【19卒】キヤノンの冬インターン体験記（理系/１dayインターンシップ）No.4962（2019/4/11公開）

結果的に、キヤノン本社で医療機器は作らず、全てキヤノンメディカルでやる方針ということを聞けた。ある意味で、入社をあきらめるきっかけとなり、手間が省けたと考えている。また、キヤノンメディカルの選考フローや、キヤノングループでの医療分野での展望をある程度は聞けて良かったと思う。

もっと事前に、キヤノン自体では医療機器をやらないということを知っていれば良かったと思う。買収における展望をはっきりと調べられていなかったことが痛手である。

上記のように、やりたい分野がずれてしまったため、その分野以外で働いている状況を想像しようとすらしなかった。ただ、社員紹介の機会があり、そういった方々の一日の流れを紹介する場面があり、大方どの方も似たようなスケジュールで進んでいるので、ある程度は想像できるのではないだろうか。

インターンシップに参加し、やりたかったことができないことを知り、仮に受けたとしてもまともな志望動機やＰＲはできなかったであろうと考える。また、本学校ではキヤノンに内定する学生の枠が決まっているとうわさがあり、数多くの学生が受けていることも踏まえ、困難と考える。

キヤノンでは医療機器を造らず、全てキヤノンメディカルに一任するということを聞き、入社しても医療分野には関わることができないと感じたため、志望する企業からは外した。同時に、キヤノンメディカルへの志望を考え、インターンシップの次の日からキヤノンメディカルについて調べるようにした。

2週間のインターンであれば、非常に有利に働くであると思うが、1dayであるならば、選考が少し早まる程度で有利とは考えづらい。また、インターンシップも名札などを付けているわけではなかったので、個人を特定しているとは考えられない。何かアクションを起こしていても、なかなか厳しいのではないだろうか。

参加者全員には、先だって適性試験を受ける権利を与えられる。また、長期インターンでは、いくつかの選考が免除になるとも聞いた。

医療ＩＴ系、または医療機器メーカ系の就職を考えていた。現在の社会問題である社会保障費、医療費の増大から、医療分野において、問題にアプローチをかけ、解決の一端を担うことができればよいと考えていた。また、自分の専攻範囲である通信業界も視野に入れていた。まもなく5Ｇの時代が到来することで、比較的に業界が成長すると考え志望していた。

キヤノンメディカルに医療全般を一任すると聞いて、キヤノンメディカルに非常に強い興味を持ったが、学内で行われる企業説明会において、キヤノンメディカルから、学部生はほとんど採用せず、修士の採用がほとんどだと聞かされ、キヤノングループへの就職はあきらめた。結果、情報と医療のどちらにも関わりたい思いから、医療ＩＴ系の企業を中心に受けることとなる。