19卒 本選考ES
技術系総合職
19卒 | 大阪工業大学大学院 | 男性
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Q.
《研究内容》500文字以内
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A.
私は、大学院でアンバランス化を利用した作業機械の振動低減に関する研究を行なっています。現在の研究に決まったのには、学部時代の研究が大きく関係しています。学部時代の研究は刈払機の振動低減に関する研究でした。この研究は、振動の発生源であるエンジン側の微小な構造変更による振動低減を目的に、エンジン付き刈払機のクラッチを意図的にアンバランス化しました。このアンバランスクラッチとは、遠心クラッチの一部分に僅か3gの質量を付加することで、遠心クラッチのバランスを偏らせます。このような小さな変更によって、エンジンから発生する力の向きを変え、振動を効果的に低減するというものです。この考え方を応用し、大学院では刈払機以外の作業機械の振動低減を試み、研究対象として芝刈機を用いています。研究では、実稼動伝達経路解析という手法を用いどの方向のエンジン振動がハンドルに最も影響しているのかを分析します。その結果を基にアンバランスクラッチの考え方を応用し、芝刈機のブレードに僅か3gという質量を追加することで振動低減を試みました。その結果、ハンドル部の振動を最大10dB程度低減することができました。 続きを読む
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Q.
《その学問・研究テーマにどのように取り組み、何を得ましたか》500文字以内
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A.
私の研究は、芝刈機といった販売されている製品を対象としており、振動を低減すべき場所に最も影響を与える部分や振動の方向を特定し、その結果を基に振動対策を行なっていきます。振動対策として質量付加や剛性変更などを考え、効果確認の実験を毎週行ないました。しかし、解析結果より振動していると考えられる箇所に500g・1kgといった質量付加を行なったにも関わらず予想とは異なり、ハンドル振動が低減されない等、上手く結果が出ない時期がありましたが、指導教員や同じテーマの研究メンバーと粘り強く方法の検討・実験・原因追究を行なうことで、より良い効果のある方法を見つけることができました。この研究に関わることで、原因追究を粘り強く続ける根気の重要性を学ぶことができました。また、良い結果が出ない時期は、なぜ対策の効果が無いのか、使用中に芝刈機はどのように振動しているのか知るために実稼働形状解析を行ない芝刈機の挙動を詳しく理解することでエンジンやブレード付近のカバーが回転振動していると考察するなど、実験結果からなぜそのようになるのかと結果のみで終わらず要因を考えるようになり物事に対する洞察力を養うことができました。 続きを読む
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Q.
《学生時代に最も情熱を注いで取り組んだ内容について入力してください》 500文字以内
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A.
私が情熱を注いで取り組んだのは、数人のグループや部全体で行動することなど自分一人ではなく複数人で行動する際に作業などが円滑に進行するための「良い雰囲気作り」をすることと「コミュニケーション能力を養う」ことです。理由は、進学するにつれ友人が居ないクラスなど新しい人間関係を形成する環境が度々あったこと、大学で多くのことを学んでいく中で、ものづくりでは多くの人とコミュニケーションを取り、作業する環境・雰囲気がとても重要と学んだからです。学部生時代では、一年生から三年生まで学生が主体となり学生課や企業と連携を取りながら学園祭を運営する学園祭実行委員会に所属し集団で行動する機会がとても多くありました。また、集団で過ごしていく研究室では、私の研究は一人で実験を行なうことができないため、同じ研究テーマの先輩や後輩と協力しながら研究を進めていき、研究室の一員として連絡係を行ない研究室での新年会や歓迎会といったイベントの際には、幹事を支える・先輩方からの連絡を同級生や後輩に伝えるなど先輩後輩の繋がり役・調整役となっていました。 続きを読む
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Q.
《取り組みの過程で直面した困難なことは何ですか》500文字以内
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A.
取り組みの過程で直面した大きい困難としまして、学園祭実行委員での困難でポスターなどの広報物を作成し印刷企業に印刷発注を依頼しなければならないのに、ゲストの宣材写真などが仲介をしていただく企業から発注期限までギリギリになったこと、一部のゲスト側から連絡をいただけずに期限ギリギリまで確定できず、バタバタしてしまったことです。内容として、一部のゲスト以外の方々は来ていただくことが確定していましたが、仲介していただく企業から学園祭のパンフレットやポスター・チラシに使用する宣材写真・掲載しなければならないゲスト情報についてギリギリまでいただけず、印刷発注期限ギリギリまで連絡を取り合わなければなりませんでした。また、学園祭当日に起きたことで、学園祭に来ていただくゲストの到着が事前に確認していた時刻と異なり、他のゲストと時間が重なってしまったことで控え室の準備が遅れてしまったことです。さらに、落下事故などを防止のためにステージが見える部屋の窓の開放は禁止となっているのですが、来場者の方々が窓から顔を出すことを忠告し、その場は解決するが新たに別の場所で発生するといったように幾度も発生したことです。 続きを読む
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Q.
《困難を乗り越えるために「どうしたか」を、自身の想いなども踏まえて入力してください》500文字以内
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A.
私は、多くの方に学園祭に来ていただき学園祭を楽しんでもらいたい、学園祭を盛り上げたいという想いでお客様のことを第一に考えていました。広報物についてはゲストの宣材写真などを送っていただく企業の方と密に連絡を取り合うことで、いつまでにいただけるのかについて決定し広報物作成担当の実行委員と話をした結果、学園祭のポスターへは決定していたゲスト情報共に、シークレットという形で掲載するということでポスター印刷依頼の期限を守ることができました。シークレットのゲストについては随時、学園祭のホームページやツイッターなどに情報を掲載し発信することで宣伝し、パンフレットに間に合わせることで一番大きな困難をなんとか乗り越えることができました。ゲストの到着が事前に確認していた時刻と異なり、控え室の準備が遅れてしまったことに対しては、学園祭に来ていただいたゲストを待たせてはならないという想いでした。メンバーに協力を依頼したことで連携することができ、ゲストが大学に到着し控室まで移動する時間で荷物などをすぐ移動することができました。結果、少しの遅れで部屋を用意でき仲間の協力により突発的な困難を乗り越えることがました。 続きを読む
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Q.
《その経験から何を学びましたか。それをどう仕事に活かしていきたいですか》500文字以内
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A.
私は学園祭実行委員での経験や研究室での調整役といった経験から、相手が伝えたいこと、必要といていることを理解し協力する「コミュニケーションを取り協力すること」、集団で行動する際に「集団全体の良い雰囲気作り」の重要性を学びました。前述のように学園祭で困難はありましたが、普段からコミュニケーションを取ることで信頼を築くことができ仲間や企業や学生課の方々と協力・連携することで困難を乗り越え無事終えることができました。結果、学園祭は15,000人以上の方々にお越しいただけ、過去最多来場者数を記録し大成功を収めることができました。この経験から学んだことを基に、職場では多くの方々と日頃からコミュニケーションを取ることで、信頼関係を築いくことに活かしていきたいと考えています。結果、新製品の開発を行なう際などに良い雰囲気で仲間と協力することができ互いに助け合える環境作りに繋がり、良い環境を作ることでお客様のニーズに応えることができた良い製品を生み出し、人々の生活を豊かにすることで社会に貢献していきたいです。 続きを読む
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Q.
《あなたが仕事を通じて、成し遂げたいことはなんですか。その根底にある想いや理由とあわせて入力してください》500文字以内
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A.
私が成し遂げたいことは「人々の生活に欠かせない製品を開発する」ことです。私は三人兄弟の末っ子で、兄弟と年齢が離れていることもあり周りの様子を伺って怒られないようにする子でした。成長するにつれ、怒られないようにするだけでなく相手が笑顔になることをしていきたい、誰かの助けになりたいと思うようになりました。父が機械関係の仕事をしていることや、幼い頃から自動車・鉄道に興味があったことから機械に進みました。後に、人の生活を助ける製品を開発したいと考えるようになり研究テーマも数あるテーマの中から刈払機のハンドル振動低減に関する研究を選び、汎用製品というものを知りました。汎用製品は、汎用エンジンをはじめ幅広い分野の製品があり、多くの人々の生活を支えていることを知り、自身の周りに多く存在していることからさらに興味を持つようになりました。また、貴社の夏のインターンシップに参加させていただいたことで汎用製品が人々の生活を支えていることを改めて実感し、現在学んでいることを活かしながら誰かの役に立ちたいと思うようになり、成し遂げたいことは発電機などの人の生活に欠かせない製品を開発するというものになりました。 続きを読む
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Q.
《その実現にむけて、どのようにアプローチしますか》500文字以内
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A.
私の成し遂げたいことを実現するにはまず、生活していく上で商品に対しどのような性能・機能をお客様が求めているのかニーズを理解できる能力・相手のことが理解できる能力が必要となると私は考えます。また、ニーズを理解することができても製品を開発し商品としてお客様に届けるためには仲間に自身の考えを伝え理解してもらう能力も必要であると考えます。そこで私は、学部生時代に中学校と高等学校の教員免許の取得にも励みました。教員は生徒以外に、保護者の方々や同僚とのコミュニケーションが重要で教員免許取得に挑戦することで他者とのコミュニケーションについて学ぶことができると考えたからです。教育実習など人とのコミュニケーションを必要とする場面が多々あり、初めて接する人との接し方や相手に自身の考えを理解してもらうことの大切さを学びました。この経験で学んだことを活かし、入社後は先輩方から多くのことを学び新たなことに積極的に挑戦します。挑戦することで幅広い知識を身に付け、より深くお客様のニーズを理解した上で仲間と共有し連携のとれた開発をし、お客様の生活を豊かにすることで社会を豊かにすることに繋げていきたいと考えています。 続きを読む
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Q.
《実現の場としてHondaを志望する理由を入力してください》500文字以内
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A.
私が仕事を通じて成し遂げたいことは「人の生活に欠かせない製品を開発すること」です。研究テーマに刈払機の振動低減に関する研究を選んだのは、学部時代に人の生活を支える・助ける商品を開発したいと考えるようになったからです。さらに、研究を進めていくと、3gという僅かな質量付加を行なうだけでハンドルの振動が低減できることなどから研究の面白さを感じ、私が関わった研究の成果が認められ、方法が実用化されたことで実際に使用者の助けになることから研究の価値を感じられるようになりました。また、大学院1年生の時、貴社のインターンシップに参加させていただけたことから、汎用エンジンや発電機といった汎用製品が多くの人々の生活を支えていることを知り、自身の周りに多く存在していることから汎用製品に興味を持つようになりました。そのため、人の生活に欠かせない製品である汎用製品の開発を私の仕事にしたいと考えます。さらに貴社の「世のため人のため、自分たちが何かできることはないか」という考えが私の考えと大きく重なっていることもあり、貴社で働くことができれば私の成し遂げたいことが実現できると考え、貴社を志望いたしました。 続きを読む
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Q.
《これまでの入力内容に加えて伝えたいことなど自由に入力してください》 500文字以内
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A.
前述のように学部時代は中学校・高等学校の教員免許取得にも励んでおりました。私の考えでは、兄や姉が取得していたことや母からよく言われていたため、大学に進学すると教員免許を取得することは当たり前のように感じておりました。しかし実際、私の大学では異なりました。1年生から教職課程の授業がありましたが、学年が上がるごとに専門科目との両立が大変になり、多くの学生が教職課程を断念していきました。そこで、私は同じ学科の友人以外にも他学科の友人と協力することで免許取得に励み、助け合いながら専門の教科との両立を行ないました。4年生の時には、約一ヶ月の教育実習に行きました。そこでは実際に、中学生に授業を行ない教員の業務を実体験しました。この実習では、初対面の人との接し方やコミュニケーションの取り方など多くのことを学ぶことができました。さらに、人前で話す・説明する機会が多くあったため、プレゼンテーション能力を培える大変貴重な体験ができました。この経験を活かして、意見を分かりやすく伝えコミュニケーションをとることで、より良い製品開発を行なっていきたいと考えます。 続きを読む