【工場課題解決の挑戦】【23卒】富士フイルムの夏インターン体験記（理系/富士フイルム技術系職務理解インターンシップ）No.25124（非公開/非公開）（2022/5/2公開）

とにかくグループワークやインターンシップの経験を積みたいと考えていたため、優秀な人が集まりそうな大手のインターンを選んでいた。また、練習としてとらえていたため、遠距離移動がなく近場か、オンラインでの開催で選んでいた。

ESとWEBテストのみであったため、工夫できるポイントが少なかったが、ESに関しては少ない文字数で自分の核が伝わるような表現を心掛けた。

ESとWEBテストのみであるため、ESをしっかりと書いて端的に伝えることが重視されているように感じた。

工場などに発生する課題の解決に取り組むグループワーク

問題発表→ワーク・資料作成→発表→模範解答を繰り返す。
それ以外にも、会社説明会や、会社が保有する施設のオンライン見学などがある。

かなり具体的な工場事情に寄り添ったものであり、工場内の課題解決の雰囲気を学べるものであった。

工場などに発生する課題の解決に取り組むグループワーク

1日目にやったこと

会社説明会⇒会社の施設見学⇒ワーク（１問目）
会社説明会は、事前に見ることができた会社説明動画とほとんど同一であった。
施設見学に関しても、ペースが悪くグダグダであった。
ワークでは、実際の工場を模倣した課題に班で取り組み、発表するというものであった。
社内コンサルの雰囲気が学べて面白いものであった。

2日目にやったこと

引き続きワークを２問行った。
空の工場の工程のデータを扱って計算しながら答えを導く問題もあり、かなり手の込んだワークである印象を受けた。ただ、その一方で、問題の思考時間が短く、回答もほとんどよういされているため、班の中で独自の回答を生み出す楽しさはなかった。 また、金融工学を学んでいる学生が多く（入社する社員も金融工学を学んでいる人が多いらしい）、最初は不利かと思ったが、ワークの成果にほとんど影響はなかった。
その後、社員への質問会の時間が少しあった。

課長クラス

なし

班に1人メンターがつき、質問することができた。
ただ、不慣れなのか、こちらの質問に対してあまり満足いく回答が得られなかった。
また、社員への質問会のような時間が与えられ、仕事の実情などについて聞くチャンスがあった。

２点。
１点目は大変正直に述べると、退屈な時間が長すぎたこと。
ワーク以外の時間が長く、かつ段取りが悪かったり、司会の人事が不備を笑っていたりとひどいものであった。
２点目は、ワークの制限時間が短かったこと。
かなり限られた時間で考え、スライドを作らねばならず、段取りを考えてワークを進めることに苦労した。

ワーク中のみ、班員とのかかわりがあった。
ただ、ワークは２日合計３時間程度であり、交流の機会が少なく、学びはなかった。

インターン全体として、ワーク自体は楽しみながら社内コンサルを断片的に学べるように作られており、好印象だった。そのため、社内コンサルの仕事の雰囲気を学ぶという目的ならば、インターンに参加する意味があるだろうと思う。 また、経営工学を学んでいる学生と関わる機会が今までになかったため、その点も新鮮で面白かった。

（入社する意思があるならば）社内コンサルの仕事内容について勉強しておくべきであった。もし準備していれば、社員への質問会の質問の中でより仕事内容に食い込んだ質問と回答が得られたと思う。

２つ。
１．普段の仕事のペース（出社時間から退社時間、休日の過ごし方など）を聞くことができ、具体的なイメージを膨らませることができたため。
２．仕事内容のイメージが具体的になったため。地方の工場に赴き、その工場の生産性向上にどのように務めるのかというイメージができるようになった。

２点。
１．班員のレベルがあまり高くなかったため。インターン慣れしていないだけの可能性も高いが、班員の中で思考の速度でランク付けをすると自分がかなり上位になると感じたから。
２．仕事内容のイメージができているため。社内コンサルを採用する会社は少なく、面接を踏まえた仕事研究が難しいと考えている。そのため、インターンに参加したことでだいぶ面接に有利になるのではないかと考えた。

再三述べているが、インターン全体のペースの悪さ、内容の退屈さ、人事の無礼がどうしてもどうしても気になった。
また、おまけとして、ホワイトすぎるのも逆に志望度が下がる原因になった。若いうちに実力を詰め込めるだけ詰め込みたいと考えていたため、ホワイトなのが逆効果になった。

先に述べた内容と被るが、仕事内容の理解が深まったため。
ワークの中で、「実際の仕事内容ではこんなことがあって～」といった話を聞くことができ、具体的に工場の中で駆け回る仕事内容がイメージできた。

総合コンサルティングファームを志望していた。
志望理由は３つであり、
１．目の前の人間に直接的に貢献することができるかどうか
２．切磋琢磨できる環境かどうか
３．視座の高さ × 幅広さを併せ持つかどうか
であった。
また、自分なりの仕事を見つけたいという人生の目標の実現もできるのではないかと考え志望していた部分もある。

写真のフイルムから、半導体や医療機器まで事業内容を大きく変貌させた力強い企業であり、海外売上比率も高く、将来性も見込める良い企業だと考えていた。社員に関しては、サークルの先輩が働いており、そこそこ明るい人間性が多いのではないかと考えていた。
このインターンを通じて、上記の印象にまったく変化がなかった。
また、就職活動全体にも全く変化がなかった。