16卒 本選考ES
総合職
16卒 | 早稲田大学 | 女性
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Q.
学生時代の行動を振り返って、打ち込んだことや成し遂げた成果は何がありますか。どのような場面で何をしてきたのか、エピソード2つを具体的に記述してください。
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A.
① 所属する音楽サークルで副幹事長を務め、ライブの曲間に行われるMCの改革を行ったことだ。サークルのライブでは演奏の満足度が高いのに対し曲間に行うMCの満足度が低いという問題点があった。そこで私は演奏以外も楽しめるライブの実現を目標にした。お客様がMCに求めるニーズを知るために自ら他団体の演奏会へ足を運び観客の立場で聞いてみると、真面目なMCよりもフランクなMCのほうが楽しいと感じた。そこで自分達のMCを「相手に話しかけるように」と設定して、親しみやすいMCを目指した。MCのテーマを後輩に浸透させ、二ヶ月前から計画的に練習指導を行った。その結果その年のMCは例年よりも15%高い評価を頂くことができ、ライブの満足度もあげることができた。この経験から、些細なことでも相手のニーズに合わせたものを確実に実行することが総合的な満足度につながることが分かった。また、相手の立場にたって求めるものを考え、そのために努力することの重要性を学んだ。 ② サークルで副幹事長を努めた際に信念に基づいて最後まで諦めずに行動したことだ。その時のサークルの状況や周りから求められることが変わるたびに新たな信念をうちたてたが、特に全力を尽くしたのは自分達の成長という信念のもとで行ったサークル史上初となる外部の音楽フェスへの参加の企画マネジメントである。もともと内向的なサークルであり人前での演奏が年に2回しかなかったため、技術的にもモチベーションの向上のためにも演奏機会を増やして新しい経験をすべきだと考え、自身がリーダーとなって企画した。初めての経験だったので最初はスケジューリングが上手くいかず曲の完成も危ぶまれ、焦りからメンバー間の仲も険悪になってしまった。しかし曲を全員が確実に演奏できる難易度に編曲することで限られた時間での練習の効率化を図った。その結果本番までに曲を完成させることができ、地元のお客様にもメンバーからも本当に楽しかったといってもらうことができた。このように進んで新しいことに挑戦していくことで、直面する未知の問題にも冷静に対処していく力もついた。 続きを読む
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Q.
あなたの人生における最大の失敗を教えてください。
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A.
今までの人生における最大の失敗は、【楽しむ気持ちを最優先にして、努力を怠ったこと】である。具体的なエピソードとして、中学・高校の部活の話を挙げたい。私は中高6年間管弦楽部に所属し、クラリネットを担当していた。私たちの部活は大会に出るわけでもなく練習は週3回1時間のみで、全体的にゆるい雰囲気の中で活動していた。このことから、いつの間にか「適度に」練習する癖がついてしまい基礎練習なども怠り、出来ないところがあってもごまかして吹いていた。「もっと上手くなってやろう」という気持ちを忘れていたのだ。高校2年の引退の舞台で、私は初めてソロを与えられた。しかし今まで練習を怠っていたせいで、どうしても完璧に吹くことができなかった。すると指揮者に、「このまま吹けないようだったら、クラリネットにソロスポットは当てない」と言われてしまった。その時にようやくこのままではまずいと思い、今まで自分が無駄にしてきた時間の重要さに気がついた。自分ひとりでの練習に限界を感じたため一番上手い後輩に指導してもらい、朝昼放課後、全ての休み時間に基礎練から徹底的に行った。また、自分から指揮者に働きかけ、マンツーマンで指導してもらった。その結果、なんとか本番は上手くソロを吹くことができた。この経験から、たとえ楽しむ目的でやっていても、本気で取り組くみ自分自身でもっと成長を求め続けなければいけない、ということを感じた。この失敗を生かして、大学からベースを始めた際には毎日基礎練を繰り返すことで、2年生の時には少人数編成のバンドに初心者で唯一選ばれた。そして3年生次に与えられたソロも満足できる完成度に高めることができた。 続きを読む