21卒 インターンES
臨床開発職
21卒 | 上智大学大学院 | 男性
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Q.
あなたの過去の「リーダーシップ経験」についてご記入ください。その際、所属していた団体や役職があれば内容がわかるようにご記入ください。(10〜600字)
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A.
私が研究している細胞性粘菌ではCRISPR-Cas9を用いた遺伝子編集の成功例がほとんどありません。従来法では時間がかかり、形質変換効率も低いことが報告されています。そこで、CRISPR-Cas9 systemを研究室に導入することを目的にチームを立ち上げ、そのリーダーとして再現性の高いプロトコルの確立に注力してきました。昨年、細胞性粘菌におけるCRISPR-Cas 9を用いた遺伝子編集に初めて成功したという論文が公開されました。私は自分の研究室だけでは分子生物学的知識に限界があると考え、その論文を公開した大学の研究室に連絡し、共同研究にこぎつけました。しかし、共同研究の初期は、私は実験があまり進んでいないことに悩んでいました。原因として、教授同士の連携が取れていないことが挙げられました。私は教授同士の連携を取りやすくするために、研究室で購入する必要がある備品・試薬、作製した変異体の扱い、両方の大学で用いている培地・細菌株の違いをまとめて、お互いの教授に逐一報告しました。また、分子生物学の知識を補うために移動時間は論文や共同研究先のプロトコルを見るようにしました。共同研究先で教わった、論文には書かれていない実験のコツなどをもとにプロトコルを作成した結果、それぞれ異なる遺伝子をノックアウトした変異体作製に成功し、CRISPR-Cas 9 systemを研究室に導入することができました。物事を円滑に進めるには報連相が重要であることを学びました。 続きを読む
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Q.
あなたの過去の「困難に挑戦し乗り越えた経験」についてご記入ください。どのように乗り越えたのか、がわかるようにご記入ください。(10〜600字)
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A.
私は小学校1年生の時からサッカーを続けています。私は高校2年生の夏から3年生の夏の大会まで怪我に悩まされました。オーバートレーニングで太もも裏の肉離れが癖になっていたのです。高校卒業後、再びプレーが出来るように週に3回リハビリに通い続けました。そこで提供されたリハビリメニューと、自分であらかじめ測定しておいた筋肉量のデータを比較しました。自分の筋肉は全体的なパンプアップが必要で、下半身と上半身の筋肉量の差から、体に負荷がかかり肉離れを起こしていると分析しました。ある程度体が動かせるようになった後はジム以外でもトレーニングを行いました。学校がない休み期間は毎日走り込みやアジリティトレーニングを欠かさず行いました。夜寝る前には体のバランスを保つために体幹トレーニングを行いました。また、けが防止のため練習前のストレッチは欠かさず行いました。さらに戦術理解度を補うためにJリーグ、海外のプロサッカーリーグの試合を空いている時間に見るようにしました。そこで気づいたことや学んだことはノートに細かく記録しました。努力の結果、社会人県2部でプレーを再開し、レギュラーとしてチームの1部昇格、天皇杯神奈川県社会人選手権ベスト4、全国クラブ選手権神奈川県大会優勝、全国クラブ選手権関東ベスト8に貢献することができました。セルフリーダーシップの精神で物事に取り組む大切さに気づいた瞬間でした。 続きを読む