました。事業内容はもちろん、社員同士が年齢を超えて仲が良く、楽しそうに働いていらっしゃるのを見て、魅力度が増しました。若手でもどんどん仕事を任せられるということも聞き、若手だから意見を聞いてもらえないということもなさそうだったので、自分が成長出来そうだと思いました。

インターン後にインターンシップ参加生のための特別なイベントなどはありませんでしたが、インターンシップ中はワークなどで人事の方と密に関わり、人事部長の講演などもあったので、参加者はかなり人事に顔が知られると思います。

あまり業界を絞ることができず、日系企業をとにかく幅広く見ていました。その中でもメーカーは比較的志望度が高かったので、他にも化学メーカー系は特にしっかり見ていましたが、仲の良い先輩が富士フイルムに行かれていることもあって最初から富士フイルムの志望度は高かったです。その他、金融、保険、デベロッパー、通信、広告なども見ていました。

志望業界の変化は大きくはありませんでしたが、富士フイルムへの志望度がかなり上がりました。インターンシップに参加するまで、OB訪問など一切できておらず、自分がこの会社で具体的にどういう事業に携わりたいのかが整理できていなかったので、インターン後に何名かOB訪問をさせていただき、本選考に向けた対策を始めました。