
23卒 本選考ES
技術系
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Q.
困難を乗り越えて成し遂げた経験を教えてください。(300~500)
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A.
研究において困難を乗り越え、現時点で4回の学会発表に至る成果をあげた。 私は通信インフラ構造物の防災に関わる研究をしており、主に地震時における通信インフラ被災の数値シミュレーションに取り組んでいる。その解析において解析ソフトの数値計算手法が難解かつブラックボックス化しており、入力条件や結果の妥当性評価が困難という課題があった。この問題に以下の2つのアプローチをした。 1つ目は理論の学習だ。難解な計算手法について大枠を掴むために多くの教科書を読み、さらにそのアルゴリズムをもとに自身で簡易的なコーディングを行うことで理解に努めた。2つ目は解析ソフト使用の熟達だ。類似したソフトを使用している論文を参考にし、時にはソフトの開発者と連絡を取り勉強会を開催して頂いた。 この2つのアプローチが結びつき研究に大きな進捗が生まれ、その情報をメンバーと共有することで研究室全体に貢献し、個人としても大きな成果を生み出すことができた。 続きを読む
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Q.
ICTであなたが変えたい世界を教えてください。(300~500) また、内容に以下3点を含めてください。 ①変えたい世界と、そう考えたきっかけ/背景 ②実現するうえでの課題と、ICTを活用した解決策 (ICTは現存するものでなくてもかまいません) ③実現できた場合の価値 (誰/何に対してどんな影響があるのか)
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A.
ICTを用いて「ムダのない世界」を実現したい。 こう考えるのはコンビニエンスストアにおけるアルバイト経験による。現状として私が働いているコンビニでは毎日大量の商品が廃棄されており、数万円単位の損害としてオーナーの負担になっている。この現象はコンビニのみならずあらゆる小売店で発生しており、商品のみならず大量のデータもムダとなっている。これを解決できればビジネスの面では利益や在庫効率向上、環境の面では廃棄による負担削減といった形で貢献ができるはずだ。 解決策として「店舗をつなぎ、全てのデータを活用する」が挙げられる。コンビニを例に出すと、全店舗における販売や廃棄に関するデータを収集し分析を行い、明らかとなった傾向を店舗ごとの入荷に反映させるといった形となる。 貴社で働くうえでは「社会のデジタル化」を推進することで、上記を含む社会課題を解決し社会に貢献したい。 続きを読む
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Q.
半年以上の浪人・留年・留学の経験がある方、または既卒(2023年3月以前に卒業)の方は、差し支えない範囲で、経緯とその経験から学んだことを教えてください。(500)
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A.
私は高校時代に大学受験で失敗し、1年間の浪人を経験した。現役時代の反省を踏まえて以下の2点を意識して学習に取り組んだ。 1つ目は全体像を掴むことだ。現役時は8月下旬の部活動引退後から対策を始めたため焦りを感じ、闇雲な学習をして科目ごとに成績が大きく偏っていた。改善としてまず高等学校のカリキュラムを確認し計画を立て、その何割を達成できているのか確認しながら学習を進めた。 2つ目に基礎を極めた。高校時代は上記の焦りから公式暗記や受験テクニックに頼り、かえって勉強量が増え応用が効かない等の問題が生じた。浪人時は各科目で1冊の教科書に1年間取り組んだ。特に公式は暗記するのではなくその都度導出した。公式の導出過程にこそ基礎が詰まっていると考えたからだ。 結果としてセンター試験得点率は一年間で約15%向上し希望する大学への進学を達成した。この経験からまず全貌を把握して計画を立てることと基礎の重要さを学び、大学での授業や研究活動に活かしている。 続きを読む