- Q. 志望動機
- A.
フューチャー株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2021卒フューチャー株式会社のレポート
公開日:2020年7月9日
選考概要
- 年度
-
- 2021年度
- 結果
-
- 内定辞退
- 職種
-
- ITコンサルタント
投稿者
- 大学
-
- 電気通信大学大学院
- インターン
-
- FutureOne
- ビデオリサーチ
- パーク24
- ソニー
- 日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ
- PwCコンサルティング合同会社
- 日鉄ソリューションズ
- 横河マニュファクチャリング
- 川崎重工業
- 入社予定
選考フロー
企業研究
OB訪問をまずは行いました。Hello Visitという社会人と学生をマッチングさせるサイトでFuture Architectの社員と知り合って、OB訪問をさせていただきました。準備としては会社の業務内容や特徴などはHPやインタビュー記事などでできるだけ事前に取得するようにしました。またOB訪問サイトの訪問するOBの方のプロフィールはしっかりと確認し、何を聞きたかなどはリストアップしていきました。加えてFuture Tourという会社説明会兼オフィスツアーにも参加して、若手社員との座談会にも参加しました。このように1次情報を社員の方から集めて会社の本当の姿を自分の中え明確にして、志望動機をまとめていきました。
志望動機
研究やインターンシップで経験してきたプログラミングやITという分野に興味を持ち、それらを武器としてビジネスに携わりたいと考え、ITコンサルタントを志望しています。他のコンサルティングファームでもITコンサルタントという職種は多く用意されていますが、FutureのITコンサルタントは実際に開発経験・実装経験を積む事でより現実的な提案や設計ができる人材である事が一番の違いだと考えています。自分はよく揶揄され得るような絵に描いた餅を提案するコンサルタントにはなりたくありません。そのため現実を知って提案ができる御社のコンサルタントの姿にはとても共感します。自分の専攻は機械工学・流体力学ですが、コンサルタントを志望する理由はその職務がクライアントに最適化された解を提案する事だからです。専攻分野の仕事にはメーカーが多く存在しますが、そちらはどちらかというとプロダクトアウトの姿勢で自分たちを押し売りする雰囲気を感じます。それは自分の志向と合わないのでコンサルタントになりたいと考えるようになりました。
説明会・セミナー
- 時間
- - -
- 実施時期
- 2019年12月
独自の選考 通過
- 実施時期
- 2019年12月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
選考形式
プログラミングテスト
選考の具体的な内容
コード選考とプレゼン選考という2種類の選考方法があり、それぞれプログラミングテストとwebテストを最初に課されました。コード選考は不合格でもプレゼン選考に変更できるので力試し的に受けてみました。
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2020年01月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
ESの内容・テーマ
◆ご自身が注力した作品について教えてください。
(研究内容、自主制作物、ハッカソン成果物、Githubなどのソースなどなんでも可)
ES対策で行ったこと
内容が特殊で自分の開発してきた作品に関して答えるものでした。そのため就活サイトなどは見ずに、自分の卒論などを見返しました。
1次面接 通過
- 実施時期
- 2020年01月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 60分
- 面接官の肩書
- 現場社員 12年目中途
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
インターンシップの経験により、働く姿勢や考え方が身についていると評価された。また明るくハキハキと受け答えしたことも好印象だったようです。
面接の雰囲気
面接官の方が面接をするのは人生で二人目だとおっしゃっており、最初から緩い雰囲気で始まった。自分が話すよりも先に面接官の方が詳しく自己紹介をしてくださったのもありがたかった。
1次面接で聞かれた質問と回答
インターンシップする上で苦労したことは何?
社員の方からタスクの依頼を受ける時に成果物の形式や納期、進捗報告をすることが習慣付いておらず、やりとりに関して戸惑ったことです。学生として自分の宿題を先生から指定されて課され、それを期日までに仕上げることには慣れていましたが、提出の形式や取り組み方が自分次第もしくは明示されていない状態でタスクを割り振られてもどうして良いかわからないという状況に陥りました。そこでアドバイス頂いた内容として、成果物の形式、納期、進捗報告をする事でした。それをしっかりと行うようになってからは指示を受けた後にすぐに何をすれば良いかわかるようになりました。むしろ指示のなかに成果物の形式や納期が含まれていない場合には自分からしつこいくらいの確認する習慣がつきました。
金融と流通でセキュリティに関してはどう違いますか?
あまり質問された内容がなかったので、逆質問の内容を記載します。物理的なセキュリティは違いますが、システム(ネットワーク的な)セキュリティに差はありません。むしろシステム構築に関する考え方の方が違います。流通では精査はせず、行った人の責任で物事を進めていきますが、金融では誰かがダブルチェックをするなど考え方が大きく違います。そのためシステムに関してもデプロイするまでのチェックが非常にハイレベルで厳しいです。これはフューチャー側の違いというよりは、クライアントの特徴によって違いが生まれてきてしまいます。したがって、どこの部署に配属されるかによって働く際の動き方や要求される手順が異なってくるので注意が必要です。
2次面接 通過
- 実施時期
- 2020年02月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 50分
- 面接官の肩書
- 現場社員 12年目
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
研究の内容について、教授から指示をされたから目的も考えずに行っているわけではなく、自分の考えや予測に基づいて研究している事が評価されたと感じる。
面接の雰囲気
経験豊かな現場の方で、面接に慣れていらっしゃるようでした。そのため前回とは違って厳し目というか真面目な雰囲気でした。
2次面接で聞かれた質問と回答
研究について(将来的な可能性・実用性、超音速と亜音速の違い)
自分がESで書いた研究内容に関する質問です。航空機のジェットエンジンの騒音問題の解決を目的に、騒音の発生原理の解明をテーマに研究しています。超音速が研究対象ですが、亜音速の場合と大きく違うのはマッハ波という衝撃波が生じることで発生する騒音が格段に増加することです。これを研究とすることは実用性と将来的な可能性が高いと感じています。実用性に関して、現在は民間旅客機はほぼ全てが亜音速(音速以下)ですが、騒音の発生原因は先ほどのマッハ波に関連する物以外は共通です。したがって既存の航空機にも適用可能な解決策が見つかる可能性があります。また将来的な可能性として、航空機の速度増加が発生しており将来的に超音速になる事が予想されています。そのため今から超音速ジェットエンジンについて騒音問題を研究しておくことは将来役立つ事が十分に考えられます。
なぜ専攻の流体力学を活かす道でなく、ITコンサルタントを志望するのか
自分の専攻は機械工学・流体力学ですが、ITコンサルタントを志望する理由はその職務がクライアントに最適化された解をITを用いて提案する事だからです。専攻分野の仕事にはメーカーが多く存在しますが、そちらはどちらかというとプロダクトアウトの姿勢で自分の好きなものを人に喜んで使ってもらうという雰囲気を感じます。しかしそれは自分の志向と異なります。自分はクライアント・人が求めている事それぞれに最適化された答えを提示して喜んでもらいたく、それを実現するためにコンサルタントになりたいと考えるようになりました。ITを選択する理由としては、研究やインターンシップで経験してきたプログラミングやITという分野に興味を持ったことと、経験する中でその将来性を感じたからです。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2020年02月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 60分
- 面接官の肩書
- 人事
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
入社意思とやる気、そしてITに関する経験と技術を示せたこと。加えてそれを示すために明るくハキハキと端的に説明できたこと。
面接の雰囲気
意思確認の面接ではなく、しっかりと深堀も行われる面接だった。また入社意思や就職活動の状況についても確認された。
最終面接で聞かれた質問と回答
なぜ留学しましたか?なぜドイツを選んだんですか?
所属大学が留学生比率が低く、理系単科大学であることもあり、男子学生比率が高く専攻分野も同じような学生が多く感じられ、開放的で様々な特徴があり多様性に溢れるようなキャンパスライフが体験できなかった為、交換留学で新たな環境を味わいたく留学を決意しました。またドイツを選択した理由は交換留学先の中で非英語圏かつ最も他国へのアクセスが良い点と専攻の機械工学や自動車産業、宇宙産業にも強いという特徴があった事です。非英語圏を希望したのは英語を単なるコミュニケーションツールとして身につけたいと思ったことと、複数言語を話せる友人が多く欲しかったからです。英語圏に行ってしまうと母国語が英語で日々の生活も全て英語になってしまいコミュニケーションツール以上の存在感があると考えたため、除外しました。アクセスの良さは留学生の多様性の担保と趣味の旅行のしやすさから重視しました。最後に専攻内容を現地で学べるようにとの配慮もしました。
なぜ事業会社ではなくコンサルティングファームを志望するか
1事業会社だと特定業界の、その企業の特定の分野では深くコミットできるが、業界全体や異なる業界に渡って、尽力することができないからです。異なる業界に広く関わって、様々な企業の課題解決ができるコンサルタントとしての立場は、自分が注力すべきボトルネックの企業や業界がまだ特定できていない現状にはうってつけだと考えています。現在はITを使って業務の無駄をなくすような業務改善プロジェクトに携わりたいと考えていますが、まだどの分野で無駄が特に多いのか、どこでITの活用が望まれているのかは全く判断できません。したがって、それを特定することを働きながらできるコンサルティングファームは魅力的です。加えてコンサルタントとして経験を積んだ後に事業会社に転職できることも選択肢を増やすので魅力の一つです。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
内定を頂いてから、1ヶ月強を一旦の承諾期限としてもらった。これは自分の選考の予定を伝えて調整したので、もう少し長くても待ってもらえるようだった。
内定に必要なことは何だと思うか
自分がこれまでやってきたことを羅列するのではなく、なぜそれを行ったか?どうして行おうと思ったか?などの考え方や理由についても整理して伝えられるように準備することが大切だと感じます。また他のコンサルティングファームと違って、論理思考能力だけでなく、プログラミングなどのエンジニアスキルも要求されるのでそれを兼ね備えているもしくは兼ね備えたいと考えていることを面接や選考を通して伝えることが内定するために大事になってくると思います。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
開発フェーズも含めて、同じ社員が一気通貫で携わるため、プログラミングを含めたITスキルがあるかどうか、もしくはそれらに関するやる気や適性があるかどうかを重要視されたと感じました。また、会社の文化が若いので様々なことに挑戦できる人物が求められていたと感じました。
ITへの関心と挑戦的な姿勢があるかどうかが、内定が出るかどうかの差になってくると感じます。
内定したからこそ分かる選考の注意点
ITへの適性・関心が予想よりもかなり重視されていると感じました。そのため自分は開発力をアピールしました。コード選考で受けたこともあり、プログラミングができることや、好きなことを伝えました。特に授業で強制的にやらされてできるようになった訳ではなく、研究やインターンシップなど自発的に取り組んだことを伝えました。
内定後、社員や人事からのフォロー
オファー面談の後に、内定者向けの会社説明会や自分の希望する分野で働く社員との1:1の面談を用意してもらえました。
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- A.
フューチャーの 会社情報
会社名 | フューチャー株式会社 |
---|---|
フリガナ | フューチャー |
設立日 | 1989年11月 |
資本金 | 14億2100万円 |
従業員数 | 3,505人 |
売上高 | 593億2400万円 |
決算月 | 12月 |
代表者 | 金丸恭文 |
本社所在地 | 〒141-0032 東京都品川区大崎1丁目2番2号 |
平均年齢 | 36.1歳 |
平均給与 | 796万円 |
電話番号 | 03-5740-5721 |
URL | https://www.future.co.jp/ |