- Q. 志望動機
- A.
本田技研工業株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2016卒本田技研工業株式会社のレポート
公開日:2017年6月13日
選考概要
- 年度
-
- 2016年度
- 結果
-
- 内定入社
- 職種
-
- 不明
投稿者
選考フロー
企業研究
エントリーした後に見れる新卒採用のページに、本田技研工業のルーツや考え方、社員紹介等がかなり充実しているので、会社としての企業研究はそこを中心に行えばいいと思う。その際に会社の考え方は注意して研究しておくべきだと思う。また、業界研究もかなり求められるので、新聞の自動車に関する記事は一通り目を通しておいたほうがよい。また、ホンダは他社に比べて実際に社員の方とお話しする機会は少ないので、OB訪問も出来るならやっておいたほうがいいかもしれない。
志望動機
第一に、貴社の移動に関する製品での幅広さです。貴社は、世界中に2輪自動車や4輪自動車に加えて飛行機までと幅広く移動に関する製品を展開されています。この幅広さをもってすれば私の「移動を快適にしたい」という夢も実現できると考えました。例えば、現在2輪自動車が主流の国でも将来的には4輪自動車の需要が高まるかもしれません。その際に貴社であれば、2輪自動車の販売の経験を踏まえて、本当に求められる4輪自動車を販売できます。この様に、移動を快適にできる手段が多様で、お客様のニーズに寄り添えると考えました。第二に、貴社の考え方に共感しました。私は仕事を通じて世界中の人々の移動を快適にして、更に、日本経済や世界の人々に貢献したいと考えています。この事は非常に困難であると考えていますが、「世の為人の為何かできる事はないか」という貴社のビジョンと一致している部分があると考えており、貴社はこのビジョンに向けて困難でも取り組み続けていかれているので、その中であれば私のビジョンも達成できると思いました。また、私の困難に粘り強さも、困難があっても流れに身を任せるのではなく、自分から努力し続けるという点で貴社の「どうなるかじゃない、どうするかだ」というスローガンに一致すると考え、その面でも共感しました。
グループディスカッション 通過
- 実施時期
- 不明
- 形式
- 学生6 面接官不明
- 時間
- - -
- 通知方法
- 不明
- 通知期間
- 不明
テーマ
10年後のHondaが取り組むべきこと
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
かなり漠然としたテーマであり、当日もほとんど情報が与えられない中グループディスカッションに取り掛かる事になるので、自動車業界に関する知識や本田技研工業の考え方などを知っておく必要がある。また、事前にHondaの「ワイガヤ」の精神を体験していただくと明言されているので、わいわいがやがやと常に発言が途切れないように意見を出し続けてたほうが良い。また、面接官の数が多いので、細かい言動までチェックされているようであった。また、ファシリテーターの役割を確りと果たす事で、評価されるようなので、是非とも自分から話を仕切っていくことをお勧めする。
独自の選考 通過
- 実施時期
- 不明
- 通知方法
- 不明
- 通知期間
- 不明
選考形式
筆記試験
選考の具体的な内容
本田技研工業の車種や、各社の車の販売台数を答えさせる問題が出るなどかなりの企業研究が必要です。
1次面接 通過
- 実施時期
- 不明
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 5年目の人事
- 通知方法
- 直接
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
あまりESを見ている感じはしなかったので、面接官は自分の事を知らずにいると言う事を自覚したうえで、30分という時間の中で、どれだけ自分をPRする事が出来るのかという面を見られている気がした。また、どれくらい本田技研工業に入りたいのかという事やストレス耐性があるのかという事も非常に重視しているようであった。自分は、他社との違いをはっきりと言えた事が評価されたのだと思います。
面接の雰囲気
何を答えても、「ふーん」としか言われずにあまり自分に興味が無いような感じを常に出していた。また、志望動機について「別にうちじゃなくていいよね」と言われて、他社との違いを述べさせられ続けた。
1次面接で聞かれた質問と回答
学生時代に注力した事を教えてください。
体育会洋弓部の活動に最も情熱を注ぎました。私は大学に入り、新たな事に挑戦したいと考え、それまで運動経験が無かったので、体育会洋弓部に入部しました。最初は体力もなく中々上達せず、同期との実力差も大きくなりました。負けず嫌いな私はとても悔しく、絶対に追い抜いてやるという強い気持ちを持ち、部内一の練習量を誇る様になりました。しかし、結果はすぐに出ず、試合にも出られず苦しい状況が続きましたが、強い気持ちで諦めずにその努力を継続しました。3年生になると、漸く実力がつき、チームのエースとして活躍すると共に全国大会の最終選考まで残る事も出来ました。私自身の実力がついてくると、次第に周りの事が見えてくるようになり、他の部員も頑張っている事を知り、個人としてではなくチームとして成果を上げたいと考えるようになり、次第にチームでの自分の役割を考え行動するようになりました。
学生時代注力した活動の中でどんな困難がありましたか。
学年間の意見の違いによりチーム一丸となれず、本来の実力が発揮できなかった事です。昨年のチームは学年間での考え方の違いが大きく、私達の代は努力をしているのに結果が出ない人が多い一方、上級生は才能があり努力をしなくても結果が出る人が多かったです。その状況で努力しても結果が出ない人に対して上級生は努力が足りないと指導してしまった為に、その言葉には説得力が無く私達の代は反発しました。その為、部に対する不満が大きくなり、やる気を失う人が多くいました。私は、その時同期と比べて結果が出ていたので、上級生側の立場に近かったので、上級生に多くの人がやる気を失っている事を伝えましたが、その意見は聞き入れてもらえませんでした。その結果、試合ではチーム一丸となって前向きに戦う姿勢が出せず、散々な結果となりました。
2次面接 通過
- 実施時期
- 不明
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 20年目の人事と海外営業
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
ここでも本田技研工業の事を聞かれる質問が多く、特に本田の考え方を前提として答えなければならない質問ばかりであった。その為に、自分は企業研究が進んでいたために苦労はしなかったが、もし企業研究が不十分な場合は非常に難しい質問だと思った。やはり、しっかり企業研究をしてきているかや志望度と言うものを確認したいのではないかという事が伝わってきた。
面接の雰囲気
一応選考ではないこととなっていたので、最初に選考では無いので緊張しないでくださいという趣旨の事を言われ、雑談から入った為に、こちらの緊張も解け、気軽に話す事が出来ました。
2次面接で聞かれた質問と回答
東芝の粉飾決算についてどう思う。
私は、株主やお客様に対する裏切り行為であり、あってはならない事だとおもいました。特にメーカーと言うのはお客様あってのものであり、お客様の満足というものを第一に考え、信頼関係を築いてようやく成り立つ商売であるのにそれを裏切るのはあるまじき行為だと思います。このときは、本田技研工業のお客様の中心に考え方を念頭に置きながら答えました。
本田のイメージはどうですか。
お客様のニーズを大事にされているイメージです。また、そのニーズに対応するために幅白い事に挑戦されているように思います。この時も本田の考え方を意識しながら答えました。
3次面接 通過
- 実施時期
- 不明
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 25年目の人事/20年目の購買
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
ここでは、入社後の事について詳しく聞かれたので、本田でどんなことがしたくて、それに対してどのようなアプローチをするのかということが評価の対象なのだと感じました。また、ところどころ笑い話を交えるなど緊張をほぐす努力をされていたので、その人の巣の人柄を見たいのだと思います。人柄としては自分は明確にビジョンが持てていて、それをはっきりと言える所が評価されたのだと思います。
面接の雰囲気
ここではESの深堀りをされた後に、逆質問の時間がかなり長くとられていたので、会社の事を理解してほしいという感じが伝わってきた。また、人事の方が非常に気さくなかたで、ときどき笑い話を交えてくれるなど、緊張せずに本音を話せた。
3次面接で聞かれた質問と回答
仕事を通してどんな事を実現したいですか。
第一に、移動を快適にしたいです。私は小さい頃から、車や鉄道などで移動する時には常にワクワク感があり、楽しいものでした。しかし、現在の通勤などの日常の移動の様子を見ていると、只の移動手段と考えており、楽しいと思っている人はほとんどいないように思えます。また、発展途上国では原付に3人が乗るなど移動を改善する余地はあります。その為、私は仕事を通して世界中の人々の移動を快適にすることで、移動する事を楽しんでほしいです。第二に、日本の技術力を海外に売り出したいです。私は新興国の台頭などで日本の将来は楽観視できないと思い、日本が誇れるものは技術力なので、それを売り出さなければ衰退するのではないかという危機感を抱いています。また、日本の技術力を売り出すことが世界の人々の生活を豊かにする事に繋がります。この様に日本と世界に貢献できるという点で技術力を売り出したいです。ここでは、本田で働くイメージが確りと出来ているかを問われているようでした。
入社後のキャリアプランはどんなものですか。
まず、国内で営業の基礎を学んだ後に、海外営業に携わりたいと思います。海外営業の販売の業務の中で、製品を販売していく事が、日本の技術力を海外に売り出していく事に繋がる一方で、世界中の人々の移動を快適にすることに繋がります。また、販売として、販売会社と関わっていく中で、お客様のニーズというものを身近に感じる事が出来ると思います。そして、そのお客様のニーズを近くで聞いた経験を踏まえて、営業企画の業務に携わりたいです。営業企画の中で、お客様が本当に求めているものを把握し、それを開発の方と協力しながら、製品として形にしていきたいです。その製品が求められている地域に正確に販売していくことも重要であり、それが両立できたうえで、漸くお客様が本当に求めているものを提供でき、お客様の移動を快適にできると思います。ここでも働いているイメージが出来ているかを問われています。
最終面接 通過
- 実施時期
- 不明
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 人事副部長
- 通知方法
- 直接
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
特に評価をする機会と言うよりも、ただ単純にどんな人柄であるのかという事や、どんな事をやりたいかという事を知りたいだけであると思う。これを元に今後の配属が検討されるのではないかと思う。また、社員の方の自身の就職活動やキャリアをお話ししていただいて、非常に参考になった事を覚えています。面接と言うよりも相談会といった模様。ただし、人によってはきちんとした面接の事もあるようです。
面接の雰囲気
内定を出すということを電話で伝えられてからであったので、全く緊張せずに望む事が出来た。また、担当の方が3次面接と同じ方で、大変気さくな方であったので、楽しくお話をさせていただいた。
最終面接で聞かれた質問と回答
海外はどんなところに行ってみたいですか。
まずは今後の成長が期待されている発展途上国に行きたいです。その中でも東南アジアでは本田の2輪が非常に強い地域であるので、どのような使われ方をしているのかや本田に対するイメージも知りたいと思うので、初めのうちに行ってみたいと思います。次に、北米に行ってみたいと思います、北米は競合も多く非常に能力が試される場所であるために、スキルアップが図れるのではないかと考え、10年目くらいで行ってみたいです。ここでは素直に自分の意見を言いました。
学生時代の経験はどう活かせると思いますか。
部活動の中、チームワークの重要性と困難に粘り強く挑むことの重要性を学びました。社会人になれば学生時代よりもはるかに困難な事に取り組んでいかなければならず、チームワークと粘り強さが求められていくと思います。チームワークについては、私は後輩と親身になり本音を聞き出すことが得意であるので、仕事でも後輩の本音を聞き出し、それを仲介役として上司に伝えていくことでチームを纏め上げ、成果を出せると思います。粘り強さについては、チームの中で私が先頭に立ち、困難に対して粘り強く挑んでいく姿を見せる事で、チーム全体として粘り強く立ち向かう姿勢を引き出せると思います。この二点を活かしていくことでようやく、チームを纏めて、周囲を自分の勢いに巻き込み、粘り強く努力し続ける事が出来、困難な目標も達成できると考えています。ここでも素直に話しました。
内定者のアドバイス
内定に必要なことは何だと思うか
とにかくしっかりと本田技研工業という会社を理解するという事が必要です。その為には、採用ホームページをしっかりと見る事や、OB訪問をするべきだと思います。また、圧迫面接に動じない事が重要です。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
学生時代にやってきた事は様々で、英語のスキルや学歴もあまり関係ないようだったが、みな芯がつよく困難があっても乗り越えられそうな人であって、しっかりと意見をいうひとであった。
内定したからこそ分かる選考の注意点
キャリアディスカッションはしっかりとした面接なので、対策をしていったほうがいいです。また、キャリアディスカッションは抽選と言う体ですが、ESによる選考なので注意してください。また、キャリアディスカッション以外の選考ルートでも普通に内定が出るようでした。
内定後入社を決めた理由
入社を決めたポイント
- 会社のブランド・知名度
- 福利厚生・手当・働きやすさ
- 海外拠点で働きたい
- 会社の規模
入社を迷った企業
三井化学株式会社
迷った会社と比較して本田技研工業株式会社に入社を決めた理由
私が三井化学ではなく本田技研工業を選んだ理由はとしては、私自身の就職活動の軸が移動に関する仕事をしたいという事であったので、素材メーカーで間接的に関わることよりも、自動車メーカーで直接的に関われる事を選びました。また、いざ両方に内定を頂くと、会社の規模や福利厚生の充実というのも気に成り始め、より大規模で待遇面でも恵まれている本田技研工業を選びました。また、人事の方が親身になって相談に乗って頂いた事も一つの決め手となりました。
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本田技研工業の 会社情報
会社名 | 本田技研工業株式会社 |
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フリガナ | ホンダギケンコウギョウ |
設立日 | 1948年9月 |
資本金 | 860億6700万円 |
従業員数 | 194,993人 |
売上高 | 20兆4288億200万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 三部敏宏 |
本社所在地 | 〒107-0062 東京都港区南青山2丁目1番1号 |
平均年齢 | 44.7歳 |
平均給与 | 831万円 |
電話番号 | 03-3423-1111 |
URL | https://www.honda.co.jp/ |
採用URL | https://www.honda-recruit.jp/ |