【世界を照らす光の力】【20卒】キヤノンの冬インターン体験記（理系/製品事業別1Day インターンシップ）No.4424（茨城大学大学院/男性）（2019/3/13公開）

もともと光学機器を扱っている企業に興味があったが、そのなかでもグローバルに展開している超巨大企業の雰囲気はどんなものなのか、どんな人が働いているのかを知りたかったから。また、興味がある製品事業に関して実際にどんな仕事をしているのかを知りたかったから。

ESには全力を尽くした。３００文字程度の項目が3つほどあったが、全て文字数ぎりぎりまで書いた。学会のアブストラクトなどと同じで、読み手を意識して書くことが重要だと思う。

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1日目にやったこと

企業説明、事業所紹介、製品説明、事業所見学、グループワーク、座談会など盛り沢山であり、かなり疲れた。グループワークは製品の原理を理解していないと難しいもので、事前にホームページなどで予習をしておくと良いと思った。

事業部の社員、部長職

なし

グループワークの答え合わせのような形式で、全体に対しての説明はあったが個々へのフィードバックはなかった。またその説明も難解で物理を専攻していない学生には厳しいのではないかと感じた。

グループワークでは専攻が異なる学生とも協力して作業を進めていく必要があるが、考えかたや文化が違うので苦労した。また、事業所がかなり広いため見学ではたくさん歩かされて大変だった。また基本的に自分のメモ帳を使用することは禁止され、渡された一枚の紙にメモをすることになるため、バインダーがないと苦労する。

座談会の時間が長かったため、企業の雰囲気や仕事の進め方を詳しく聞くことができた。一番良かったのは、自分の性格や考え方はこの企業には向いていないということが分かったこと。これは企業HPや口コミサイトではわからなかったことであり、実際に足を運んだからこそ感じることができたのだと思う。

製品について、深く専門的な話をされるので、HPなどで予習をしておけば、実施に話を聞いた際にしっかりと理解ができると思った。

働き方として常にチームで行動しているため、スケジュールの管理が自分ではできない点。朝は体操から始まるなど、会社の小さな歯車になってしまう感が強く、そういう働き方は自分には向いていないように感じた。また、冗談の一つも言わないようなかなりまじめな方が多く、働いていてあまり楽しくなさそうだと感じた。

自分の性格や考え方が、この企業の雰囲気や仕事の進め方とは合わないように感じたため、性格審査の段階で落とされるんじゃないかと思う。また、競争率が高いだけでなく高学歴の学生や意識が高い学生が多く受けそうだと感じたため、その競争に生き残れるかどうかはわからない。

他の企業に比べて、学生の扱いが雑なように感じ印象が下がった。また対応する社員が無駄に多く、全体的に段取りが悪くグダグダしている印象で、部署間での連携が全く取れていないと感じた。また、プリンター、複合機が主力商品であるが、業績は伸び悩んでいるらしく、これからの時代のなかで伸びていくとも考えずらいため志望度は下がった。

本当に選考があったのかと思うほど参加人数が異様に多く、とても一人一人の学生を見ているとは思えなかった。また、選考に関する説明は何もなかった。ただ名札は付けられるため、落とすためのチェックはしているかもしれない。

日本の産業を支える仕事がしたいと考え、素材メーカーや測定・分析機器メーカー、分析会社など、業界を細かく絞らずに様々な企業について調べていた。また、中小企業・大企業のどちらに入るべきか決めかねていたので、企業規模では絞らずに、製品や事業に魅力を感じるかどうかを基準に考えた。また企業に入ればどうせ勉強することになると思い、専攻でも絞らなかった。

部署がカンパニー化しており連携が上手く取れていない、上が詰まっており出世が難しそう、製品に対して自分が関わることができる領域がかなり狭い、などなど超巨大企業であるが故の問題点を感じることができた。ものづくりをするならば、製品に広くかかわりたいと自分は考えていたため、大企業は自分には不向きだと感じられた。そのため今後の就職活動は中堅企業に絞ろうと考えることができた。