- Q. 志望動機
- A.
フューチャー株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2020卒フューチャー株式会社のレポート
公開日:2019年4月11日
選考概要
- 年度
-
- 2020年度
- 結果
-
- 内定入社
- 職種
-
- ITコンサルタント
投稿者
選考フロー
企業研究
ITエンジニアとコンサルタントのどちらのスキルも身につけるので、他のコンサルのみの会社やSierとの違いを理解して、なぜ自分がこの職種になりたいかを考えておくと良いです。また、フューチャーでは、プログラミングスキルによって選考を行うコード選考があります。(私もこの選考)もし、プログラミングに自信があるのであれば、そちらに注力しても良いと思います。スキルを提示した上での選考だったので、面接官も何故うちなのか、というよりは、人柄を重視してくれる感じだったと思います。その他の選考ももちろんあるので、そちらの場合は、同業他社との違いを明確にして、どうしてフューチャーが良いのかというのを説明できるようにしておくと良いと思います。
志望動機
大学で研究してきた知識や、身につけたスキルを生かす職種というのは数多くあります。その中で、自分が考えたものやより良い方と思ったものを作れることがやりがいになると考えています。Sierだと、意識決定はクライアントにあることが多いので自分が作りたいと思ったものを作れない可能性もあります。また、コンサルだけになってしまうと、そもそも自分で手を動かして作ることができません。なので、エンジニアとコンサルタントの両方のスキルを身に付けることができるこの会社を選びました。また、フューチャーでは、近年、AI専門のテックチームが発足されたので、自分が大学で研究していた内容を仕事に活かせる可能性が非常に高いと感じたので他のITコンサルをやっている企業ではなく、フューチャーを選びました。
独自の選考 通過
- 実施時期
- 2018年11月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
選考形式
コード選考
選考の具体的な内容
競技プログラミングで出題されるような、アルゴリズムを問う問題を解く選考。単純にプログラミングができるかどうかを問われる。
1次面接 通過
- 実施時期
- 2018年12月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 60分
- 面接官の肩書
- 5年目のエンジニア
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
解答内容よりも、明るく論理的に喋れたことだと思います。面接後すぐにフィードバックをもらい、初めての面接としては、とてもハキハキしていて良かったと言われました。
面接の雰囲気
とてもフランク。スキルは既にわかっているので、完全に人柄。一緒に働いて楽しそうかどうかを見られる。また、コミュニケーションが取れるかどうか。
1次面接で聞かれた質問と回答
どういう軸で企業を見ていますか?
自分の興味があり、モチベーションが下がらない分野に関われるかどうかです。私は、ドメインは金融、技術は機械学習を用いて、ものづくりをしたいと考えています。ただ、この二つを同時にみたしている必要はなく、その他の分野や技術でもどちらかに関わることができれば良いなと考えています。しかし、今後常にこれらの分野や技術がホットなものであるとは限らないので、働いている間に、新しい技術や興味が出てきた時に、それらに携われることができる環境が欲しいです。なので、もともと多くの業界などにクライアントがいたり、社員が常に新しい技術に貪欲である人が多い企業を選びたいと考えています。また、新しい技術をキャッチアップするために、社内での勉強会や情報共有ができると良いです。
5年後、10年後自分はどうなっていたいですか。
ITの世界は技術の変遷がとても早いので、その時の新しい技術をキャッチアップして、それを仕事にも活かすことができる人になりたいです。現在では、AIや機械学習というワードが流行っていて、それに精通したエンジニアが求められることが多いですが、今後この技術が当たり前で、あまり必要とされなくなったとき、自分も必要とされない人材にはなりたくありません。常に技術の流れには置いてかれず、どんな状況でも適応できる人材になりたいです。また、もともと新しいものが好きということもあるので、技術以外のものに対しても好奇心というのを常にもっているような人になりたいです。決して、自分がやっていること、昔やっていたこと、が一番だったというような人にはなりたくありません。
2次面接 通過
- 実施時期
- 2019年01月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 60分
- 面接官の肩書
- テクニカルインタグレートグループマネージャー
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
やはり、論理的に話せているかどうか、しっかり自分の意見を持っているかどうかをみられ評価されたと思います。
面接の雰囲気
1次の面接官よりは見た目が堅い雰囲気の人ではあったが、口調は終始とても優しい感じだった。フランクというよりは緊張感はない落ち着いた面接になった。
2次面接で聞かれた質問と回答
大学で研究していた内容を教えてください。
大学での研究は、グラフ構造データに対する深層学習についての研究をしていました。私の研究では化合物のデータを扱っており、その化合物の活性や物性を予測するタスクの研究をしています。分子や原子の性質を予測する際、化学的性質を予測に用いることは、より良い予測精度を出すためには必要だと考えられますが、特徴量といっても数多くの特徴があり、情報科学の人間としてはどれが予測に一番寄与できるかを理解するのは難しいです。そこで私の研究では、アテンションを用いて、データごとに予測に必要な特徴量を適応的に選択し、精度を改善する手法を提案しました。既存研究のモデルに特徴量を選択する機構を導入し改善するプログラムを実装しました。
なぜその研究室を選んだんですか?
もともと新しいものが好きだからです。よく人工知能や機械学習というワードを耳にしたので、この研究室では、これらができるからです。また、仲の良い先輩もいたのも一つの理由です。最初は、人工知能について勉強したくてこの学科を選んだわけではありませんでした。その時は、なんだかプログラミングできたら良さそうと思っていて、やはりその時話題になっていたところを選びました。研究室選びも、その時流行っていたものに飛びついたわけなので、基本的にはその時その時、今やりたいことができるかどうかを基準に選んでいます。実際入ってみて、自分がやってみたことを自由にやらせてもらえることができて雰囲気で決めた割には良い選択だったと思います。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2019年02月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 60分
- 面接官の肩書
- 7年目の人事
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
この面接では、評価というより雰囲気のすり合わせだったので、こちらの考え、求める企業像がフューチャーと大きく相違ないことが確認できました。
面接の雰囲気
とてもフランクでした。正直2次面接を通過すればほぼ内定は確実で、最後に会社との雰囲気とのすり合わせでした。
最終面接で聞かれた質問と回答
(逆質問)フューチャーの社員はどういうモチベーションで働いている人が多いですか?
技術に貪欲な人が多いです。自分たちで話題になっていることなどを勉強して、せっかくなら仕事でも使ってみようと考える人が多いです。互いの情報共有する機会もあるし、おおくのエンジニアはこのようなモチベーションを持っている人が多いと思います。また、単純に仕事が好きな人が多く、大量の仕事をこなす人もいます。もちろん、残業を強制することはなく個人の裁量ですが。中にはプライベートを優先する人もいて、勤務時間が比較的自由ということもあり、昼くらいには帰る人もいます。プライベート、勉強、仕事、どのように時間を使うかは自由ですし、自分の時間をマネジメントできなければ、コンサルとしてもやっていけないので、ぜひ自分の好きなようにできる能力を身につけてもらいたいです。
(逆質問)AIチームが発足した経緯を教えてください。
製造、金融、小売などの専門領域に横断的に技術提供ができる、テクニカルインテグレートグループというチームがあります。その中から以前、R&Dのチームが発足し、それが現在のAIチームになりました。R&Dチームも、元々は新しい技術を自分たちで開発できるようにしていこうというメンバーが集まったチームでした。そこで近年人工知能が流行ってきたため、これに特化して研究開発もしようという経緯です。また、このチームも上からの方針というわけではなくて、社員自ら動いて発足したチームです。やはり技術に貪欲な人が多いので、自分たちで動けばなんでもできる雰囲気があります。また、去年はセキュリティに関する話題も多くなってきたので、セキュリティに特化したチームもできました。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
内定をいただいた後も就活を続けさせてくれます。ただ全て結果が出るまでというわけではなくて、入社までにとる資格の関係などで、5月末までには決めてほしいとのことでした。それでも十分な期間だと思います。
内定に必要なことは何だと思うか
学歴やスキルなどは全く関係ありません。面接官の中でも、文系大学出身でプログラミング未経験で入ったひともいました。もちろん抵抗がある場合は、やめたほうが良いと思いますが、説明会などで何度か話を聞いて、自分が何をやりたいと思ったのが、を論理的に説明できることが非常に大切だと思います。ただ、持っておくと良いマインドは、技術やスキルに貪欲であることだと思います。なんとなくとか、明確なやりたいことがない場合はやめたほうが良いです。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
フューチャーに対する考え方よりも、自分に対する考え方がしっかりあって、それを論理的に説明できたことだと思います。企業を選ぶ軸や働くうえで大事にしたいこと、自分の人生の目標とかを明確にしておいたことが内定を貰えた理由だと思います。
内定したからこそ分かる選考の注意点
説明会などに参加して、社員の方とフランクにお話しをさせていただきましたが、その時に肌に合わないだとか、一緒に働くところが想像できないなど、思うことがなければ大丈夫だと思います。それさえ大丈夫であれば、特に選考中に注意することは無いと思います。
内定後、社員や人事からのフォロー
内定予定者インターン、内定を取ろうか悩んでいる人向けの懇親会、自分の興味のある分野の人との食事会、など様々な機会を用意してくれます。もちろん内定を確実に受ける人ではなく、それも企業を選ぶ一つの機会として与えてくれます。
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フューチャーの 会社情報
会社名 | フューチャー株式会社 |
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フリガナ | フューチャー |
設立日 | 1989年11月 |
資本金 | 14億2100万円 |
従業員数 | 3,505人 |
売上高 | 593億2400万円 |
決算月 | 12月 |
代表者 | 金丸恭文 |
本社所在地 | 〒141-0032 東京都品川区大崎1丁目2番2号 |
平均年齢 | 36.1歳 |
平均給与 | 796万円 |
電話番号 | 03-5740-5721 |
URL | https://www.future.co.jp/ |