【STPDで世界を変えよう】【22卒】富士フイルムの冬インターン体験記（文系/総合職）No.17499（神戸大学/女性）（2021/9/7公開）

化学メーカーに興味があったため、富士フイルムや東レ、旭化成などにエントリーしていた。目的は、その企業の雰囲気を掴むことと、仕事の一環を知ること、本選考の優遇を期待してのことだった。マイページに登録していたら、冬のインターンの案内が来た。

選考フローにおいて動画と、人事部の方との面接があったため、自分のガクチカを一通り口に出して話せる練習をしておいた。

参加者によって、面接の手ごたえは様々であったため、分からない。面接は12月で、時期的に面接で卓越していた人は少なかったかもしれない。

富士フイルムの世の中の認識に対する課題解決型グループワーク

1日目にテーマ発表、3日目（約1か月後）に全体に向けて発表

富士フイルムとして大切にされているSTPDの考え方

世の中に正しい富士フイルムを浸透させるための施策

1日目にやったこと

富士フィルムの考え方の根底のSTPDについて、学習したのち、ワークの内容の発表。約1か月間ワークに取り組むチームの顔合わせ。そののち、チームでワークを少し進める。

2日目にやったこと

人事部長の方の講話、OIHubと呼ばれる、富士フイルムの技術を展示している場所の見学、海外法人でお仕事されている方との座談会があった。グループワークは、インターンの時間外の活動が中心。

3日目にやったこと

グループワークの最終発表を行った。5チーム発表したのち、最優秀のチームの発表と、それぞれのチームに人事部の方などからフィードバックを頂いた。また、同じグループの学生同士で、お互いどのように映っていたか、良かった点と改善点を挙げ、評価し合った。

人事部・広報部

なし

オンラインでワークを行っている最中に、声をかけてくれることがあった。顧客目線や、「本当に買いたくなる」かどうかなど、議論の穴を優しく教えてくれた。また、グーグルスプレッドシートでの課題は、時間外にお願いすると添削していただけた。

日報と呼ばれる毎回の活動記録の記入。マイページ上で毎回の振り返りとして記入が必須である。求められる文字数も多いが、社員の方が目を通すかもしれないと思うと気が抜けなかった。今思うと、記録しておいたからこそ記憶が鮮明で役に立っているが、時間のないときには少し大変だった。

5人のグループだった。最終日には、これまでの互いの活動へのフィードバックを伝え合い、お互いの目にどのように映っていたかすごく勉強になった。

企業の大切にしていることを学び、仮説を立て、その仮説のための施策実行の発表のワークを通して、インプットとアウトプットのバランスがすごく取られたインターンであったように感じた。視座の高さや、本質的な思考の習慣の、その重要性について学びがあった。

ワークについては、企業がブランドイメージを伝える広報の手段には、どのようなものが今まで取られてきたか。座談会においては、自分が富士フィルムに就職したらどんなキャリアプランを描きたいのか、会社のどんなことを知りたいのか。

本当の仕事においても、大切にされている思考のモデルはインターンのものと似通っていて、本質的なものに辿り着こうとする企業の考え方の型は学ぶことができた。また、オンラインではあったものの社員の型との距離が近く、雰囲気の一端を掴むことができたから。

グループの他の学生とも話したが、面接の何が評価されてインターンに呼んでもらえたか、正直分からなかった。本選考では、より多くのレベルの高い学生が集まってくるのだろうなと感じた。インターンの面接ではあまり深ぼられなかったが、人柄の面と志望度のところで本選考の面接では更に詰めて準備しなければと感じた。

インターンに参加したことで、会社に対する知識や親近感が増えたこと。より身近な存在となり、情がわいた。仕事においては人間関係を重視したいため、素敵な社員の方々に出会い、時間を共有できたことが大きかった。一方で、普段の仕事のイメージはあまりつきにくかった。

本選考の書類を通過すると、1次面接が免除になるということが、インターンの最中に共有された。そのため、インターン不参加の学生の方よりは有利に進められる。一方、2次面接以降は厳しくふるいにかけられる。

インフラ・化学メーカーを志望していた。インフラは東京・関西電力を中心に、化学メーカーは富士フィルムや旭化成、住友化学など。事業として社会貢献性が高いことや、福利厚生として働きやすさが整っていることがその理由である。一方でメーカーは、ローテーションを是とする企業が多いが、工場がある地方に配属された際の配属リスクがネックではあった。

なんとなく興味を抱いていた富士フィルム、そして化学メーカーの方面への志望度が上がった。企業に関しては、大きな組織でありながら、社員のひとりひとりに闊達とした雰囲気を感じられたことが大きかった。福利厚生だけでなく、職場の雰囲気なども含めて働きやすい会社なのだろうなと感じた。志望企業などに関しては、インターン参加前の興味がより色濃くなった。