【20卒】ソニーグループの冬インターン体験記（理系/エンジニア）No.5765（2019/4/17公開）

OB訪問でソニーの話を聞いて大企業ながらも、ベンチャーのような雰囲気を感じて興味を感じました。はじめはメーカーは視野にいれていなかったので、メーカーでの働き方のイメージが全くできなかったのでインターンに参加することにしました。

事前の選考は面接のみでした。普通の就活の面接と変わらないので、自分の研究内容や、インターンを申し込んだ理由をわかりやすく説明できるようにしておきました。

エントリーシート → 最終面接

実際に手を動かす経験をしてきたことをしっかりアピールできたことだと思います。研究開発だったので、実装力が必要と考えていたためしっかりアピールしました。

自分の研究内容を説明してください。

私は機械学習の中でもグラフ構造データに深層学習を適用する研究をしています。PythonのChainerというフレームワークを用いて既存研究を0から実装し、自身の提案部分も実装しました。実装力をつけたいこともあって、あえてフレームワークを変えて自分の手で最初から実装することを意識しました。

好きな言語はなんですが？

C++です。競技プログラミングをやっていて、そちらでC++を使っています。Pythonは豊富なライブラリが用意されていて実装が楽な反面、中身を理解しないで使っていたり、自分がやりたいことと少し合わない仕様だったり困ることが多いのですが、C++は自分で思い通りのものを作ることができるので好きな言語です。

機械学習を用いたサービスの適用可能性の検討

1週目にやったこと

1日目は顔合わせと、開発環境構築だった。二日目から課題の説明をされ、実際に実装に入った。わからないところがあれば各自自分でチューターに質問していくという形で進めていった。

2週目にやったこと

はじめの方は、1週目の続きをしていた。最終日にプレゼン発表があるので、前日はプレゼン資料の作成の準備で1日使い、水曜日までには各自着地点まで到達できるようにした。

事業部部長、事業部課長

なし

最終的な着地点を自分たちで決めることも今回の課題だったので、実装に関しては特に印象的なフィードバックはありませんでした。一番ためになったのは、プレゼン資料の作り方です。研究室で求められるプレゼンと企業で求められるプレゼンは違いました。社会人にはユースケースから説明することや、ざっくり全体像をみせてすごいそう！と思わせることが重要でした。

事前に学習データを用意されていたのだが、センサーでとった生データだったので、訓練データにはほとんどまともに使うことができなかった。なので最初は学習モデルの開発が中心になると思っていたが、データの前処理がほとんどの時間を占めていた。なので、想像していたのとは違う作業が多かったことが大変でした。